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元警察官の人

人生もがきながら、あがきながら生きているわけです。
私も警察にかかわったことがあるとしたら、新宿歌舞伎町を、午前中、急いでいたのでJR新宿から西武新宿まで高速で歩いていたときくらいですかね。
あのときは、前日人の家に泊まっていて、ひげをそっていなかったので、怪しかったんだと思います。
そうですね、それ以外はあんまり、お世話になってないかな。ありがたいことに。
いや!!!!!
お財布落としたときに交番でお世話になりましたね。
あと、スマホ落としたときも、万万が一、って思って交番で聞きました。
わりと、物をなくしたときに頼りになりますね。
お財布落とした時は、クレジットカード会社の電話連絡先を教えてくれました。親切です。ありがたや。よく聞かれるんでしょうね、カード会社の電話番号。
そう! 今回は、元警察官なんです!!!!!
興味深い!!!!!
と思う2024年6月5日17時15分に書く無名人インタビュー783回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは 河野博紀 さんです!

年齢:40代後半
性別:男
職業:講演講師

Facebook:https://www.facebook.com/hiroki.kono.5


現在:よく言われるのは、真面目で責任感が強い。短所的に言うと、頑固だって言われますね。

qbc:
今何をしてる人でしょうか?

河野博紀:
今は会社員をしながら副業で講演講師をしています。

qbc:
どんな講師なんですかね?

河野博紀:
元警察官の集まりので「一般社団法人 日本刑事技術協会」と言うのがありまして、そこで講演講師として活動しています。

qbc:
会社員の仕事と副業って、関係性があるんですか?

河野博紀:
全く関係性はないです。

qbc:
どっちの方をお伺いした方がいいですかね?

河野博紀:
講師の方でお願いします。会社員はあまり触れないでください(笑)。

qbc:
では、どういう講師をされているんですか?

河野博紀:
講演講師をしています。毎年7月の第1週に安全週間というのがありまして、建設業界等の方は年1回必ず「安全大会」というのを実施し、講演を通じて労働災害防止や労働事故防止等について意識付けをしていきます。

安全大会をターゲットとした講演活動をしています。
あと元警察官なので防犯講演もしています。
主に安全大会と防犯講演の2つのテーマを中心に講演活動をしています。
他に依頼があれば、警察官として培った経験のコミュニケーション術とか交通安全についての講演、他にはメディア等への出演や、執筆活動や企業研修やコンサルティング等もしています。

qbc:
安全週間の講演ってどういう内容なんですかね?

河野博紀:
建設業の方だと労働災害や事故等に遭わないように気をつけましょうと言うことや、労災を起こさないためにどうすれば良いかってことを言った「安全管理」についてが主な話になるかと思います。

qbc:
警察官と労災って、関連性はどんなところにあるんでしょう?

河野博紀:
安全大会を依頼される方は、関係性あるのかっていつも言われます。
私も講師の勉強を通じて、警察の業務と安全大会とは意外と関係性があるんだというのを知りました。

qbc:
そうなんですね。

河野博紀:
私は警察官の中で、交番やパトカー乗務といった制服の勤務をしていた経験が長かったのですが、制服の警察官というのは、110番とか通報があったら真っ先に現場に行くんです。

qbc:
はいはい。

河野博紀:
交通事故だということもあれば、喧嘩や包丁振り回している現場であったりとか、一歩間違えれば人命救助・命をかけて体を張らなきゃいけない現場っていうのが結構あるんです。

これらに関して、怪我をせずにどうやってきたかっていうのを考え、安全大会に照し合せると、そういう事故を起こさないためにはどうしたらいいかってこと等は、安全管理等に共通して言えると思います。
例えば、警察では事故を起こさないようにこういう装備資器材を使っていたりするので、装備資器材を紹介したり、皆さんもこれからは意識して気をつけてくださいねという様に意識付けする感じです。

qbc:
その内容を具体的に教えていただいてもいいですか?

河野博紀:
危険予知やヒヤリハット、リスクアセスメント等と言ったことです。
これらは警察でも同じことで、事故に遭わないためにはどうすればいいかっていうことで、例えば刃物を通さないチョッキを常に着ていたりだとか、交通事故に遭わないためにヘルメットを被ったりだとかです。
また全国で起きた事故等を、みんなで話し合い・意見を出し合い、集約していくってこともあります。

あとは危険な現場に出くわしたときに、けん銃の使用の判断をどうしてるのかと言ったことです。
けん銃の使用は警察だけの話ですが、どの様な状況でけん銃の使用の判断をするのか、そのための日頃からの訓練等というのは、安全管理に繋がっていきますよってことを講演では話をしています。

qbc:
講師として話されてる時はどんな感じなんでしょう?

河野博紀:
私の所属している日本刑事技術協会の講師は、「眠らせない講演」「聴いて楽しい」「印象に残る講演」というのをポイントにして講演をしています。

警察の話って言うのは皆さん知らないと思います。
知らない分野の事なので、警察のことを話して興味を引き付けることによって、90分なり60分間なりの講演を眠らせない、楽しい講演にしていくようにしています。

qbc:
それって、どんな人でも発注できるんでしょうか?

