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やまと式かずたま術の人

最近、誰かに自分の人生を話しましたか?
話してみると、案外すっきりするというか、自分の人生をふりかえって、あらためて自分に価値を感じたり、自分の良いところを伸ばし、悪いところを直そうって感じになるんですよね。
私qbcは無名人インタビューのトレーニングで2か月に1度くらいは受けてるんですが、心の健康診断みたいな気もするし、体力測定な感じもあるし、自分がどれくらい前に進んだかを知る成績発表みたいな部分もあるし。
人生に地図とコンパスがあるとしたら、それを見ながら今自分がどの地点にいるんだろう、これから先、どれくらい進めるんだろう、みたいなプランができる機会なんですよね。
が。
でも。
自分の人生を話す機会っていうのは、ふつうの生活だと、意外とないんですよ。これは、無名人インタビューを3年続けてきて思ったことです。みなさん口々に、自分語りしちゃってすみません、自分のことを話すのに慣れてないから、と。
そういう意味でね、命占といって、生年月日をベースにした占いは、自分の人生全体を眺める視点を持ってて、めちゃ有用なんですよね。命占は、星座占いとか四柱推命と呼ばれているものが入ります。そう、占い的視座・思考の中には、自然と自分の人生を物語るという要素が組み込まれているんですよね。
もちろん科学的根拠がない、と否定的な意見が出るのも当然です。が、この占い的視座・思考を失うと、それと同時に「自分の人生を物語る」ことで得られる豊かさも失ってしまう、ということも理解しておかなければなりません。
ということで無名人インタビューgo!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは 秋津眞未 さんです!


現在:自分のことを鑑定してる時間が一番占めてるかもしれないです。

あるく:今何をしている人ですか?

秋津:今はやまと式かずたま術という鑑定術の鑑定士と講師をやっています。

あるく:やまと式かずたま術を全く知らない人に説明するとしたら何て説明しますか?

秋津:『やまと式かずたま術』は、その人の人生の道しるべを知ってくっていくためのもの。自分が家族の中でどういうポジションにいることを選んできたのか?という事だったり、自分であるためにどんな才能を持ってるのか、それらをどうやって活かして、使っていくのかと言うことを知ることができるものです。

あと、世の中って何でも「自分でやりなさい」みたいなところがあるじゃないですか。
だけど、実は人に頼った方がうまくいく人がいたりとか、自分が一生懸命やらない、人にどれだけ任せられるか、で能力が使える、なんて人もいたりします。
そういう世の中の当たり前ではなく、あなたはどう生きたらいいのか?ということを見ていくという感じなんですよね。

その人の今年のテーマとか、不定期に起きる転機みたいなものとか。
そういうものを導き出すことができるので、自分が今年はここを頑張ろう、とか、ここを注意しよう、ということも分かるんですよね。
『自分自身に出会うためのツール』という感じに思っていただけるといいかな?って思います。

あるく:他の占いはタロットカードだったり生年月日だったりを使うと思うんですけど、この占いは何を使いますか?そもそも占いで合ってますか?

秋津:ジャンル分けすると、占いに入るかもしれないのですが、実際は占いではなくて日々使える実践術みたいなものなんです。
使うのは生まれた時の名前と誕生日なんですが、和暦使うんですよ。
日本人の場合って。昭和な人とか平成人とか言ったりするじゃないですか。

なので、時代の影響を日本人って受けてるんですよね。
だから、和暦を使います。

そして、生まれたときの名前は、生まれた家の苗字と名前を使う、ということなんです。
名前って、この世で一番最初にもらったギフトなんですよね。

結婚すると名字が変わったりしますが、一番最初の、生まれたときに一番最初にもらったギフトである名前から、その人の才能が分かるんです。

誕生日・名前、この二つと「元数盤」という9枚カードを使って、その人だけの人生の設計図と呼ばれるものを導き出していきます。

あるく:聞いたことがないみたいな人も多いのかなと思うんですけど、なんでこれを始めようと思ったんです?どういう出会いだったんですか?

秋津:実は私普通に大学卒業して20年と半年、会社員をずっとやっていたんです、普通に。
会社を辞めようと思った年に、たまたまこのやまと式かずたま術を知ってる方とお会いしたんですね。

数霊(かずたま)って神社の古神道から使われていたものなんです。
言霊って聞いたことあります?
この「言」を「数」にしたものが、『数霊』なんです。
言葉にパワーがあるように数にもパワーがあるんです。

「やまと式かずたま術」は、神社の古神道から使われていた『数霊』を使う占いみたいなもの、と聞いたときに、神社も好きだし、占いも好きだし、何か好きなもの二つがあるものって面白そうと思って。
「とりあえず、習っちゃおう!」
みたいな感じで習い始めたっていうのが最初のきっかけだったんです。

あるく:その人にはどういうきっかけで出会ったんですか?

