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第19回 #書き出し祭り 1-2「鏡映しの忌み子と、鰐の花婿」の裏話

 はい。さとね様曰く問題作。上等でやんす。悪名は無名に勝るんですから。傑作は書けない以上、奇作、怪作でも話題狙ってイケーなしるなさんでした(手癖バリバリ…というか、なにも考えずに書いて提出したのはいいものの、本戦始まったあとに変態書いてるな、自分、となってました())


作品あれこれ

ジャンル

 前回の書き出し祭り同様、これ、お前の作品なのか!と思われた方もいるのではないでしょうか。今回は
『因習×ホラー×恋愛』
 で攻めてみました

 とはいえ、慣れないものを作るべからず
 なかなか設定が思うように作れず、三か月前の時点で何度書き出し祭りの参加権を返上しようかと思ったことでしょう(このセリフ、ちょうど一年前にも言った記憶ががが)
 ですが、今諦めてはたぶんこの先一生、書くのができなくなると思って粘ってみることにしました

 じゃあ、なんでこんななれないものに挑戦しようとしたかというと、第16回書き出し祭りで南雲皐様が書かれていた『婿入りの宴』と書き出しコロシアムで東雲藍様が書かれた『神が来たりて、人を食む』がすごく面白く、自分でもこういった作品を書いてみたいなという出来心です(真顔)

 恋愛を入れる必要があったのかというところですが、戌成の存在意義として、ただの探偵役だと立ち位置がぼやけてしまう危険性があったので、儀式のキーパーソンであり、だれからも必要とされなかった卯咲を想う男性としてセッティングし、物語の原動力として恋愛要素を入れました

タイトル

 タイトルはなろう系でも恋愛系でもないので、いたってシンプルにしたく、儀式と絡めたうえでどうするかと考えたとき、短歌かなとも思いましたが、私にはオリジナルで考えるおつむはないので、まんま三人(二人)を指す言葉にしました
 ただ、それだけです

 ちなみに”わに”ですが、下記に記した通り日本神話ベースなので、本当はサメ(=shark)ですが原典?のままワニ(和邇など)にし、誤読も生むとわかっていましたが、日本神話ベースであるという強調の意味も含めてあえて漢字で鰐にしました
(連載の予定はないですが、連載する場合でもこのままのタイトルでいくと思います)

あらすじ

 めっちゃルビで字数を食ったw
 久しぶりですね、この感覚
 これでもかなり削ったのですが、結構キツキツでしたし、一部書き足りないネタもある

 理由は単純
 ベースとして日本神話を入れたかったので、それで神様の名前とか村の名前とかを入れていたら大変なことになりました

 ついでに『食べる』はカニバリズムの意味ではなく、単純に『殺す』の意味ですね

本文

 どこから書くか悩みましたとも
 だってさ、日本神話不得手な人間が書くんだよ?

 タイあらのときにこうおっしゃられた方がいたんですが、まさにその通りと頷いていました
 本当は最初のあたりから儀式の内容とか、伝承の内容とか書きたかったけれど、たぶんそしたら卯咲と戌成の出会いとか端折らなければならないので、そちらは出会ってから書けるだろうというのも込めて、出会いを中心に書きました
(まあ伝承系には死人はつきものだから、死体転がしておけば何とかなると思った、とは口が裂けても言えない)

 なので、1話目である今回の書き出し祭りではまったく読者にやさしくない書き方(まったく伏線回収していない)んですよね。なのに、日本神話ベースのネタというだけでほいほいと
 なんか、すんません

 後述しますが、普段は気の強い女性が大好きマンなので、キャラ設定がダメでしたね。それによって戌成がただの変態野郎

登場人物

 今回は苗字が地名名前に十二支を入れてます

・水主戌成いぬなり
 最初は明酉あきながとする予定だったのですが「戌」「成」が似ているよなとふと思い立って、そのネタでエピソードを入れるという前提で戌成になりました
 本当は『神が来りて~』のように、毒舌キャラにしたかったのですが、あまり…どころか、まったくできなかった。ただの変態天然野郎です。反省。どうやったら毒舌キャラを書けるんですかね

・姫池卯咲
 最初は飛び降り自殺(未遂)させるつもりだったんですが、なにを持ってその契機になるかが書けなかったので「自分自身で髪色のルーツを探している子」という描写だけにとどめました
 普段は気の強い女の子が好きな作者なので、自分から進んではなにもしない女の子を書くのが大変だったかな

・姫池悠巳
 卯咲と血のつながりはないです(最重要)
 どちらかというと、戌成のほうが近い気がする
 戌成の目の前から消えたのは当然、儀式のため(当時の“火遠理命ほおりのみこと”は明酉であり、序盤の描写は彼女視線です
 で、どんな異形になったのかというと……決めてません()
 まあ、蛇かな?