河野博紀:
安全大会に関しては、建設業が中心になりますが、建設業以外であっても、安全大会みたいなことをやりたいということであれば、業種問わず依頼は可能です。
防犯講演やコミュニケーション術等の講演も、業種問わず依頼は可能です。

qbc:
なるほど。私、昔サラリーマンのときに、ITのセキュリティをやっていて。細かい技術とかよりも意識の問題なんですよね。そういうのにも有効なんだろうなって、お話を伺って思いましたね。

河野博紀:
確かにその通りなんです。
私はITの方は専門性がないんですが、日本刑事技術協会ではITが得意な講師は在籍しています。

qbc:
専門性が高いと、それはそれで聴いてる人たちがわかんなくなっちゃうんですよ。だから、案外、警察官が気をつけてることっていうだけでも意識が高まるんじゃないかなと思いましたね。

河野博紀:
その通りです。安全を意識づけることを目的に、まだ数はそんな多くはないですが、講演活動をしています。
講演が増えていけばいいなということを願っているところです。

qbc:
ちなみに、講師はいつ頃からされてるんでしょう?

河野博紀:
私が日本刑事技術協会の方に登録したのは、去年(2023年)の4月からです。
協会で講師として正式に活動を始めたのは今年(2024年)の2月からです。

qbc:
それまでは研修されてたってことですか?

河野博紀:
研修というかトレーニングという感じです。
日本刑事技術協会は、元警察官であれば誰でも入れる訳ではなく、警察官としてある程度の勤続年数の他に、協会の代表が面接をします。
その面接をクリアした後も、日本刑事技術協会の講演講師として活動するために、講演内容は当然ですが、講演の時の話し方や目線の持って行き方等をトレーニングし、協会から大丈夫と言われたら、講演講師としてデビューとなります。
私は本業の会社員をやりながら講演講師としての練習をしていたので、時間は他の講師よりかかりました。
講演講師としてゴーサイン出るには、一般的な講演講師よりかなり時間はかかっているかと思います。

qbc:
講演講師としてデビューしたときはどんな気持ちでした?

河野博紀:
デビューしたときはオンライン講演でしたが、やっぱり緊張はしました。

qbc:
はいはい。

河野博紀:
ちゃんと伝わっているのだろうかっていうのが一番心配でした。

qbc:
なるほど。ちなみに前職は、警察官以外にもされてますよね?

河野博紀:
警察官を退職した後は、バスの運転手や鉄道の駅員等に転職をして、また今はバスの運転手やりながら、副業で講演講師をしています。

qbc:
警察官を辞められた理由は何だったんでしょう?

河野博紀:
一時的に体調を崩して、警察官として定年退職まで働くのは無理かなと思って退職しまし
た。

qbc:
あっさり辞められました?

河野博紀:
職場の引き留めはありました。
私の父親も元警察官だったので、家族の引き留めはすごい強かったです。
でも最終的には退職しました。

qbc:
辞めることに踏み切れたのはどうしてでしょう?

河野博紀:
最終的にはドクター(医者)の先生が入ってという形です。
ドクターから一旦、警察から離れた方がいいよっていう形の助言をいただいて、退職することができた感じです。

qbc:
体調崩されたっていうのは、どんな病気か聞いても大丈夫ですか?

河野博紀:
肉体的にも精神的にも、両方あります。

qbc:
辞める時の気持ちとしてはどうでした?

河野博紀:
正直言って、警察の仕事は嫌いでななく、好きでした。
好きな仕事を去るっていうのは不安があった一方で、体のこととかも考えなきゃいけないなということもありました。両方の気持ちがありました。
qbc:
悩んだ期間はどのくらいでした?

河野博紀:
半年以上は悩んでたかなと思います。

qbc:
辞められてから講演講師になるまで、どれぐらい期間があったんですかね?

河野博紀:
10年以上あります。

qbc:
そんなに空いてるんですね。講演講師という職業に出会ったきっかけは何だったんですか?

河野博紀:
オンライン(zoom)でのセミナーみたいなのがありまして。
セミナーで今所属している日本刑事技術協会の方がいて、こういう組織があるんだっていうのを知ったって感じです。

qbc:
なんで講演講師をやろうと思われたんですか?

河野博紀:
警察の仕事が好きだっていうのがあります。
あとは警察で得た知識だとか経験というのは、民間の皆さんは通用しないだろうと思っている方が大半です。
警察で経験したことを整理してみると、意外と民間にも共通して言えることはあるし、民間の方が知っといた方がいい、知っていて損はないかなという知識とか言うのがたくさんあります。
そういうのを講演等を通じて伝えることによって、警察官のときにはなかった社会貢献っていうのをしてみたいという感じです。

qbc:
実際やられてみて、どんな感じですか?