秋津:たまたま私が勤めてた会社にいらした方が、やまと式かずたま術を知っていて、こんなものがあるよ、って教えてくれたんです。

当時、私はタロット占いをしていて、会社の同僚とかでちょっと悩んでる人から、占ってほしい、って言われて、やっていたんです。

その会社にいらした方は、会社の中でタロット占いをする人がいるよ、と私のことを聞いていて。
私も、何か不思議な占いのことを知っている人がいるよ、と聞いて、お話を聞いてみた、という感じです。

あるく:元々タロットカードも自分でできるぐらいにはやられてたんですか?

秋津:そうです、簡単なものではあったんですけれど、タロット占いをしていました。

あるく:なるほど。元々他の占いツールもあった中で、やまと式かずたま術に進んで行ったのって何か理由があるんですか?

秋津:タロットって毎回出てくるカードが違うんですよね、当たり前なんですけど。

だから何となく自分の中で何か地に足をつけるというか、軸になるものがないなって思ってたんです。
出てくるカードが、毎回変わってしまうことっていうのが、なんかフワフワしている感じがして。。。
もちろん、それはそれで意味があると思ってるし、物語のように面白いものだって思ってるんですけど、でもなんか、ぶれる感じが自分の中であって。。。

「なんでこのカードが出たの?」って言うルールがない、っていうのが何となく自分の中で不安だったんです。
だから、絶対に変わらない結果が出るものを身につけたいな、と、ずっと思ってたんです。

西洋占星術も考えたんですが、やまと式かずたま術を知って、なんかこっち(やまと式かずたま術)の方が面白そうだなって思ったんですよね。
誕生日を使うから絶対変わらない。
でも、同じ誕生日の双子でも結果が違う。
さらに、誰がやっても同じ結果を出せる、というところに「何かこれすごく いいな」と思ったんです。

あるく:いつも同じ答えが出るのと、そのときによってバラバラで根拠がないって結構違うんですね。

秋津:占い自体は三つ種類があって、西洋占星術とか四柱推命のように誕生日を使うことで絶対に結果が変わらない「命」と呼ばれるグループ。
手相とか人相みたいに、長い時間かけて変わっていく「相」というグループ。
あと「卜」っていう、カタカナのトみたいに書いて「ぼく」って言うんですけど、それがいわゆるタロットとかおみくじとか、都度都度変わるものなんですよね。

なので、3種類あるうちの私は「卜」という種類のタロットをやってたけど、なんかそれだけだと不安があったんです。
あの、決してタロットを否定してるわけでは全然なくて、私が単純に不安だったっていうだけなんです。

なので、結果が変わらない、割と「命」に近いものを身に付けたかったんです。

あるく:そもそも占いに興味を持ったきっかけって何かありますか?

秋津:元々はどうなんだろう。
でも、小学校のときからやっぱり、占いとかおまじないとか、なんかそういうの結構好きでした。
別にそれが叶う/叶わない、と言うことじゃなくて、「なんでそうなのか?」というルールを見つけるのは結構好きだったんですよね。

誕生日の何年の何月の人はこれ、みたいなの表が本に載っていて、「これって何かルールがあるのかな?」と思って、ルールを探し出すことは、昔から好きだったので、それが今に繋がっているのかもしれません。

あるく:今の生活の中で、精神的にも時間的にも占めている割合が大きいものって何ですか?

秋津:もちろん、やまと式かずたま術の鑑定をしたり、教えている時間も結構あるんですけれど、どうかな?
多分、自分のことを鑑定してる時間が一番占めているかもしれないですね。
「今年とか、今月はどうだったっけ?」とか「この辺を気をつけなきゃいけないな。」とか。
毎日、1日1回は必ず自分の鑑定書を見てるって感じですね。

あるく:人としての特性みたいなものを知れるのかなって思ってたんですけど、それだけじゃなくその日の気を付けるべきこととか、今自分がどうかとか、そういう一次的なものもわかるんですか?