明酉あきなが

 やがて対立する人。設定時は特別、血縁関係を意識していなかったのですが、戌成の父親、としてもいいかもですね

 ちなみに最初、名前を丑久保にしていたのですが、戌成を戌成としてしまい、また苗字だったので、共通項として名前をそろえたいなと思ってしまったため、明酉という名前にしました
(提出後、丑久保にしたまんま提出したと勘違いして、やっばとか思っていたのですが、杞憂でした)

細かい?ネタ

日本神話について

 もともとは世界史専攻(理系)の女。壬申の乱あたりからしか日本の歴史は知らないんすよ。日本神話ってどこから漁りゃいいんですかね!?状態で「日本神話 女神」とか「生贄 伝説」などとずっとググりました

 最初は、
・奥津比売
・神功皇后
・奥津島比売命(宗像三女神の一人)
・玉依姫
 あたりで書こうと思っていたのですが、豊玉姫のほうがなんかこう、ドラマチックだなーと思ってしまったんですよね
 ついでに玉依姫だと某商業作品とネタ被りと思われそうで、あえて避けました

 なので、海辺の村でもないのに豊玉姫を採用したのですが、まあ、もしツッコまれたら、もともとは海辺だったけど、地殻変動で山ん中になったとでも言い訳するつもりでした

 神崎さんのタイあら感想配信で、はじめてリアタイ&コメント送った私なのですが、もう初っ端に読まれて、しかも深く突っこんでいただいて、もうニヤニヤが止まりませんでした
 …コホン。閑話休題ですが、まさに深く考えていなかったこともあり、ご指摘いただいた通りたしかに逆ですね
・豊玉姫→海神わだつみの娘
火遠理命ほおりのみこと→山幸彦、ニニギの三男

三股祭について

 静岡県に伝わる三股淵の生贄伝説をモデルにしています

狐面について

 とくに意味はありません
 猿面だろうが、能面だろうが、般若面だろうがなんだってよかったんですけれど、一番なじみ深かったのが狐面だったので、これを採用しました
(最初猿面だったのですが、諸事情で狐面に変えたんですよ。で、提出後、猿面にしたまんま提出したと勘違いして、やっばとか思っていたのですがry。で、ついでに言うと、ヘッダーを見てください。今は狐面になっているのですが、本文公開始まってすぐ、鵜鷺埜さんのFAを見て気づきました「やべぇ、猿面のままだったorz」)

来ると思った or 来てほしかった感想

・関係図がややこしい
・そもそも日本神話なんぞ無理
・あらすじに書かれていた日本神話要素どこ行ったw
・展開が突飛すぎる
・主人公の行動原理がわからない

 最後のは、うん、書いた当時はなにも気にしてなかったけれど、提出後に読みかえしたら、ヤバいですね、戌成こいつ

感想あれこれ

 いろいろといただきましたので、紹介させていただきます
※順番は書いていただいた順ではありません
※一部、気づいてはいるものの、こちらの判断で掲載していないものもあります

 多くを見ると、まあ、やっぱりというべきか、日本神話を知っている、知っていないで面白い、つまらないがはっきり分かれたなという印象ですね。第15回の作品でもそうだったので、その部分は気にしていません。むしろ第16回の作品を提出するほうが例外中の例外なので

*夏まつり様

 うん、細かい描写ができてませんでしたね(´・ω・`)

「忘れていたの?どういうこと?」と疑問に思いました(ここは引っ張りたい謎なのかもしれないですが)
>現実世界冒頭で戌成が「クソ教授、自分で取りにくりゃいいのに、学生をこき使って」とぼやいてる部分があるのですが、そこにつながります
今現実に生活をしている文系大学院生の実際の生活は知りませんが、文系の大学院生である彼は、自分の研究をしつつ教授のパシリをさせられているという設定です。なので、忙しすぎてなんで自分が大学院まで進んできたのか忘れかけるほどだった、というところを暗示したつもりでした

初対面なのに抱きしめたり、警官に「性的なことはなにも」と答えていたり、主人公の行動に唐突感があった
>悠巳以外の女性経験がなくて、卯咲との距離感がわかっていないだけです…と書きましたが、つまるところは作者のノープランのせいです()

