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雲南市久野地区のレジャースポット案内

今回は、地元ケーブルテレビの取材を2回に渡って紹介します!
放送日 令和6年4月
インタビュアー 雲南夢ネット 大坂さん
対談 久野地区振興会 会長 落合さん
   かみくの桃源郷 代表取締役 中西さん

久野地区の紹介

大坂:地域の魅力や取り組みなどをご紹介すると、今回は雲南市大町地区にやってきました。
今月は豊かな自然に囲まれた清流の里
かみくの桃源郷や権現山の中にある隠れたスポットをお伝えします。
地域の魅力発見、今回は大東町久野地区の紹介です。
久野地区は、雲南市大東町人口約480人の地区です
久野地区は、奥出雲町でたたら製鉄が盛んだった時代、鉄が運ばれる輸送路の要衝でした。
平成26年3月久野地区の教育や地域づくりの拠点として役割を果たしてきた久野小学校が閉校。
近年は若者の流出などにより、一人暮らしの高齢者や夫婦だけの世帯が増えるなど高齢化が進んでいます。
こうした中、地域自主組織久野地区振興会では、高齢者の支援や防災活動、自然の良さを活用した交流活動などに取り組んでいます。

対談(久野地区振興会 会長 落合さん)

大坂:久野地区振興会の落合会長です。よろしくお願いします。
落合:よろしくお願いします。

久野地区振興会 落合会長インタビューの様子

大坂:久野地区振興会ではどういった活動をされているのでしょうか?
落合:久野地区では5年スパンで地区計画を策定しておりまして、第2次地区計画と言うことで、2022年から27年を期間として定めております。『笑顔でつくるふるさと久野』ということをキャッチフレーズに、地域防災、それから高齢者支援子育て歴史・文化農業・林業交流の6つのワード設けて、様々な取り組みをしております。高齢者支援ですと10自治会がありますが、8つのサロンで2ヶ月に1回活動しておりまして、それから年1回の合同サロンで、地区外へ出向き現地学習をしたり、とコロナの時期は久野交流センターで健康講座の後、演技を楽しんだりしました。
それからこれは10年続いていますが、『男の健康道場』と言って、雲南市民病院の大谷先生をお招きして、タイムリーな健康講座を開いていただき、又終わってからお楽しみをしています。それから、子育てとなりますと、らくちんクラブということで、地区の子供さんと地区内外の子供も一緒に、季節のいろいろなもよおしをしながら子どもさんと一緒に楽しむ活動を行っています。世代間交流では、今年もしましたが正月に餅つき会と豆まきを、子どもさんと高齢者さんと一緒に楽しむ事業も行っています。
歴史文化では、5年に1回の神事として花傘船屋台神事がありまして、花傘を一緒に作ったり、一緒に参加をしたりと、伝統文化を次世代に繋げて行けたらというような事業も行っております。
農業林業では、休耕田がたくさんありますが、去年からひまわり迷路を作ってはということで、試作にあたっているところです。それから農作業講習なども行っています。
交流の面では、ちょうど三郡山という標高800mの山があり、この山は、安来市や雲南市、奥出雲町3つのちょうど重なった場所に位置しています。毎年交流登山ということ2市1町でみなさんと一緒に山登りしたりしています。
かみくの桃源卿では、県の自然遊歩道がありまして、おととし整備させていただいて、去年の春に。遊歩道を散策し、その後、久野交流センターで山野草の天ぷらをして、たくさんの方にお越しいただいて、楽しんでいただきました。
この交流センターが令和元年にできたんですけども、この施設をたくさんの人に利用していただきたいということで大学生から「クノフル」という名称をつけていただいて、この場所で久野交流センターまつりをしています。このようにさまざまな事業を通じて久野を元気にしたいと思っております。
大坂:ほんとにあの環境を生かした活動をたくさん行ってらっしゃると思います。
ちなみに、この地区には、どんなスポットがあるのでしょうか?
落合:久野交流センターから、2km安来よりのところにかみくの桃源卿という場所がございまして、キャンプ場とかコテージとかあります。そこでは長谷川がありまして、川遊びできるような場所もございますし、ちょっと高いところに古民家を利用した『清流の館』がありますので、ぜひお越していただけたらと思います。
大坂:よろしくお願いします。