秋津:そうですね。もちろんその人が持っている才能とかも分かるし、その活かし方も分かるのですが、それに加えて「今年は」とか、「今月は」という感じに分かります。
なので、例えば「今月は実益とか、結果を求める時期だから、そう言うことをちょっと意識して動かなきゃいけないな」とか、「何か新しいことを始めるのに適してるから、ちょっと何かやろうと思ってること、今月スタートさせようかな」という感じに使っていくんですよね。

あと、いつもやってるわけじゃないんですけれど、お仕事で関わらなきゃいけない方がいたときに、「その方ってどんな人だろう?」ということも、数を出しますね。
そうすると、「この人って、きっとこういう言い方をした方がいいな」とか、「こういう言い方すると嫌がるだろうな」ということを事前に知ることができるので。
割と長く関わらなきゃいけない人に対しては、特に数は出しておいたりします。

あるく:相性みたいなものもすごいわかるんですね。

秋津:そうですね。相性も良いとか悪いではないんですよね。こんなことが起きやすいよ、ということは分かります。
あと、すごくネガティブなこと言われるのがめちゃめちゃ苦手な人とか、頭ごなしに注意しても全然駄目だから納得するように伝えないといけない、とか。
プライドが高いからあんまりむやみに意見言わないようにしとこうとかそういうのは見てたりしますね。

あるく:占ってもらいたい側の人が、例えばこれについて見てもらいたいですとかっていうのも自由に見てもらえるんですね。

秋津:はい。まずは、基本的にお伝えしないといけないことをお話しますが、そのあとに、例えばこの方のこと気になってますとかって言われたときに、その方のお名前と誕生日がわかれば、その方も出してこの方ってこういう性格だと思いますよとかもお話します。
2人の関係性でいうと、無意識に起こっているパワーバランスと言うものがあって、相手の方になぜか物事が言いにくい、ということが分かるので、「こんな言い方をしたらいいですよ」とか、「こういう方法もありますよ」みたいなアドバイスもさせていただきます。

あるく:恋愛や誰かとの相性も生年月日とかずたま術で見れるっていうことなんですね。

秋津:そうですね、割と見ることはできるかなと。

あるく:やまと式かずたま術で見ることができる人って人数的にも少ないんですか?

秋津:最近、公認鑑定は増えていますね。
やまと式かずたま術って、ベーシック、アドバンス、マスターって3つのコースがあるんです。
この3つのコースを全て学んだ方が、「公認鑑定士」と名乗れるんですね。
マスターコースを卒業してる方が多分もう数百人とかいると思います。
最近やっと増えてきた感じはありますかね。

あるく:人からどういう性格って言われたりしますか?

秋津:家族からは、喜怒哀楽が激しいと言われます。周りから見るとちゃんとしてるって言われることもあるし。
とはいえ、すごく全部ちゃんとしてるわけじゃ全然なくて、抜けてるところもいっぱいあるんですけどね。
でも割と一個のことをずっとやってる感じがするって言われることが多いのかもしれないです。

一つのことずっとやってってるな、っていう感じがすごくするとかは言われるかな。

あるく:ご自身ではご自分のことをどういう人間だと思ってますか?

秋津:家族が「喜怒哀楽が激しい」って言うのは本当にそうだなって自分でも思っています。
スイッチが入ると、わーって怒っちゃったりとかっていうのはあります。
あとは、ちょっと人目を気にしやすいとかっていうのはあるかもしれないです。

若い頃からそうだったんですけれど、別に誰も見てないのに、人に笑われないことをした方がいいんじゃないかとか、そういうことを考えることが多かったなっていうのはあったりしますね。人目をすごい気にするなっていうのはあったし、なんかちょっと羽目を外すのとかもちょっと苦手だったりとか。
宴会とかそういうので何かこう、カラオケでワーッと踊ったりとかっていうのは絶対できないみたいなのがあったりします。

あるく:今の自分ってこういう時期だなとか、今はこういうタイミングなのかなっていうのはあったりしますか?

秋津:何となく、仕事のあり方みたいなところは、ちょっと変わっていく時期なのかなっていうのは、自分の中で感じていたりはします。

特に、来年再来年あたりっていうのが、自分の中でポイントになるのかな?と思いながら、過ごしてたりしていますね。

過去:私は、その人たちとは違うんだ、と分かったときに迷わなくなったし、人と比べてもしょうがないって思うようになりました。

あるく:子どものときはどんな子でしたか?

