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スポーツのルールって

スポーツのルールってどこまで書くべきなんだろう?

サッカーの町田ゼルビアのニュースをちらほら見かける。見てるとなかなか面白かったので、書いてみる。

元々、青森山田高校の監督がプロチームの監督に就任したことを知って、面白いことをするクラブチームが出てきたんだなというのが最初の印象。

さらにJ1昇格、J2優勝と華々しいニュースが並び、クラブとして、いわゆる「賭けに勝った」といっていいのか、フロントの慧眼といっていいのか。とにかく、創意工夫が実ったという所だろう。

ただ、主にJ2の他のチームのサポーターや、試合を見てきた一部サッカーファンからの評判はあまりよろしくないようだった。

とはいえ、気に入らない戦術、気に入らないプレースタイルは、見方の違いといえる範疇だからよくあることだろうと思う。例えばラフプレーが多いなんてのは、技術不足、精神的未熟、あるいはやり方が汚いと受けとる人もいれば、全力プレーの結果であり、勝つための戦略でもあり、戦う姿勢を見せてくれていると感じる人もいるのではないだろうか。

次に目に付いたのは、PK時にボールに水をかけてる様子。
これに関しては、正直水をかける意味がわからない。ボールに不満や違和感を感じたのであれば交換を申し出ればいいのに。

技術不足を補うテクニックとして活用してるのかもしれない。精神的な不安を切り替える手段かも。だけど、ボールに対する細工だと思うんだが、どうなんだろうか。

野球ならおそらく注意を受ける行為だと思う。もちろんマウンドに水なんか持ち込めないのだが、粘着物質の付着などと同じボールに対する細工、あるいは準ずる行為として認定されてもおかしくないと思う。

サッカーというスポーツにおいて、ボールは最も公平であるべきだと思う。意図的な改変を試みるべきではない。というのがこの行為のいまいち納得できない理由。

この話題を見ていた時に気になったのが「ルールに書いてない」という意見。確かにそうだけど、それは「何をやってもいい」ということではない。醤油かけてもいいのか?

ただし、ボトルには水以外を入れて置いてはいけないといったものはあるかもしれないけど。
だとすると醤油は使えないか。ルールに書いてあるんだから。

では、傍に置いてあるタオルに仕掛けるのはどうだろう。内側に油を仕込んで、ボールを拭くふりをして油でヌルヌルにすれば。
これはどうだろう?果たしてルールに禁止事項として記載されているのかどうなのか。

話を戻して、ルールになければいいのなら抜け道なんていくらでもある。
大体スポーツのルールなんてものはあえてあいまいにしている部分があると思う。細かすぎても緩すぎても問題がでてくるのだから。人それぞれに感性があって同じ出来事でも違う感情を持つことがある以上すべてをルールとして定めてしまうなんて無理がある。
だけど、だからこそ根本的な部分にしっかり当てはめて考える必要がある。
先にも述べたが公平であるべきものを改変するべきではない。

私は受け入れられない行為だなとなっていた所にまた話題が。

何やらピッチの傍にタオルを置いて、それを相手チームが妨害?したらしい。怒ってました監督さんが。

ピッチサイドにタオルを置く、おそらくロングスローを使用する時に使うのだろう。これは細工というよりは準備に属する行為だと思うので。それは怒ってもいいかと思った。昔見た試合でロングスローの前にユニフォームでボールを拭っているのを見て、それ意味ある?となっていたので、それに比べると理解できる。

ただ、若干気になったのは、もう少しピッチから遠ざけて欲しいかな。ボトルよりもう一段下げてもらいたい。プレイエリアを考えると、線審のことも考慮に入れておおよそ人二人分位のスペースが欲しい。あのボトルの置いてあるエリアまでが潜在的な最大プレイエリアだと思うので、そこに物は置かないほうがいいかなとは思う。イメージは、ボールをギリギリタッチラインで残した時に勢いのついた選手が止まる際の足元に物が無い方がいいのかなと。
もちろんスタジアムによってそのスペースが取れる、取れないはあると思うけど。

ついでにもう一つ。ACL の事はどこまで考えてるのだろうか?、海外のチーム相手にあのやり方で度を過ぎると報復対象になる危険性が増すと思うけど。ケガは怖いですからね。

まとめ


「ルールに書いてない!」「誰が違反だといったんだ!?」は
「何時?何分?何秒?地球が何回回った時?」とよく似ている。


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