かみくの桃源郷

かみくの桃源郷(長谷川)休日には、川遊びの家族で賑わう
キャンプ場の他にもコテージがあります
ツリーハウスの滑り台は、子ども達に人気です

対談((株)かみくの桃源郷 中西さん)

大坂:美しい自然と、清流に囲まれかみくの桃源郷にやってきました。
ここには『オオサンショウウオ』が生殖する長谷川が流れています。長谷川には憩いの川辺テラス、ふれあい水辺が設けられ、子供たちが水遊びや水中の生き物を観察できます。清流沿いにはおよそ2kmにわたって自然を観察できる遊歩道があり、四季折々の風景が楽しめます。また桃源卿では旬の季節野菜を使った田舎料理が味わえるお食事処『清流の館』があります。また、昔の農具を展示した歴史資料館もあります。キャンプ場やコテージ、バーベキューハウスなど宿泊施設も充実していて、自然の中でのんびり過ごすことができるレジャースポットです。

(株)かみくの桃源郷 中西さん

大坂:株式会社かみくの桃源郷代表の中西さんです。よろしくお願いします。
中西さん、このかみくの桃源卿本当に素敵な環境にありますね。
見どころというと
中西:それはやっぱりキャンプ場だと思います。皆さんが1番来て利用されるのはキャンプ場だと思います。
大坂:自然も大変豊かな場所にありますね。
キャンプ場はだいたいどのくらいの広さがあるのでしょうか。
中西:だいたい約7000平米くらいですね。全体の約3分の1がキャンプ場です。
大坂:いいですね。この施設を利用する際にどういった設備が完備されているのでしょうか?
中西:テントはもちろんですし。今ここから見えますように、コテージが4棟ほどございますので、これを活用される方もたくさんおられます。
炊事道具なんかも全部用意しておりますので持ってこられなくても、こちらの方で準備してありますので。ご活用いただけると思います。
大坂:先ほどコテージも4棟あると言う話がありましたけれども、ファミリーで楽しめる場所となってますが、この他にも、ちょっと高いほうに、『清流の館』があると聞きました。
中西:川を挟んで向こうになりますけど、久野にあった古民家を移築して、それを『清流の館』として整備をして今活用しているところです。
大坂:こちらはなんですか?
中西:お食事はもちろん地域の食材を使いながら、配食弁当も毎週行っています。土日祝日には飲食店としても営業しておりますので、ぜひ活用していただきたいと思います。
茅葺き屋根というのも珍しいですが、和食を提供しています。当初からここはヤマメの養殖もしておりましたので、それが1つのメインになっておりますので、ご希望があればヤマメを焼いてお出しすることもできますのでぜひご用命いただければと思っています。
今日は大坂さんにヤマメを試食していただきたいなと思い、準備していますのでぜひ清流の館に行ってみましょう。
大坂:はい、ぜひ!

清流の館

お食事処「清流の館」(かみくの桃源郷)

大坂:清流の館にやってきました。
中西さんほんとに素敵な環境にある場所ですね。
花桃も素敵でしたし、そしてこの館の雰囲気や囲炉裏が素敵ですね。
中西:ありがとうございます。

清流の館での取材の様子

中西:この建物は地区内に新築をされるという事で、ちょうどここの桃源卿ができるのに合わせてそこから移築して30年が経ちます。この囲炉裏もその当時あったものをこうしてつくっていただきました。今日は大阪さんにヤマメを食べていただいて、雰囲気も味わっていただこうと思います。

ヤマメの試食の様子

中西:どうぞ
大坂:ではいただきまーす。
すごいしっかり焼けてますね。ではいただいてみたいと思います。
んーおいしい
甘いですね、さっぱりとした味をしていますけどお塩が効いていて
甘みのあるしっかりと身の詰まったヤマメですね。
美味しいです。
中西:ありがとうございます。
ヤマメは夏でも18度上回ると育たないというところで、この長谷川は、ご承知のように三郡山の800m位の高いところから水が流れてきているので、その温度は何とかクリアできており、養殖ができるということです。
大坂:ヤマメがしっかりと育つのにいい環境であるという事なのですね。

春には桜と花ももが咲き誇る

中西:この桃源卿ができてから、約30年になりますが、桃の花のがあるわけですけど、その当時、この地区内に桃の花の苗を配って植えていただいたという経過もありました。最近になって、桃源郷にもだんだんと花が見頃になっているところでございます。花ももの満開の時期に皆さんおいでいただければと思います。


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