秋津:子どものとき。。。私、長女なんですね、お姉ちゃん。弟が下にいて。
親戚の中でも一番年上なんですよ。常に「姉ちゃんだから下の子の面倒を見なさい」って言われて、下の子たちの面倒見てることが多かったと思います。

あと、小学校の三、四年生ぐらいのときは、目立つというか、ちやほやされるというか、そういうことが多かったんです。
でも、その反動みたいに6年生のときに、いじめられました。

いじめられた時に、助けてくれた友人がいるんですね。
助けてくれたんですけれど、その子たちが中学に入ったら不良になってしまって。
私、不良じゃなかったのに、なぜか人数が足りないって言われて、不良の喧嘩に参加したことがありました。

二つの小学校が一つの中学校に入ったので、小学校同士の不良が喧嘩するっていう場になぜかいたんですよね。
海がすごい近い学校だったので、海岸で喧嘩するという、青春ドラマみたいな。

この話、会社員のときに先輩に話す、鉄板ネタでした。

その後の話もあって。

中学3年生で転校したんですけど、不良の友だちとは、転校後も連絡を取っていたんですね。
高校に入ってから、その友だちから電話がかかってきて、彼氏に合わせたいと言われたんです。
それで、上野で待ち合わせをして。
私は1人で上野に行き、友だちは彼を連れて上野に来て、もう見た目、完全に不良な2人と私の3人で、なぜか上野の動物園を歩くっていう、とてもシュールな絵になっていることがありました。

あるく:ご自身はその人達と一緒にいるときどういう気持ちでしたか?

秋津:別に、他の友だちといる時と同じですね。私、あまり不良がどうこうとか気にしなかったんですよね。
そのときは、仲も良かったし。
だから、別に無理をしてるとかっていうことは全然なかったですね。

あるく:長女で人の面倒を見ることが多かったことについて、ご自身は当時、どう思ってましたか?

秋津:なんで私ばっかり、下の子の面倒を見ないといけないのかな、とは思っていたんですけど、お姉ちゃんだし、仕方ないか、みたいな気持ちは、どこかにありました。
母方のいとこが3姉妹で、その長女とあまり年が変わらないので、彼女と私がいつも「お姉ちゃんなんだから、下の子の面倒見なさい」って言われてたんです。

私はその記憶が結構ハッキリと残っているですが、、久しぶりに従妹に会ってその話をしたら、「私、全然面倒見ようなんて思ってなかったよ」と言われて。
「えっ?そうなの?」と思って。
記憶としては、お互い違うんだな、って思いました。

あるく:今までの人生を振り返って章が変化したと感じる部分はどこですか?

秋津:私にとっては高校に入ってからだと思います。
高校がちょっと特殊な高校だったんですよね。
私が住んでいたところは、基本的に県立が、いわゆる優秀な子たちが行く進学校だったんです。

私立はどちらかというと滑り止めだったりとか、県立に行けない子たちが行く学校だったんです。
その私立の特別進学コースというクラスに行きました。

3年間に20人だけで過ごすっていうクラスだったんですよね。
男子11人、女子9人の20人。
そこで、数学がすごく面白い!と思えるようになったんです。
面白くて、どんどん解けるから、みんなに「教えて」って言われるようになったんです。
そこから、自分に少しずつ自信が持てるようになってきました。

多分、高校時代が私の人生の転機だったな、って思います。

あと、ちょうどその時期に、国際結婚で海外で暮らしていた叔母が、日本に戻ってきたんです。

その叔母は、元々、専門学校卒の人だったんですが、40歳の時に猛勉強して、大学受験をして、早稲田大学に入学したんです。
その叔母の生き方が、諦めなければ、何歳からでも人生は変えられるというか。。。
今までの考え方と違うように思えて、そのことが私にすごく影響を与えたと思います。
なので、高校生の時期が、私にとってすごく大きい転機だったと思っています。

もう一つの転機は、やっぱり、やまと式かずたま術に出会った時。
44歳の時なのですが、自分にとって、理由が分からずに、モヤモヤしていたことの答えをもらった気がしています。

あるく:それぞれの転機によって眞未さん自身の変化とか、生活の変化の部分をお聞きしてもいいですか?それぞれでどう変わったか。どんな変化があったか。

秋津:高校生の時は、先生に言われた通りにやって行く、というところがあったんです。
でも、叔母の大学受験のことを機に、ここの大学に行きたい!とか、ここでこの勉強したい!というように、自分の意志がハッキリするようになったと思います。
多分、叔母が日本に戻ってきてなかったら、先生に勧められるがまま、教員の免許が取れる地方の大学を受けただろうなと思います。

やまと式かずたま術の方は、人に対しての劣等感が無くなりました。
私、何でもできる人に憧れてたんですよね。
だから、占いもそうなんですけど、「タロットができます」「占星術ができます」みたいな、なんでもできることに憧れていたんです。
だけど、私は、その人たちとは違うんだ、と分かったときに迷わなくなったし、人と比べてもしょうがないって思うようになりました。

人と同じことをやると事故るんだな、っていうことを知ったので、自分が自分でいるためにどうすればいいのか?ということに意識が向くようになりました。

分かりやすいのは、弟との違いであったりとか、主人との違いだとか。
主人とは会社の同期だったので、なんで主人と違うんだろう、みたいなモヤモヤはずっとあったんです。
そんなモヤモヤの理由も、「こうだから、だからだよね」って思えるようになってスッキリしたんです。
違いが分かったら、「私は私だしね」みたいな感じに。

あるく:そのスッキリしたときに見えてきたまみさん自身ってどういう人なんですか?私は私の「私」ってどういう部分?