河野博紀:
まだ私は講演活動を始めたばかりなので、すごい手応えを感じているわけではありませんが、講演を受けてくださる方は、そういうことを受け入れてくださってるんだなと思ってます。
あとはそれがどんどん世の中に広まっていけばいいかなという感じです。

qbc:
その警官の知識が役立つ仕事として、講演講師を見つけた時って、どんな気持ちでした?

河野博紀:
日本刑事技術協会を知った時は、自分もできるだろうかっていうのがありました。
あとは本当に講演活動等で警察の経験が生かせるのかなっていう、不安の方が大きかったです。

qbc:
ふうん。

河野博紀:
日本刑事技術協会に所属している先輩方が、ベテランの刑事だったり、職務質問の指導員や元白バイ隊員だったりとか、大先輩達が多い中で自分みたいなのがやっていけるのだろうかという不安が大きかったです。

qbc:
その不安って、どうやって解消していったんですか?

河野博紀:
講演講師までデビューが長かったので、その間の練習のときに、協会の代表ですとか、他の講演講師の方と言った方とコミュニケーションや連絡を取ったり、練習に付き合ってくださったりだとかしてくれました。
あと事務局の方のサポートもあったりして、そういう不安を取り除けていったかなって感じです。

qbc:
講演講師の副業は、本業を上回るようなものにしたいと思いますか?

河野博紀:
働くからにはそう考えてます。

qbc:
副業として始めてるだけであって、ってことですね。

河野博紀:
そうですね。はい。

qbc:
講演講師としては、今後どんな展開を考えてます?

河野博紀:
今まだ本当スタートしたばっかりなので、まずは自分の名前が売れることが先かと思います。
講演を中心に生活している人には到底及ばないです。
まずは会社員と今の本業の仕事と、そのバランスが取れるように心掛けてます。
仕事面でもそうですし、休みとか、副業と本業のバランスの兼ね合いをとりながらって感じになるかと思います。

qbc:
SNS展開とか、そういうことって考えてますか?

河野博紀:
講演講師として活動してるいるのであれば、そこはちゃんとやらなきゃいけないなと思っています。
先ほど述べた様に、日本刑事技術協会に所属しています。
日本刑事技術協会を中心に動いているので、協会の承諾を得なきゃいけないなっていう点がありますが、協会からからOKをいただいた部分でのSNS展開って言うのは考えています。

qbc:
どんな展開でしょう? 個人アカウントみたいな感じなんですか?

河野博紀:
Facebookが中心で、個人の名前を出して活動をしています。
他にはnoteにも防犯アドバイスや警察の動き等について、私見でありますが投稿をしています。

qbc:
なるほど。そういった所属だけでなく、元警察官みたいな感じのSNSアカウントってあるんですか?

河野博紀:
いっぱいあります。特に、noteやX(旧Twitter)はいっぱいあります。

qbc:
へえー。

河野博紀:
元警察官って検索するといっぱい出てきます。

qbc:
そうなんですね。

qbc:
元警察官って、その後何をされてる方が多いんですか?

河野博紀:
色々います。私みたいにサラリーマン人もいれば、起業してビジネスをしている人もいます。他に資格取って何か事業をしている方もいらっしゃいます。

qbc:
なるほど。質問が変わるんですけども、どのような趣味をお持ちですか?

河野博紀:
趣味は国内旅行と、あとドライブ、YouTube鑑賞であります。あとは温泉巡りや日帰り温泉巡り、銭湯巡りとか、そういう感じです。

qbc:
YouTubeってどんなの見るんですか?

河野博紀:
一番YouTubeで見ちゃうのは警察関係です。

qbc:
警察官YouTuberとかがいる?

河野博紀:
現役警察官のYoutuberはいませんね。
私の方は、警察が出ている、例えば警察本部公式のYouTubeチャンネルであったりとか、年頭視閲式や過去に放送された警察24時の番組とかを観ています。

qbc:
年頭?

河野博紀:
年頭視閲式です。年の初めにやる、警察官の行進や訓練等のことを指し、それを見たりします。
警察24時なんかも見ています。テレビ放送で見られなかったのを観ています。
あとは先ほども言いましたが、警視庁公式のYouTubeチャンネルとか見たりしています。

qbc:
警視庁公式って、防犯を呼びかけるような内容なんですか?

河野博紀:
防犯や防災等を呼びかけるっていうのもあれば、警視庁の広報課の現職の警察官の方が、例えば警視庁の施設の中の職員食堂で食べて、食レポしたりだとか。

qbc:
へえー。

河野博紀:
あとは警察官あるあるを話したりとかしています。これは意外と面白いです。

qbc:
それは、警察官採用のためにっていうところが強いんでしょうか?

河野博紀:
多分そうです、狙いは。警察官採用目的だと思います。
または警察を身近に感じてもらおうというところだと思います。
それらを見て、現職の時の自分もそうだったなと思って見ています。

qbc:
なるほど。次の質問は性格についてなんですが、周りの人からなんて言われたりします?

