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臓物つめつめ。無心につめつめ。〜分身ふなっしー内臓つめキット

死ぬほど忙しい11月でした。noteを更新する余裕皆無でした。月の残業時間が50時間超えたの、初めてかも。やってもやっても終わらず、やっと1ヶ月かけて追いついて、落ち着いた…!と思った途端に体調崩しました。
いやはや。2日寝込んだ。ようやく起き上がれたけど、トータル4日ほど不調が続いてしまい、やむなく当面の予定を全キャンセル。

それでも会社には行くんだよなあ〜社畜…
はー。少しのんびりしたいです。

てことで。

先日買った南三陸ミシン工房さんの「分身ふなっしー内臓つめキット」を休んでる間の手慰みにやってみました。

南三陸ミシン工房

南三陸ミシン工房さんは、東日本大震災のあと、南三陸町の女性達の生活・生きがい支援のために始まったNPO法人です。

東日本大震災をきっかけに、被災した女性たちと彼女たちを支えるボランティアが支援物資のミシンを仕事や生きがいにしていくために立ち上げた団体です。

「南三陸ミシン工房」サイトより

なんかごちゃごちゃ外から説明するより、詳しくはサイトをぜひ読んでほしいのですが、私がこちらの団体を知ったきっかけは、ふなっしーでした。

ふなっしー

ふなっしーも東日本大震災をきっかけに地域を元気にしたい思いから地上降臨してご当地キャラとしての活動を始めていて、その際に南三陸ミシン工房さんに自身のぬいぐるみ製作を依頼。以降10年近いお付き合いの中、現在もふなっしーに関する商品をたくさん作ってくださっています(当時はオフィシャルグッズ、現在はライセンス商品)。

分身ふなっしー


その、最初に依頼した「分身ふなっしー」。
当初はほんとに買うの大変でした。南三陸ミシン工房さん自体がまだ家庭用ミシンと手縫いで小規模で運営されていた頃で、少数出来上がったものがオフィシャルサイトにアップされてすぐに必死に申し込んでも在庫切れで買えなかったー!ってなことの連続で。大人気でした。

その後、ふなっしーLANDも始まって様々なオフィシャルグッズもでき、南三陸ミシン工房さん自体も体制を整えていき、今では流通は落ち着いてきたかな、と思います。

うちには落ち着き始めた頃に手に入れた分身ふなっしーちゃんがいます(初代はとうとう手に入らなかったー!)。パッケージには南三陸の子どもたちが描いたふなっしーがたくさん。あまりに可愛くて実は開けてない。
刺繍ミシンが導入される前なので目や口が刺繍ではなく、プリントです。今、販売されている分身ふなっしーは顔が刺繍なんですよね。

左が旧・分身ちゃん。右が今回の臓物ちゃん。

南三陸ミシン工房さんはこのところよく東京にもフェアなどでいらしていて、今年の6月にはこの分身ふなっしーの内臓、つまり、中綿を自分で詰めてみましょう、というワークショップが開催されました。参加できなくて残念だったんですが、その綿詰めキットがオンラインでも販売されることになりました。やったー。

ということでオーダーしてみた次第。

きゃー、はだかんぼうのふなっしー!おヘソがあるんですね。

箱を開けたらいきなりヒャッハーヾ(。゜▽゜)ノ

綿を詰める前はぺしゃんこです。
このキットだとふくらみ加減とか、プリケツ加減とか、自分の自由にできるのでお好みのオンリーワンの分身ふなっしーができる、というわけです。

のし餅みたい…(笑)

中綿は、ミシン工房さんで用意してくれたつぶ綿です。もちろん好きな綿に替えてもよし。

つぶ綿だとムラができにくいんだねー

では、さっそく無心に詰めていきます。臓物つめつめ。
左側の腰のあたりに小さな口が開いているのでそこからせっせせっせと詰めていきます。

綿の詰め加減って難しい

まずは脚から。割と強めに多めにギュッと入れて大丈夫。少ないとペランってしちゃう。

この量、果てしなく感じる

1/3つめたくらいでこんな感じ。まだまだペラペラです。もっと無心に詰めていけッ。
まんべんなく詰めては整え、詰めては整え。長い棒などで隅の方まで詰めていって、最後に梨友大好物の「プリケツ」、お尻を膨らませていきました。

つぶ綿のみでこのくらいは膨らむ
つぶ綿、細かいとこまで入れられていいなあ

さあこれで全部入れ終わったよー。

いいプリケツだ

最後に入れ口を縫い閉じます。
あえて、持ち歩いたときに何かあっても自分のだとすぐわかるように水色を使いました。どこかに名前を刺繍してもいいかもなー。

お洋服を着せて、かーんせーい。

棒は綿詰めに使ったマドラーです

自分で詰めたと思うとなお愛しいわあ。

我が家のふなっしーたちとご挨拶。分身ちゃん、小さい方なんだな(押入に並べてるので背景がアレなのはまあご勘弁を・笑)。

左ふたつは懐かしの一番くじの2号と1号。
上からの圧が凄い

カパルパイセン、よろしくなっしー(。゜▽゜)

せっかくなので、その前に買っておいた、ふなっしー10周年記念のマントもこの子に着せました。かっこよ!



はー、楽しかった。
詰め終わるまでは30分ってとこかな。手軽にクラフト感覚が楽しめて、かつ、自分だけのふなっしーを作れる喜びもあって、楽しいキットでした。

南三陸ミシン工房さんで生まれるふなっしーグッズって、どの子もなにか雰囲気がやさしいです。分身ちゃんしかり、ポシェットやサコッシュ、ティッシュカバー(このティッシュカバー、たまたまカラーリングがウクライナ国旗と同じだったので、そういう理由で買う方も多かったようです)、どれも丁寧に作られているのがわかり、手に取ると胸があったかくなります。

ふなっしーばかりではなく、オリジナル柄のかわいい「がんばっぺしポーチ」(とても丈夫で何年も使ってました。紛失しちゃったのでまた買わなきゃ)、SMAPファンの皆さんとの縁から生まれた五つ星シリーズなど、たくさんの商品があります。
興味のある方はぜひお求めあれ。

これからもあたたかい作品がたくさん生み出されていきますように!

いただいたサポートは私の血肉になっていずれ言葉になって還っていくと思います(いや特に「活動費」とかないから)。でも、そのサポート分をあなたの血肉にしてもらった方がきっといいと思うのでどうぞお気遣いなく。