秋津:弟がいると、普通は、長男が両親の面倒を見るとかってよく言うじゃないですか。
だから、私と弟だったら弟が面倒見るのが普通って多分思いますよね?
でも、私が結婚した後も、親からしょっちゅう電話がかかってきたりとか、やれどうだこうだ言われてたんですね。

なんで私に言うんだろう?みたいな気持ちがずっとあったんですが、やまと式かずたま術で弟と私の家系に対する役割を出してみたら、私が家系の責任者だったんです。
そりゃ親は私に言うよね、って思ったし、弟は弟で、早くから家系から離れて色々とチャレンジするように生きる、という役割だから、弟には言わないよね、と。
もう私が、両親のことを気にかけて行くしかない、という覚悟ができるようになった、というのがひとつ。

主人との違いで言うと、主人は、能力がある人に仕事を任せていくことができる人なんですよね。
私はどっちかっていうと、自分でやってくっていうところがあるんです。
やまと式かずたま術を知る前は、
「私は自分でこんなに頑張っているのに」
という気持ちがずっとあって。
どっちがいいとか悪いとかではないんですけど、それがモヤモヤしてたんです。

だけど、主人の持っている才能は、いかに能力がある人に任せられるか、が主人自身の能力を上げていくためにも必要だったっていうのが出てたんです。
あと、割と運命に流される人みたいなところもあったんで、同じ同期なんだけど全く違う仕事の渡り歩き方というか。
本人が望んでないけど、動かされてしまうということも、出てる通りだなと思って。

でも、私はどちらかというと、専門職を持った方がいいと出ているので、比べること自体がそもそも間違ってたんですよね。
だから、ご主人は主人の、私は私の、みたいな感じで同期だからって同じように進むわけじゃないっていうのは、ものすごく納得しちゃって。
自分の中でも、「こういうふうにやっていけばいいんだな」とか、「こういうふうに能力をつけていけばいいのか」とかが、すごく分かりやすく出てたんですよね。

実は、主人も転職してるんですけど、その転職のタイミングも、かずたま術で出ている通りだったので、「転職したい」「会社辞めたい」って話を言われたときに、そのまま「そうなの?いいよ」みたいな感じで言えました。

あるく:今お話してくださった内容以外で今は言ってなかったけど、ちょっと時間の中で印象的な出来事だったな、自分に影響が大きい出来事だったなみたいなお話って何かにあったりしますか?

秋津:質問の答えになっているか分からないんですけど。。。
さっき叔母のお話したと思うんですけど、その叔母と私すごく仲が良くって。
私、1年浪人してるんですけど、浪人してるときから大学の4年間の5年間、実は叔母の家に下宿させてもらってたんですね。

叔母と叔父の間には子どもがいなかったので、叔母とおじから娘みたいに可愛がってもらってたんです。
だから私にとっては、叔母は第2の母みたいな感じの方だったんですけど、その叔母が18年前なのかな、実は病気で亡くなっていて。

ずっと大病を患ったとかは全然ないんですけれど、突然頭が痛いと言って、入院したんです。
そこから、あっという間に、意識がなくなってしまい、亡くなったんですね。
私の人生の中でぽっかり穴が開いてしまったみたいなところはちょっとあって。

叔母が亡くなる直前に病院から、もうちょっとまずいです、みたいな感じで電話かかってきて、急いで病院に向かったんです。
病院に着いたら、叔母の兄の私の父がずっと叔母の足をさすってて。

最後に、声をかけてあげなさいって言われて、声をかけたときに、脈拍が、ぽんって一回上がってくれたんですよ。
ちゃんと別れの挨拶ができたのは、すごくよかったなと思っているんですけど。
59歳で亡くなっているので、それを思うと、私もちゃんと生きなきゃなみたいな気持ちはどこかにありますね。
もうすぐ叔母の亡くなってしまった年になると思うと、残りの人生どう生きてくか、ちゃんと考えなきゃ、って思ったりします。
叔母が亡くなったのは私の中で大きな出来事だったと思っています。

未来:大事です。本当に自分だけの言葉のエネルギーなので名前って。すごく名前を大切にしてほしいな、って思います。

あるく:5年後10年後、あるいは死ぬ時まで想像して未来について、どういったイメージをお持ちですか?