河野博紀:
よく言われるのは、真面目で責任感が強い。
短所的に言うと、頑固だって言われます。

qbc:
ご自身では性格って、どう思われてます?

河野博紀:
これは当てはまっているなと思います、2つとも。

qbc:
ご家族、パートナーとか、親友とか、身近な人から言われる一面とかあります?

河野博紀:
言われることは同じです。
真面目で責任感が強い分だけ、一つのことを貫き通そうとするがために、頑固になるってことは言われます。

qbc:
好きな食べ物はなんでしょうか?

河野博紀:
好きな食べ物は唐揚げや餃子、あとは寿司とか刺身、蕎麦です。

過去:一番初めは、やっぱ緊張しましたね。自分に務まるんだろうかっていう不安がすごいありましたよね。逆に、もう制服着ている以上は、市民の方から見ればもう新人もベテランも関係ないんで、容赦ないわけですよね。

qbc:
子供の頃、どんなお子さんでした?

河野博紀:
子供のときは、友達はあまり多くなかったです。
あとは、電車好きの少年でした。

qbc:
ちっちゃい頃はどんな遊びしてました?

河野博紀:
幼稚園とか小学校でいくと、本当電車が好きで、家の近くの電車を見に行ったりしていました。
実家が埼玉県なので、小学校3年生ぐらいになると友達と一緒に東京出て、地下鉄に乗ったりだとかしていました。

あと私の祖父母が鹿児島にいたので、小学校のうちから飛行機や寝台列車等に乗って夏休みは鹿児島に行ってたりしてました。

qbc:
小学生の頃はどんな子でした?

河野博紀:
運動は得意ではなくて、運動音痴の方だと思います。
あと、どちらかというと内向的だったと思います。
人見知りはすごかったと思います。
友達になればすごい深く付き合えるんですけど、そこに至るまでが結構警戒して、なかなか心を開かないです。
これは今でも言えるんです。小さい時からから続いています。

qbc:
電車を見に行くような友達はいらっしゃった?

河野博紀:
いました。

qbc:
中学校はどんな感じでした?

河野博紀:
中学校は、運動嫌いな感じでした。
成績も決して、劇的に良いわけでもなく悪いわけでもなく、偏差値でいうと真ん中あたりを推移する感じでした。
部活は写真部でした。写真を撮ったり、現像をしていたりしていました。
写真撮るのは今でも好きです。趣味でたまに撮っています。
趣味で言い忘れちゃいましたが、写真撮るのは好きですね(笑)。

qbc:
写真はどんなものを撮ってたんですか?

河野博紀:
電車を撮ったりだとか、風景を撮ったりです。
また仲のいい友達だとか同級生とかを、1フレームの中に入れてって感じです。
意識的にやるのもあれば、友達が動いてる、何か運動してるところ等を写真撮るだとかっていうのをやってました。

qbc:
何のカメラを使ってました?

河野博紀:
一眼レフです。当時はフィルムでした。

qbc:
中学生で一眼レフって、結構すごいですよね。

河野博紀:
白黒写真でしたけどね。
カラーもありますが、カラーは印刷が難しく、白黒だったら自分で現像できるので、白黒フィルムでやっていました。

qbc:
写真部ってことは、現像室があったんですね。

河野博紀:
現像室はありました。

qbc:
いわゆる撮り鉄にはならなかったですか?

河野博紀:
熱が入るほどの撮り鉄じゃないです。
でも電車を撮るのが好きか嫌いかって言ったら、好きなほうです。
撮り鉄は、車両の特徴とかが詳しいと思いますが、私はそこまで詳しくないんです。
この電車が良いな位のことしか分かりません。

qbc:
あくまで被写体のひとつとして。

河野博紀:
はい、そうです。

qbc:
高校時代はどんな感じになっていきました?

河野博紀:
高校時代は、私立高校に進学しました。マンモス校でした。
第一志望の公立学校に落ちて、第二志望の私立高校に進学しました。
高校生活3年間、卒なく過ごそうって感じで過ごしてました。だから友達も少なくて。
かと言って帰宅部ではなかったのですが、スキー部に一応在籍していました。

qbc:
運動は苦手だと仰ってましたけど、スキー部には入られたんですね?

河野博紀:
スキー部入部の動機が、アルバイトができるからという事で入ったんです。

qbc:
スキー部のバイトがある?

河野博紀:
そうではなく、私立高校なのでアルバイトは禁止なんです。
スキー部入ると、スキー道具を買ったり、合宿の費用を捻出しなきゃいけないので、夏休みとか冬休みに限ってアルバイトしていいよっていう許可が学校から下りるのです。

qbc:
へえー。画期的ですね。

河野博紀:
学校公認でアルバイトができるというのが目的で、スキー部に入部しました。

qbc:
高校の後はどういう進路になりました?