*ジンパパ様

 読んでいて、腹筋崩壊しかけました
 おもしろい
 本庄照さんの『書き出し祭りとはなんぞや』のハウツーエッセイも面白いのですが、こちらも面白い

事案一直線です。ポリスメーンされます。
>通常は事案です(真顔)
 卯咲が「へい、ポリスメーン」しなかったのは、それ以上の仕打ちを受けてきたから。むしろそれが当たり前だと思ってしまったから

*九藤朋様

あらすじですが、もう少し区切って説明したほうが、通りが良いと思います。
>本当はもっと丁寧に説明したかったんだぁ。したかったんですよ。しかし、字数制限というものがあって、泣く泣く削ったんですよ。しかも、オリジナルのを消しちゃうというオチ付きで

*Wolfgang・Gottenberg様

 まさに固有名詞で殴るスタイルなので、あらすじで6割の読者は脱落したと思ってます(真顔)

*悠井すみれ様

*智子様

*さとね様

 悠井すみれ様、智子様と合わせて述べさせていただきますが、戌成の行動は作者の手癖というか、まったくノープランで書きはじめたので、キモいというご指摘はもっともです
 連載する予定は考えていませんが、いつか連載するならば戌成黒幕説採用です((

*なななん様

 (タイトルの部分以外は)たしかにそやな、となりました。タイトルはあらすじにかかっているので、あまり変えられないんすよ
※連載するならば、の話ですが

*野菜ばたけ様

[タイトル・あらすじ]因習や村の人間たちに真っ向から対抗するのか、逃亡生活を送るのかによって、作品に抱く印象が異なるので、あらすじ時点である程度の道筋は提示しておいた方が、読者には優しいだろう。
>まさにその通りで、この作品を作りたくなった原因の一つである、南雲皐さんの『婿入りの宴』を読み返したのですが、わりとエンディングは隠したいと思ってしまう私には伝承・伝奇系は向いてないな、と真剣な表情になりました

[本文]めちゃくちゃフラットな分析に、その場でおもわず拍手を送ってしまいました。しかも一語一句が芸術。これを書き出し祭りに持っていったら、上位に行くのでは(マティ
 個人的好きだったフレーズはこちら

 スキンシップは恥ずかしくないのに、名乗り忘れていて穴に入りたくなるほど恥ずかしがる主人公は、間違いなく天然だと思います。
 だってそこじゃないもの、気にすべきところ。笑

野菜ばたけ様『【依頼分、分析・感想】1-02 鏡映しの忌み子と、鰐の花婿』(note)

*橘塔子様

「豊玉姫を火遠理命が食う」については、あれですね。「(自業自得な)火遠理命が(逆恨みで)豊玉姫を自分だけのものにすべく殺す」というものです
(※9/24考えました)

*神崎月桂様

 いつもありがとうございます。祭り名物その零

 そうやんですわ。ゴリラ系ヒロインを出さない作品に対して、もうちょい書き慣れるべきだと痛感した書き出しになりました

*藤乃早雪様

 投票宣言お二方目
 ほらね。刺さる人には刺さるのよ!(まったく意図しない偶然の刺さり方)

 ほんとにありがとうございました😭

*遊月奈喩多様

 読み返すたびに事案でしかない本作←

*東雲藍様

 祭りの楽しみの一つ、東雲藍様の感想
 そうなんですよねー文字数が倍あれば()

 連載予定がないのに、資料までいただいてありがとうございます。連載時の資料にさせていただきます⭐️

*翠川かの子様

 お初にお目にかかります!
 一位票、ありがとうございます
 冒頭のシーンは描きたかった部分…というか、一番気合をいれたシーンなので、そこを褒めていただけるだけで昇天、成仏しました

*はまよしき様

 この作品を書くにあたってある程度、なろうやカクヨムで探したのですが、意外とないんですよね
 連載の予定はないですが、連載するならば情弱の私にはありがたい情報です

*Who様

 そうですね
 今回は書くのに苦戦したとわかる文章でした
 もうちょい書き慣れたいよ…

*トモアキ様

 すみません、ブックマークはしておいたのに、こちらに乗せるのを忘れていました滝汗

  はい、そうです。死体は転がしておくものです

FAあれこれ

*鵜鷺乃鈴芽様

 もうなんといってもこの方を最初に出すべきでしょう
 ほかの方からの感想もそりゃうれしいんですけれど、二日目で誰かに刺さったと公言されるのって初めてなんですよ

 この時点で私にとって、今回の書き出し祭りは終了していました()
 もちろん会場宣言していましたので「0票脱出確定!」なんぞ叫べませんから、こんなポストでごまかしていました

 で、ちょうどFAの募集をされていたので、めちゃくちゃそっけない文章で応募してしまいました
 …いやね、本当はいろいろ書きたかったんだけれど、なにせ人気企画でしてね…

 かわゆい。あれ、ヘッダー造らなくてもよかったんじゃね?