秋津:やまと式かずたま術をやっているので、もっとかずたま術が当たり前になってくれるといいな、と思っていて。
学校で同じことを教えていても、その子たちの能力ってやっぱりそれぞれ違うので。
その子たちの才能をどうやって活かすのか?っていうところにすごく使えるんです。
当たり前のように使ってもらえる世の中になるといいな、と思っています。

だから、共通言語になるといいなと本当に思っていて。
共通言語になれば、もっともっとお互いのことも分かるし、感情と頭でわかることは別だと思ってるんですけど、でも、喧嘩することがあっても、お互いのことが分かりやすくなるんじゃないかな?と思うんです。
だから、当たり前になってくれるといいな、当たり前になる世の中が来ると信じていたいな、って思います。

あるく:眞未さんご自身が自分はこうなってたいなみたいな、こうなってるだろうなみたいな未来のイメージありますか?

秋津:そうですね、やまと式かずたま術が一般的になって、誰も教えなくてもみんな知ってるとかっていう状態になるまで、ずっと教え続けたい、伝え続けたいなっていうのはありますね。

皆さんに知っていただくために教えることはずっと続けていきたいし、教えて終わりという関係じゃなくて、自分が教えた方たちが皆さん先生になって、みんなで手繋いで、どんどん広げていける、そんな風になっていられるといいな、って思います。

あるく:もし、かずたま術に出会ってなかったらどういう人生になっていたと思いますか?

秋津:かずたま術に出会ってなくても1回会社は辞めていたとは思います。
でも多分どこかに普通に勤めて会社員やってたんじゃないかな。
あんまり専業主婦はできないんです、家事が苦手なので。
なので、どちらかというとまたどこかで仕事して、という感じだったかな?と思います。

あるく:もし叔母さんに出会っていなかったらどんな人生になっていたと思いますか?

秋津:叔母にもし会ってなかったら、多分、学校の先生に言われた大学に進んで、教員になれてたかな?分からないけど。
でも、教員になって、みたいな感じだったと思います。
教員になれてたかなぁ?元々学校の先生には、ずっとなりたいと思っていたので、学校の先生になって、みたいな感じだったかと。

あるく:元々学校の先生になりたかったんですか?

秋津:そうなんです。学校の先生になりたくて、一応教員免許も持ってるんですよ。
数学の。教育実習にも行っています。
教育実習で母校の高校に行ったんですけど、母校の高校の先生に教員になりたいと思っていても、一度は社会を見てこいって言われて。
それが一つのきっかけで、会社に就職した、ということはあります。

教員ではない、一般社会がどういう状況なのか、それを知った上で教員っていう世界を知った方が絶対にいいからって言われて。
一回普通に会社に勤めようと思って。
結局、務めてそのまま教員に戻らずみたいな感じだったんですけど。

あるく:教員になりたいなと思ったりはしなかったんですか?途中で。

秋津:なかったんですよね。でも幼児教育に関わりたいと思ってちょっと資格取ったりはしたんですけど、でもそこまでハマらなかった。
ハマらなかった、というか、そこまで真剣に出来なかったんですよね。

あるく:やまと式かずたま術を全く知らない人がイメージしやすいような、鑑定例などを教えてもらえますか?

秋津:そうですね、多分わかりやすいのは、一人は大谷翔平選手。
二刀流できるじゃないですか。実は大谷翔平選手って何でもできちゃうオールマイティーっていう才能を持っているんですよ。
ただその才能を持っている人って、ちょっとやれば結構先が見えちゃう人なんですよね。
だからちょっとやって、もう飽きちゃった、となると器用貧乏さんになりやすいってところがあって。

大谷翔平選手は、投手と打者のどちらを先に一流にしたのか私は分からないんですけど、一つを一流にできると、次のことを一流にするスピードがすごい速いんです。

だから、二刀流ができるんだな、というのは、分かりやすいかな?