河野博紀:
高校の後は、浪人はしないで現役で夜間の大学に行きました。
当時は多分10校位大学を受験したと思いますが、唯一合格したのが、夜間大学だけで、浪人するのは嫌だと思い、夜間大学に進学しました。
政経学部の政治学科に進学しました。
大学の専攻は地方行政でした。地方自治・地方行政について学びました。

qbc:
どうしてその進路にしたんでしょう?

河野博紀:
大学に入るまでは、そこしか受からなかったので、仕方なく進学したって感じでした。
大学に入った後から公務員になりたいという考えが出てきました。

qbc:
はいはい。

河野博紀:
大学のゼミの先生が地方自治や地方行政をやっていて、また公務員試験にも強い先生だったんです。
そのゼミに入れば、勉強会っていうことで、公務員の勉強会をやってくれるっていうことだったので、そのゼミに入って地方自治を学び、公務員試験の勉強もしていたって感じです。
警察を意識するようになったのは大学3年ぐらいからです。

qbc:
なぜ警察を意識するようになったんですかね?

河野博紀:
公務員でありたいっていう考えっていうのは変わらなかったのですが、市役所や県庁等の行政職に入るっていうことになると、自分の学力では到底及ばないなと思いました。
父が働いている警察官だったらいけるかなと思って、それで警察官を意識するようになりました。

qbc:
そもそも、警察官ってどうやったらなれるんですかね?

河野博紀:
東京都だったら警視庁ですし、埼玉なら埼玉県警、神奈川だったら神奈川県警の警察官の採用試験を受験し、採用試験を受験して合格すれば、警察官になれるって感じです。

qbc:
試験内容ってどういう内容なんですか?

河野博紀:
警察官の場合ですと、一般教養試験と言われる試験が50問あります。
一次試験で一般教養試験と作文試験、二次試験で面接試験と体力試験がありました。

私のときは、体力試験は今ほどそんな厳しくありませんでした。
でもちょうど就職氷河期世代だったので、公務員の安定志向もあり、警察官の受験者数も物凄い多かった時期でした。

qbc:
うんうん。

河野博紀:
公務員と名の付くものはみんな片っ端から受けるという時代だったので、競争倍率は今と比べるとすごかったです。

qbc:
作文試験って、防犯に関するとか、そういうものなんですか?

河野博紀:
学生時代は何をやっていたかっていうことですとか、警察官になったらどうなりたいですかとか、時事問題に関して自分はこういう考え・意見を持っていますって言った感じのことです。

qbc:
体力試験の内容はどんな感じだったんですか?

河野博紀:
私が受けたときは、腕立て伏せだとか腹筋だとか、あとはランニングと言ったと程度で、思っているほどきつくなかった様な気がしました。

qbc:
タイムを競うよりは、できるかどうかレベルって感じですかね?

河野博紀:
私のときはそうですね、できるかどうかの基礎レベルでした。
ただしそれは、私が受けた県だけの話であって、警視庁とかになるとすごい厳しかったです。

qbc:
自治体によって違うんですね。

河野博紀:
違いますね。警視庁は腕立て伏せを2~30分ぐらい、道場でやった覚えがあります。
クラクラになるぐらいやっていた覚えがあります。

qbc:
腕立て伏せって、2~30分もできるもんなんですか?

河野博紀:
できないですよ。

qbc:
その姿勢のまま、潰れるなってことですか?

河野博紀:
そうですね。やりきらなきゃいけなかった試験なんでしょうね、今思えば。

qbc:
なるほど。それで大学卒業後、警察官になるっていう感じですかね。

河野博紀:
そうですね。

qbc:
警察官時代はいかがでした?

河野博紀:
警察学校に入るんですが、警察学校の生活は、正直言って苦痛でした。
自由がないんです、警察学校の生活は。
大卒なので半年で警察学校を卒業することができるのですが、警察学校を卒業した時の率直な感想は「やっと普通の人間に戻れる」と思いました。

警察学校入校直後(23歳の時)

qbc:
警察学校に入らないとダメなんですか?

河野博紀:
そうですね、警察学校に必ず入らないとダメです。

qbc:
それで警官の資格が取れるという?

河野博紀:
資格と言うか、警察官の採用試験に受かった後に、警察学校に必ず入校するってことです。

qbc:
受かった後に入るんですか。なるほど。

河野博紀:
警察学校は大卒で6ヶ月、大卒以外の人は10ヶ月入校します。
これは絶対に入らなきゃ駄目なんです。
警察学校で柔剣道だとか拳銃だとか、いろいろ訓練をしていきます。
また法律を学んだりとかします。警察学校は警察官になるためには絶対的なものです。

警察官に採用されると、最初警察学校に入って、学校には籍を置くんですけども、給料をもらえるので、勉強が仕事です。警察学校にいる間はって感じです。

警察学校での訓練の様子(職務質問)。 一番左の警察官が河さん!

qbc:
警察学校はどのぐらいきつかったんでしょうか?

河野博紀:
多分私の生きてきた人生の中で、一番きつかったと思います。

qbc:
具体的にどんな生活だったんですか?