*月夢ゆめや様

 Jint様に次ぐ、二人目のAI絵師様。どうやったらこんなイラストを作れるプロトコルがあるんでしょうね

*楠木結衣様

 キャッチコピーまで、ありがとうございます♪

*ゆっき様

 あのシーンや!!!
 可愛い、カッコいい、素敵(*/ω\*)キャー!!

*Jint様

 毎度お馴染みJint様
 今回もありがとうございます(そうなんですよね。意外と描写なかった

作者(作品)当てあれこれ

 ぶっちゃけ今回、当てられるかもwwと戦々恐々としていました
 というのも、いくつか大ヒントをもう明言しちゃっていたので()
 たとえばこちらの2つのポスト

 いや、うん、本当に『婿入りの宴』好きなんですよ(迷惑ストーカーじみた発言
 あとは過去のnoteやその他もろもろから、あらすじ段階で自分の作品を特定できるんですよ、いや本当。前回はやや高難易度だったのですが、今回はタイあら感想の時点でツッコまれている人もいたので、いつバレるかとヒヤリハット案件でした
 もしかすると第四会場だったら(完成度は抜きにして)紛れていたかもしれませんでけれど、明らかだったかなと反省しています(なんの反省?
 なので、まあ、文体的にも明らかだし、依頼文章で何人か察していたので、感想依頼文章はそっけなく書いたんですけれど…

この言葉で肝が冷えました(自覚症状あり)

*悠井すみれ先生

 実質初回(第16回)から依頼をぶん投げてくださっている御方。それ以外ではほぼ絡みZEROなのに、無茶振りしてしまい、申し訳ございませんでした

 専用の検証記事までありがとうございます
 一字下げなどの記法はまあ、ごまかせるんですが、たぶん、自分で書いておいてむず痒くなるのでやらないかな?(やらないとは明言しないですが)
 なるほど、なるほど

・独自用語を" "で括る傾向がある
→1-2のあらすじを見た段階では同じ記法か? とも思ったのですが、本文中では〝  〟になっていたので候補から除外します。

悠井すみれ先生『第19回書き出し祭り さらさらしるなさんを探せ』(note)

 除外された理由付けなんですが、うん、本当にごめんなさい
 思いっきりあらすじ執筆時のミスです()
 当時ですね、いわゆる公式二次の豆本を作っていたので、そのときに「書き出し祭りのあらすじでも同じ記号にしよw」と思ってたんですが、そのまま別件の作業も入ったりで、変えるのを忘れていたんですよ。で、そのまま提出アホ
 なので、ここら辺の記号は誤魔化せるので、今後の作品予想にはたぶんあまり使いようのない部分かなと思います←

 悠井先生の発言といえば、こちら
 いや、たしかに観測はしていましたが、たかだか6ptですよw(発言当時)

*柚子猫様

 最終週、突然「作品予想していーい?」と聞いてしまったら、柚子猫様もどうやら私の作品を予想していただいていた模様。祭り以外ではまったく絡みがないのに

 惜しい!

*杵島灯様

 こちらの方も書き出し祭り以外…それどころかこちらがほぼ一方的に感想依頼を出している以外では絡みがなかったはずなのに、小説家になろうの活動報告のほうにて、作品予想をしてくださいました

 文体と構成が似ているですか( ..)φ
 みんな15好きだなー笑

*神崎月桂様

 互いに第一会場でしたので、裏でやり取りしていたのですが

 すまねぇ_(:3 」∠)_
 けど、苦手なのは事実なんだよ!
 そのあともいろいろ推察(邪推)してくださり、最終的には「二連チャンでトップバッターもあり得る」ということで1-01にbetしてくださいました
 たしかに“邪推”の部分は間違ってないw(表には出せない部分なので、割愛しますが)

*地辻夜行様

 前回からお世話になっている方ですね

 どんな基準で14にbetされているだろうか?
 気になるところです

第19回書き出し祭りについてまとめ

 今回も盛り上がりましたね
 FAとか感想とか、配信企画

 最初にすみません(スライディング土下座)
 感想枠荒らしというか、妖怪・感想依頼魔になっていて()
 だって、実験作だからどういうふうに受けとめてもらえるか心配だったもん←
 まあ、思った反応もありましたし、言われてみればそうだなwwとお腹抱えて笑った見方もありました
 総じて、第15回のときよりは拒否反応示されなかったかなーぐらいと思ってます。か弱いヒロインの魅せ方は今後、勉強してきます