あとは将棋の藤井聡太さん。
実は「僕だったらこうする」みたいな気持ちがすごく強い方なんですけれども、その中でもものすごく先読み力が強いっていう才能を持っていて。

だから、将棋も先を読む力っていうのがすごく大切だと思うんですけど、その先読み力が普通の人では考えられないぐらいのスピードなんですよね。いわゆる天才って言われる人が持ってる数持っているんです。
だからこそ、あそこまで先手先手を読んで将棋を打ってくっていうことができるんだろうなっていうのは、見てて思ったりします。

あと、私、B’zが好きなんですね。
B’zの稲葉さんって、ネットで調べて初めて知ったんですけど、本名は下の名前の読み方は違うらしいんですね。
そのネットで見た情報で数を出してみると、実は大谷翔平選手と同じグループに入るものを持っていたんです。
ある番組のインタビューの中で、稲葉さんがすごく体を鍛えたりとか、努力をしているという話が出て、「なんで、そんなに努力するんですか?」みたいな質問をされたときに「恥をかきたくない」みたいなことをおっしゃったんですよ。

実はその数持ってる方って、人に駄目なところを見せない、完璧主義なところがあるんです。
完璧な自分でいる、というところが口癖に出るんだなあ、なんて思いながら、見ていました。

もう一人B’zの松本さんの方はすごく現実的な方なんですよね。
ある意味安全とか安定してる状態だからこそ、独自の世界観に向かっていける数を持っていらっしゃいます。
なんかのインタビューで、松本さんって昔、ファーストフード店でバイトしてたそうなんですが、B’zになって、レコーディングか何かで食事に行けない時に、スタッフの方が、アルバイトをしていたファーストフード店の全メニューを買って机に並べてくれたのを見て、やっと俺は売れたんだと思えた、って発言をしていたんです。
松本さんにとっては、そこが安定の判断だったんだなあ、と思うと、すごく数に表れてるな、って思ったりしますね。

あるく:生年月日関係なく、数字そのものにも意味があるんですか?

秋津:名前という言葉を数に変えていくんです。
例えば「あ」は「1」とか。
言葉を数に変えていくことができるんですね。
お名前って、実はその人だけの言霊なんですよ。
言霊だから、それを数霊(かずたま)変えていき、数を出していきます。

あるくさんって、割と思いついたら、えーい!みたいなところがあるんじゃないかなと思って。

あるく:そうです!生年月日とか言わなくても名前だけでもある程度わかるんですか?

秋津:そうなんです。名前から、その才能だったり、性格を出せるんです。
だから、あるくさんは思い付き力はあるけど、、現実的に考えようとすればするほど、その夢がしぼんでいっちゃうんだろうなっていうのは。

あるく:うわー!もう、そんなすぐわかっちゃうんだ!

秋津:名前の数が出せれば分かります。

あるく:逆にその生年月日はどういう役割があるんですか?

秋津:生年月日は、家系の中で、どういう役割を持って生まれてきたかっていうことを知っていくものなんです。
例えば、さっき私と弟の話をしたときに、私が生まれた家を守っていくという役割が出ているのは、誕生日から導き出したものなんです。
なので、ご兄弟の誕生日の数を出してみると、下の子の方が実はおうちのことすごく考えてたね、ということがあったりして。

あと前に、チラッと聞いたことがある話なんですが、ある会社を次男の方が継いだらしいんですよね。
周りの方から、長男が戻ってきたら「俺が家を継ぐ」って言われないか?って心配したそうなんですが、「それは絶対にないから大丈夫です」と言ったそうなんです。
なんでだろう、と思って、よくよく聞いたらその方のお兄さんって新海誠監督だったんですって。

そんな話を聞いたので、Wikiで新海誠監督のお誕生日を調べてみたんです。
そうしたら、新海誠監督は、外に出ていく役割を持ってる方だったので、家を継がない。
外に出ていった方が、自分の道を切り開ける方だったんです。
無理して継がせなかった親御さんが正解だったんだな、と思って見てました。

あるく:面白いですね。もう誕生日とかをぱっと見たらわかっちゃうんですね。

秋津:誕生日とか名前を見ると、分かりますね。
それこそ、あるくさんは、きっとネガティブな発言とかすごく嫌いだと思うし、前向きに前向きにお話したい方だろうなって思ってお話します。

あるく:やっぱり本当に名前って大事なんですね。

秋津:大事です。本当に自分だけの言葉のエネルギーなので名前って。
すごく名前を大切にしてほしいな、って思います。
私も昔は、自分の名前が嫌いだったんですよ。
秋津眞未は、ビジネスネーム。鑑定士名なんですけど。
生まれたときの名前の名字が、西郷隆盛の「西郷」なんです。

西郷隆盛のイメージがあるから、すごい嫌だったんですよ。
でも、かずたま術をやって好きになりました。

あるく:西郷って苗字にどんな感じのイメージがありましたか?

秋津:「西郷」っていうだけで、すごいガタイのいい男の人を皆さん想像されるんですよね。
会社員のときに営業の方が「一緒に西郷という者を同行させます」って相手の方にお電話でお話したそうなんです。
私が一緒について行ったら、「西郷さんと言われたからどんな男の人が来るのかと思いました」と言われて、「女性だったんですね。すいません」みたいな。

あるく:そこから苗字が好きになったのってどんな変化があったんですか?