河野博紀:
全寮制の寮に入って寮生活をするのですが、平日はほとんど授業があったりとかするので、テレビとかも見れないですし、携帯電話も持ち込めません。

qbc:
連絡はどうするんですか?

河野博紀:
連絡は手紙か公衆電話になります。
週末だけ携帯電話の持ち出しの許可が出ます。
学校にいる間は携帯電話は警察学校に預けます。
寮生活の間は公衆電話で電話連絡するか手紙で連絡をするかって感じです。

qbc:
へええ。

qbc:
なるほどね。そこを半年で出て、晴れて勤務っていうことになるんですかね?

河野博紀:
そうですね、晴れて勤務ですね。

qbc:
初めての警察官のお仕事はどんな感じでした?

河野博紀:
一番初めは、やっぱ緊張しましたね。自分に務まるんだろうかっていう不安がすごいありました。
逆に制服着ている以上は、市民の方から見ればもう新人もベテランも関係ないんで、容赦ないわけです。

だからそういう面で、メンタルも強くならなきゃいけないし、法的な知識っていうのを身につけなきゃいけないし、それに対してのコミュニケーションの取り方っていうのも、身につけなきゃいけないなって感じました。

qbc:
なるほど。ちなみに、さっき講演のテーマで仰ってたコミュニケーションというのは、警察官なりの特殊なものがあるんですかね?

河野博紀:
特殊なものはないと思うので、民間の方と多分一緒だと思います。
あえて言うと、民間の方っていうのは、仕事や取引先の相手が嫌だったりしたら、仕事や取引しなきゃいいじかと思います。

しかし警察は、嫌な人も含めてみんな相手にしなきゃいけないのです。
その嫌な人ともどうやってコミュニケーションをとっていって、うまく話をまとめるとか、円滑に仕事を進めていくかというのは、警察独自というか独特のコミュニケーション術だと思います。

でもそれは警察で統一した形であるわけじゃなくて、その技は十人十色です。
私だったら私のやり方があるし、別の人は別のやり方があります。これは本当十人十色なんで、結局それは現場でみんな経験してきて、自分はこうだっていうのを身につけてるんです。

警察官のコミュニケーション術は、特別決まった型があるわけじゃなくて、自分が現場で経験したことを身につけたものを言葉にして、講演とかで教えていくって感じになります。

そういうコミュニケーションを身につけていくと、例えばテレビ番組の警察24時とかで出ている職務質問をして悪い人を見つけ出したりとか、取り調べでどうやって犯人を認めさせるかっていうところに繋がっていくのかなと思います。

qbc:
なるほど。警察官は何年ぐらいやっていらっしゃったんですか?

河野博紀:
11年10ヶ月ですね。

qbc:
その後転職をされて、講演講師になるまで何年ぐらいあるんですかね?

河野博紀:
10年以上あります。去年(2023年)の4月に協会に入りました。
警察官を退職してから協会に入るまでに10年ぐらいはあります。

qbc:
警察を辞めた後ってどんな感じなんですかね?

河野博紀:
バス会社を転々としてって感じです。4・5社ぐらい転職したかと思います。

qbc:
うんうん。

河野博紀:
あと、趣味の方でも話しましたが、鉄道が好きだったので、鉄道会社に転職できないかなということも考えて並行しながら転職活動等をしていたら、42歳の時に鉄道会社に転職できました。
せっかく鉄道会社に就職できたのですが、会社の経営方針や役員とかに諸々に納得いかない点があって退職をし、今はまたバスの運転手をしています。

でも鉄道会社に転職するのはすごい至難の業で、ちょっとコツをつかむというか要領を得れば、試験をクリアできるんだなってのがわかったというような感じです。

qbc:
やっぱり、バスの運転手っていう、安全面を求められる仕事に就かれてるんですね。

河野博紀:
言われてみるとそうですね。

qbc:
ちょっと質問を変えますが、生まれ育ったところの風景ってどんな感じでした?

河野博紀:
生まれ育ったところの風景は、郊外の住宅地だったのですが、最初は本当にうち以外畑しかなくて、でもだんだんだんだん家が建ってくる。緑がなくなって、家が建ってくるっていうような景色でした。
でも都会に出るには近いところでした。

qbc:
ご両親からはどのように育てられました?

河野博紀:
両親の教育は厳しい方だと思います。
父親が警察官ということだけあって、グレさせない、不良にはさせないようにっていうところだけは、すごい厳しかったと思います。

今思えばですが、教育が厳しかったのは、父が警察官として働いていた中で不良少年をいっぱい見てきて、そういうふうにならないために、あれは駄目だ、これは駄目だっていうのを教えてくれたんだなと思います。

ただ私も思春期でしたから、父親から言われるのがどうだとかっていうのはありました。
今となれば、警察官として働いてみて、不良少年だとかを目の前にしていれば、父は当然言うよねって思います。

qbc:
人生を振り返っていただいて、転換点をつけるとしたら、どこになりますかね?