 で、ついでに自分自身のほうの詳細感想配信(先着依頼制、いい部分も気になった部分も言うアレ)は、ようわけわからんこと言うてますな。それにゲリラ的に立ち上げた褒め褒め感想と朗読配信
 なにやってるんだ、お前とだれかツッコんでくれてもよかったんだよ(真顔)

賛否は割れるだろうが、字数と規約を守れば基本何をしてもいいのが書き出し祭りだからな。

第19回書き出し祭り第四会場『4-09 書き出し祭りの魔物、かく語りき』

 とはいえ、今回の書き出し祭りはこれに尽きますよね
 規約を守ったうえで、なにかしら盛り上げる一助となればと思います(お前なんぞおよびではないと言われればそれまでですが)
 自分もやらかしかけましたので、なにも言えませんが

 目次を作ろうと思って探していたら、思わず公開設定ボタンをぽちりと。ヤベ。冷や汗出ました

 個人的なことといえば、本祭中に人生初のシャドウバンを食らいました(´・ω・`)
 しかも3回も(´・ω・`)
 泣きたくなりました(´・ω・`)

 初期のスタンス崩さず、ひっそりと暮らせやというイーロンからのメッセージですかね()

 最後に。今回、早い段階で1位にいれたよ!というポストを出していただいた方が二人もいらっしゃったので(!)、過去最低点数を早めに脱出していたのがわかってホッとしていました。もちろん総合成績自体は振るわなかったのですが、だれかに刺さってくれたのがわかるのってすごく嬉しいことです
 しばらくは出るつもりで、だれかを刺すことを目標にしていきたいですし、また、自分からも書き出し祭りのこの作品、好き!とか、読みやすい!という部分を発信していけたらなと思います
(その分、うるさくなりますが、ご容赦願えればと思います)

弔辞完全版

俺は書き出し祭り王になる!
ずいぶんと前にあなたはそう宣言したのに、その気配はまったく見られませんね。
むしろ、ずっと漂流し続けていませんか。
なんでこうもマイナージャンルで拗らせてしまっているのでしょうか。
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、と今回は書いてみたいものリストNo.643のものをエントリーすると言って聞かなかったあなたは、あらすじをこねくり回したようですね。完全に読み手を選ぶのに、なんでそこまでこだわる必要があったのでしょうか。
それにあなたが目指したという第十六回書き出し祭り提出作品の『婿入りの宴』の超超ウルトラ劣化版になっていましたけど、あなたなりに挑戦できたのはよかったです。
ところで、神崎月桂さんのタイあら感想においてほぼトップバッターで詳しくツッコまれていたのは、あなたにとっても意外だったでしょうが、設定がガバガバだったのも露呈してしまいましたね。

せめて地理的効果を狙ってトップバッターになろうと、お盆終わりの8月19日17時50分、私を急かして夕ご飯を終えたあなたは、必殺・だれでも第1会場1番になる技を仕込んでいたのにもかかわらず、2番手でしたか。
あなたは35秒ほどだったと自己申告しているそうですが、それよりも速い方かいたのですね。

そして本文公開されてからもあなたが、自分が評価的にもう死んでいると心の中で何度も繰り返していたのかわかっているつもりです。ですが、人を選ぶ題材、中途半端なノリ、ほかの猛者たちの前ではさもありなん、でしょう。
あなたが選びとった道なんです。生殺与奪の権を他人に握らせてはいけませんよ。これがあなたのチカラなんです。
もし握らせるようなことがあるのであれば、書き出し祭りの神様に代わって、私がお仕置きします。

公開2日目でいつもFAを描いてくださっている鵜鷺乃鈴芽さんが第一会場の一位にする!と宣言されていたのを見て、これであなたは今回の書き出し祭りは終わりだエッヘンと言ってましたよね。まあ、ある意味グッと堪えるために、旧Twitterくんに鳴き声を流してましたが、ただタイムラインに喧しさとあなたが変な人であることを知らしめただけですよ。
でも、作品を思う作者の心に優れた作品も劣っている作品もないことを忘れないでください。いつだって、初心を忘れることないように、そして謙虚な気持ちを持ちましょう。

真の失敗とは、開拓の心を忘れ、困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事をいうのですよ。
あなたは今回、憧れていた因習・生贄、伝奇に挑戦できたのだからいいでしょう。今度はまだ書いていないジャンルに立ち向かってください。もちろん、原点回帰してもいいのですが。

なにはともあれ、諦めたら試合終了ですよ?
書き出し祭りが続く限り、そして“あなた”が逃げる限り、参加してもいいんじゃないでしょうか。

あなたを見守るあなたより

11月7日追記

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