秋津:「西郷」という苗字は、大切にされてきた苗字だ、という事もあるし、その家を私が選んで生まれてきて、しかもその家系の責任者として生まれてきてる、と考えると、託されたというか、大切に守っていかなきゃいけないものなんだな、と思えるようになりました。

だから、今まで以上に、もっと名前大切にしようと思えたし、私自身を表す大切な言霊だと思っています。
しかも、それを数に変えて私自身はこういう人っていうのがわかる、元になるものだから、もっともっと大切にしようと思うんですよね。

あるく:逆に自分が数字を選択することによって理想に寄せていったり実現したりするんですか?
背番号を何番にしたらこう変わるとかってあったりするんですか?

秋津:例えば私の「秋津眞未」は、名前の数で言うと、みんな仲良く、手を繋ごう!みたいな意味の名前の数だったりするんです。
そんな風に、ビジネスネームだったり、結婚して苗字が変わったりすることで、名前の数を補助エネルギーみたいに、取り入れるというか、演じる、女優みたいな感じで演じる力が入りますね。

あるく:お聞きしていいかわからないんですが、お子さんっていらっしゃいますか?

秋津:私、いないんですよ。

あるく:こういう数字の意味とかをわかる人が、子供の名前を付けるってなったら、性格とか決めちゃうことになっちゃうんですか?

秋津:そうですね。お名前を決めるときに、ご両親との相性とか見て、決める方もいますね。

数によって、自分が思っていることを主張できる人と、自分で思っていることを念のため誰かに確認しないと不安だという人といたります。
そんな色々なことを考えながら、選んだりしている方は、いらっしゃいますね。

でも、本当にどの数も、すごくいいものを持っているのです。
どの数でも、その人らしさが出てくるし、どの数がいいとか悪いとかは、一切なくって、それぞれがそれぞれの特徴を持っている、というだけなんですよね。

だから、いろんな数のいろんな方がいらっしゃるし。
有名人の方を見てても、全員が自分を上手に活かすことで、皆さんちゃんと成功してらっしゃるので。

ただ、職業によって偏りがある数はもちろんあります。
でも、それくらいかなって感じですかね。

あるく:どれがいいとかじゃなくて、自分の数字の特性を理解して活かした人がやっぱり成功するんですか?

秋津:そうです。

あるく:面白いですね。私の飛び込んでいく性格も図星すぎて一気に身近に感じちゃいました。

秋津:でもそれができてるんだったらちゃんと自分の名前の数を活かせているってことにはなるので。

あるく:数字出てるってことは、それをした方がいいってことなんですか?

秋津:そうです。それができてないと、いわゆる「自分を生きてない」ってことになっちゃうので、もったいないですよね。

あるく:読者向けでも、自分に対しての感想でも何でもいいんですけど、最後にいい残したことはありますか?

秋津:やまと式かずたま術の魅力をうまく伝えられたのかちょっと不安なんですけど。
でも、ちょっとしたきっかけみたいな感じで、今まで聞いたことがなかったものを目にする機会になってくれるといいなと思っています。
このインタビューを受けて、私もいろいろお話してみましたが、これで良かったのか?と思うところがあるかもしれませんが。。。
でも、やまと式かずたま術を知らない方は、こんなことを聞きたいんだなあ、なんてことが私なりに知ることができて、すごく勉強になりました。
インタビューを受けてみて良かったです。
ありがとうございました。

あとがき

やまと式かずたま術。今回のインタビューで初めてその存在を知ったのですが、もう一気に夢中になってしまいました。
途中で言っていただいた私の性格がそのまんますぎてとても面白かったです。

そしてやまと式かずたま術も興味深かったのですが、なによりインタビューから見えてくる眞未さんのお人柄はとても魅力的でした。お話の仕方だったり、声だったりがとても温かくて、やまと式かずたま術という未知の世界のことをとても安心しながらずっと聞いていたくなる感覚でした。

占いって身近な人とそうじゃない人がはっきり別れるものだと思うんですよね。好きな人はとても好きだし、そうじゃない人ははっきりと距離を置いてしまって、なんだかよくわからないままにしてしまうような。
でもそういう人たちですらも、なんだか聞いてみてもいいのかもしれない、眞未さんの話なら聞いてみてもいいかもって近づいてくるような、色々な人を結んでいくような力を眞未さんから感じました。
まさに秋津眞未というお名前に込められた意味、そのままですね。

【インタビュー・編集・あとがき:あるく】

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