河野博紀:
まず1つ目が、俺が31歳のときですね。自分は内気な人間で、恋愛も下手だったので、ずっと結婚できないのかなと思っていました。
31歳のときに、何とか結婚できたって感じです。何とかって言い方はあれですけど、無事に結婚できたって感じです。
10年以上結婚生活を続けて、42歳のときに離婚をしました。

qbc:
なるほど、裏側でそんな話があったんですね。

河野博紀:
はい。その2つが、ポイントっていうものになりますね。

qbc:
警官を辞めたのは、ポイントじゃないんですか?

河野博紀:
警官を辞めたのもそうですね、1つのポイントになりますね。だから3つになりますね。

qbc:
警官を辞められたのは何歳の時だったんですか?

河野博紀:
36歳の時です。

qbc:
結婚は、当時付き合ってた人と結婚されたんですか?

河野博紀:
そうです、当時付き合ってた人です。

qbc:
離婚理由って聞いても大丈夫ですか?

河野博紀:
性格の不一致だとか、あとは私が要は家庭を顧みず転職したりだとか。朝から晩まで仕事に行って、家庭を顧みなかったっていうところだと思いますね、反省点として。

qbc:
仕事大好き人間っていうことですか?

河野博紀:
好きな仕事であれば、本当に没頭してしまいます。
しかし今は、バスの運転手が好きかって言うと、ちょっとって感じですが…。

qbc:
じゃあ今、講演講師に就いたっていうのは、久しぶりに燃えてるとこですか?

河野博紀:
燃えてるのもありますし、講演講師の仕事が軌道に乗っかってほしいと言うのもあります。
定年ってことを意識しなくていい仕事なんです、講演講師は。
体が持てば、年齢関係なくずっとできる仕事であります。
そういう点でいえば、講演講師は軌道に乗ればいいなと思ってます。

qbc:
もともと人前に出るっていうのは、好き嫌いで言うとどっちだったんですか?

河野博紀:
得意ではなかったです。
でも先ほど言った様に、去年の4月に協会に入ってからデビューまでの間が長かったので、そこの間でトレーニングをしたって言うのがあります。

qbc:
今は楽しいです?

河野博紀:
いまだに講演は緊張しますけど、やり終えたときの充実感っていうのはあります。そこで良い感想をいただいたときにはやってよかったなと思います。
そこで充実感を持てるっていうことは、楽しいってことなんだと思います。

qbc:
それは過去体験した充実感の中で、どれぐらいのレベルを持ってるんですか?

河野博紀:
警察のときが10だとすれば、まあ8ぐらいには行ってますね。

qbc:
でも、トップは警察官なんですね。

河野博紀:
講演講師が軌道に乗れば、多分警察を超えると思います。
まだ始まったばっかりって感じです。
これから講演やったとしても、次の仕事に繋がるかどうかって不安があります。
だからある程度軌道に乗れば、超えるかなと思います。

未来:そういう出演の機会とかいただければ、警察官ってこれだけ大変なんだよっていうことを言って、世の中の皆さんに、警察官を応援してあげてっていうようなことをもっとPRしていきたいなってのはありますよね。

qbc:
5年10年、最後自分が死ぬところまで見据えた上で、未来ってどうイメージされてます?

河野博紀:
そうですね。いいふうに捉えればですね。今は離婚して独身なので。
もう一度結婚して、今度は人生の伴侶となるパートナーの方を見つけて、そのパートナーの方と一緒に過ごして、死ぬ時には、一緒にいて楽しかったよっていう風に言われて死ぬのが理想的かと思っています。

qbc:
うん。

河野博紀:
仕事面に関して言えば、講演の仕事が軌道に乗れば、体が続くまで、年金もらえるあたりぐらいまでやっていきたいなとは思ってます。
講演だけじゃなくて、他にもテレビ出演とか依頼があれば、引き受けたりしたりします。そういう出演の機会をいただければ、警察官ってこれだけ大変なんだよっていうことを言って、世の中の皆さんに警察官を応援してあげてっていうようなことをもっとPRしていきたいなっていうのはありますね。

qbc:
もしもの未来という質問をしていて。もしも警察官っていうキャリアがなかったら、どんな人生になってたんですかね?

河野博紀:
警察官でなかったら、そうですね、ごく平凡なサラリーマンをしてたって感じになるかと思います。

qbc:
何らかの充実感を積極的に求められていく方なのかなと思ったんですよね。ただのサラリーマンとか、会社員におさまりますかね?

河野博紀:
なるほどですね。もっと勉強してれば、可能性はあったと思いますよね。勉強をしなかったから、可能性が限られるっていうのはありますね。

qbc:
じゃあ、頭がずば抜けて良かったっていうふうになったら、何がやりたかったです?

河野博紀:
ずば抜けて頭がよかったら。政治家ではないですが、キャリア官僚ですかね。

qbc:
行政っていうか、自治体というか。

河野博紀:
そうですね。キャリア官僚か、もしくは市役所だとか県庁とかに入って、仕事をしているって感じですね。

qbc:
それはズバリ言うと、お父様の影響ですか?

