nagata(うげ)

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    • 「生きること、それは……」、10年前の切れ痔、さよならの仕方

      「生きること、それは空間から空間へ、なるべく身体をぶつけないように移動することなのである」。「田原俊彦を鉄アレイで殴り続けると死ぬ」もそうだけれど、わたしはきわめて表層的な即物性に惹かれる傾向がある。人々の虚を突いて、やがて「そりゃそうだ」と、あきらめたように笑みがこぼれる、そんな表現。身もふたもなさ。深さ、よりも浅さ。そこで息づく明るさ。 「見たまんま」の、ぽかーんとした物言い。ペレックが定義する「生きること」は、とてもぽかーんとしており、まさにそこには広々とした空間がひ

      • 2024/04/18の音声

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          2024年3月の写真

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          2024/03/25の音声

              言葉派/人生派      抽象/具象 起きられない朝/眠れない夜       夢/覚醒    言葉≒夢/人生≒覚醒 .... ことばって夢なのかな。 みたいな話。

          2024/03/25の音声

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          2022/07/13. どこで恥ずかしくなったでしょう、リアリティの破れ目、本当の恐怖

          7月13日(水) 「クイズ! どこで恥ずかしくなったでしょうか?」を見た。「人間はどこで恥ずかしくなるのか? それは他人にはわかるのか? 恥の概念にせまるクイズです」と概要欄にある。深く考えても浅く楽しんでもおもしろい。すばらしいクイズ。人間はどこで恥ずかしくなるんだろう。 「見てる人が見えなくなるとすごい恥ずかしい」という古賀及子さんの発言がもっとも示唆的だと思う。「不安になると恥ずかしくなるのかな」ともおっしゃっている。たしかに。ふたつの発言を掛け合わせて「ひとりにな

          2022/07/13. どこで恥ずかしくなったでしょう、リアリティの破れ目、本当の恐怖

          おままごとのジレンマ、リアリティ、平等、書くこと

          為末大の『熟達論』(新潮社)を読んでいた。 以下の箇所が私的に示唆深かった。 自分の感覚では、ここで例示されたごっこ遊びの「相反する姿勢」は「遊び」にとどまらない。もっと広く、社会性の話だと思う。たとえば何かしら書類と向き合うとき、「こんな紙っぺらになんの意味があるんだ」と疑いだすと、むなしくてやる気が起きない。かといって、「この書類を落としたら人生が終わる!」と気負い過ぎてもプレッシャーで作業に入りづらい。なんとなく信じながらも、まあまあ適当にやっつけはじめる。いい塩梅に

          おままごとのジレンマ、リアリティ、平等、書くこと

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          2024年2月の写真

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          あーびっくりした

          前回(金のインゴット、ほんものとにせもの、一回性と複数性、あと挨拶だいじ)のつづき、みたいなものを書こうと思う。かんたんに。ちょこちょこっと、メモ程度に。適当に。(そう言い聞かせないとはじめられない)。 2月のはじめ、以下の記事を読んだ。 きょうは3月7日(木)。時間が経ってしまったけれど、この1ヶ月なんとなく頭の片隅に渦巻いていたもの。 このあたり、前回の記事で引用した長田弘の「戦争というホンモノ/平和というニセモノ」と関連する。ひいては、そこから取り出した「一回性/

          あーびっくりした

          2024/02/14の音声

          2024/02/14の音声

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          小説アンソロジー『FFEEN vol.4』に写真を提供しています。

          未知との遭遇を謳う出版レーベル「ffeen pub」が note に公開している小説アンソロジー『FFEEN vol.4』に写真を提供しています。 3月2日まで無料公開中です。すばらしい書き手が揃っている、いわゆるところの“有料級コンテンツ”だと思います。というか、1ヶ月だけ無料で読める有料コンテンツです。有料級もなにも、基本的に有料です。しかし、それがなんと、いまだけ無料。奇跡ですね。春には紙の書籍になるそうです。 『FFEEN vol.4』の写真はすべて、ffeen

          小説アンソロジー『FFEEN vol.4』に写真を提供しています。

          金のインゴット、ほんものとにせもの、一回性と複数性、あと挨拶だいじ

          2024年1月1日(月) 部屋の整理をしていたら、11月の文学フリマで吉川浩満さんから「金のインゴットです」と手渡されたオマケが出てきた。謎の購入特典。適当に「おお、うれしい!」などとリアクションして受け取ったものの、これがなにを意味するのかわからずにいた。小さな金のインゴット。まさか本物の金ではあるまいし……。まあいいやと放り出して、そのうちに忘れていた。 まじまじ眺めると、「FINE GOLD」の文字。その下に「YAOKIN」とも。やおきん? 聞いたことがあるような。

          金のインゴット、ほんものとにせもの、一回性と複数性、あと挨拶だいじ

          2024/01/26の音声

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          2024/01/22の音声

          「わかーるわかるよ」の歌:https://youtu.be/rku4LD3wGeY?si=GaAMi9cFjcUaOSro

          2024/01/22の音声

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          2023年12月の写真

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          2024/01/07の音声

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