河野博紀:
かなり大きいですね。

qbc:
お仕事一緒ですもんね。

河野博紀:
そうですね。

qbc:
そうすると、自分にとって警察ってどんな存在です?

河野博紀:
警察の存在っていうのは、なる前は憧れではありました。
なったらなったで、世の中の裏側まで見れて、色んな面でいい勉強をさせていただいたなと思います。色んな人生の生きざまを見て来れたので。
自分は離婚して失敗してますけど、こうしなきゃいけないと言うのは、気をつけてやってたつもりでした。
qbc:
お巡りさんって、どんな人生を見るんですか?

河野博紀:
一番よく見たのは、事件性のない現場で、検視の現場に補助として立ち会わなきゃいけないのです。

qbc:
はいはい。

河野博紀:
人間って亡くなった時に家族がどう対応するかっていうのは、本当にこれは、人間の本性が出るなってことをつくづく感じました。

qbc:
死んだ方の、ご家族との対応のときに?

河野博紀:
例えばおじいちゃんが死んじゃったら、「おじいちゃん本当死んじゃったら寂しいね」とか、「いい死に方したね」とか、そういうふうに家族が寄り添っているのを見てしまうと、いい家族だったんだなと思いました。

私が実際にあったのは、ご遺体を目の前にして、遺産相続だとか葬儀の段取りとかで喧嘩をし始める家族とかもいたんです。さすがに喧嘩を始めた時は、一緒にいた刑事さん達と一緒に、まず葬儀が先でしょっていう風に、さすがにそこは割って入りました。
まず葬儀が先だよ、優先順位が逆じゃないかって、そういう話は一段落してからの方がいいんじゃない、っていうふうに、なだめて割って入ったことがありました。
だから人が亡くなったときに本当、人間の本性というのは出るんだなと思いました。

qbc:
葬式のときは喧嘩が多いって言いますよね。犯罪よりも、そういう犯罪性がないところに、人間ドラマを見られるという。

河野博紀:
そうですね。犯罪は犯罪で、また別のドラマがありますが…。それはそれで、悲しかったりだとかつらかったりだとかっていうのもあります。
でも殺人事件等はそんな多くはないと思います。私が在職中に事件等に遭ったと言ったら本当数数える位です。

むしろ私は事件性のない現場の方が多かったです。そういうところで数多く見て、本当に人の本性って出るなと思いました。

qbc:
ベタな質問を二つさせて欲しいんですけど。

河野博紀:
どうぞどうぞ、全然いいですよ。

qbc:
発砲はさすがにないですよね?

河野博紀:
現場では、当然ないです。
でも警察官は年1回はけん銃の訓練をしなきゃいけないのです。
なので、射撃場で毎年撃ってました。
警察官ってわけじゃなくて、銃に携わる人だと、例えば狩猟に従事する人でも、銃刀法等で決まっているんです。最低年1回撃ちなさいって言うのは。
なので年1回のペースでけん銃の射撃訓練は行ってました。

qbc:
あと、逮捕したことはありますか?

河野博紀:
逮捕はもちろんありますよ。

qbc:
あ、そうなんですか。

河野博紀:
いっぱいというか、他の元警察官って方と比べると数は少ないですが…。
でもやっぱ逮捕はしていますよ、警察官として当然。

qbc:
どんな罪に対して?

河野博紀:
ひき逃げを捕まえたこともあるし、オーバーステイの外国人もあります。泥棒や傷害罪とかもあります。
あとこんなのでっていうのもあるのが、道路交通法違反です。信号無視したのを逮捕したこともありました。

qbc:
そうですね、そういう事件も起きますもんね。人殺しとか殺人とか傷害じゃないものって、ありますもんね。

河野博紀:
そうですね。法律を破ればアウトなんです。法律違反して、構成要件を満たせば逮捕することはできちゃうんですね。

qbc:
最後の質問です。最後に、言い残したことがあればお伺いしております。

河野博紀:
もしこのインタビューを見てですね、警察官になりたいなと思う方はですね、勉強もそうですが体力もちゃんとしっかりつけてくださいっていうことです。

あともし柔剣道とか触れる機会があれば、警察になるまでに、初段を取れればいいんですけど、段を取れなくても1級とか2級とか持ってるだけでも、警察学校入ってから苦労しなくて済むかなと思います。
体力面であったり、あとは柔剣道等の資格を取ったり、持っていた方が警察官になってから苦労はしないかなと思います。

qbc:
ありがとうございます。

河野博紀:
ありがとうございます。

あとがき

思えば50年近く生きてきて、本格的にお巡りさんにお世話になることがなくて、幸せだったなと思います。
ああ幸せ。
幸せだなあ。
よかったよかった。
次回もまた、お楽しみにね!!!!!

【インタビュー・あとがき:qbc】

【編集:なずなはな】

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