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「占い事情通」さんにまたインタビュー読んでホロスコープみてもらったのを聞いてみた

またやってしまった。
この、心を病んで休職中の人のホロスコープを、「占い事情通」さんに見てもらってしまった。

ホロスコープはこちら。

まえがき:qbc(無名人インタビュー主催・作家)


1,諧謔さんとは?

さっそく!

出生時間がわからないので、色んなことが普段以上に「憶測」になることだけ前提でお願いします。出生時間を教えない、というお母さんとのやりとりも色んなことを物語っているな、と思ったのですが、、、

ホロスコープにはご本人の出生時間が必要なんですが、だいたいそれは知らない。でもたいていお母さんに聞くと教えてもらえるものなのですが、諧謔さんの場合、「占いなんかするなー!」とはねのけられてしまったんです。
なるほど、て感じですね。

諧謔さんのチャート、初見でまず思ったことは、色んなことがわかってしまう故の葛藤。頭の良い人だと思います。物事を大きく全体的に捉えて、どこで何がどう機能していてしていないかが瞬間的にわかるような感覚をお持ちのような。その見えてしまうものをどうにもできない歯がゆさ、っていうのが先に書いた「葛藤」です。

インタビューしていても、頭の良さは感じていました。ただいかんせん、なんというか、哀しいかな、「頭が良い」からと言って、万事が成功するわけでもないんですよね。
頭の良さに嫉妬した人から足を引っ張られたり、分かってしまいすぎるので、余計なことまで考えてしまったり。なんでしょう。頭の良さと、要領の良さが共存してたらいいんですよ。ただなんらかの処理能力が高いというだけの頭が良いというのは、あくまで特技なだけであって、必ずしも本人を幸せには導かないんですよね。
(環境との調和が必要ですやはり)

そして、人生の状況という部分ですが。

年齢的にも前回の安野さんと同じで、土星回帰のタイミングです。しんどくなくはないと思います。

こちらで出てくる安野さんというのは、前回「占い事情通」さんに見てもらった人で、この記事をお読みいただければ幸いです。

その記事から抜粋しますね

今ちょうど土星回帰といって、約30年周期なんですが、土星が生まれたところにある位置に戻ってきている時期にきています。
今を含めこの先2年くらいの間は、特に社会的責任にフォーカスがかかってくる時期だと思います。しんどいかしんどくないか、でいうとしんどい時期ではあると思います。誰もが避けて通れない「通過儀礼」のような時期です。

30年周期ということは、年齢30前後で、という意味になるのでしょうかね。
実経験的にも、30前後は、20歳の成人よりも、世の中から見る目が厳しくなる時期だと思っていて、その人の真価が問われている時期なのだと思っています。

2,母親との関係

今回、ご本人に、どういうテーマを聞いてほしいかと尋ねたところ、回答は下記。

・うまく行かない恋愛
・どう生きていけばいいかわからない

とのことでした。これを「占い事情通」さんに投げかけると、ご両親のホロスコープも見たいとのこと。生年月日、出生時間、出生地もこちらから送りました。

恋愛のうまくいかない問題は、親夫婦にみてきたもの。
どう生きていけばいいかわならない、はお父さんにみてきたもの。

だそうです。
シンプルですが、占いうんぬんの前に、確かに、人間ってそうよね。
家族って、人間関係の考え方の原型になるものね。

続きを見ていきましょう。

お話の中に出てくるお母さんとの関係ですが、子どもって例えば親がどんなにひどい親だったとしても、親への忠誠心がありますよね。特にその子どもがまだ幼ければ幼いほど。諧謔さんの場合、その忠誠心をお母さんはことごとく裏切ったのかなあ、という印象です。こうして言葉にすると淡々と書いているように見えてしまうかもしれませんが、わたしも言葉にする辛さを感じながら書いてます。同時にお母さんのチャートを見ると、諧謔さんのお話にあるように、お母さん自身も母親に振り回される関係だったのかな、という仮説が立ちます。両親に、と言ったほうがしっくりくるかな。夫である諧謔さんのお父さんとの関係は、諧謔さんにとっては仲が悪く映るのもわかる気がします。常に男女のパワーゲームを見せられていたのだと思います。
でもこのご夫婦、そうやってバトルをしながらお互いのエネルギーがいきいきするというか、それぞれの親元で育つ上で抱えた葛藤を、この夫婦関係に持ち込んで、未消化の続きをやっている要素が強いように思えるんですよね(まあ結婚するカップルのほとんどはそうなんですけどねー。)。そこで繋がっている夫婦は、どんなに仲が悪くても別れないと思います。それなりの愛があるんですよ。お母さんだけでなくお父さん側でも。夫婦同士にしかわからなくて、当人たちも無自覚もしれないけど。「無意識下で契約を交わしてる」なんて言い方をよくします。

ご両親、結構パワフルだったようですね。
でも、激しいけど相性は良い、みたいな。子供から見たら困っていたかもしれないのですが、大人的にはオッケーだった、というところでしょうか。

3,諧謔さん自身

一方で諧謔さんは、お母さんとはまた全然違った女性的な質を持った人だと思います。繊細だけど、その繊細さがあるからこそ他者に寄り添えたり共感できたりする。そんな印象です。更なる印象としては、お母さんがずっと抱えているものを、娘の諧謔さんも一緒に抱えてあげている感じ。表題になっていた、100%安心した瞬間がない、というのは、恐らくお母さんが子どもの頃からずっと感じていることだと思います。抱えてあげてる、というのはそういう意味で、それも諧謔さんの繊細さが故に。あとはそれもお母さんへの愛だと思いますけどね。これもご本人が自覚しているかどうかは置いといて、の話です。諧謔さんが思う以上に、色んな面でお母さんの人生から受けている影響は色濃いと思います。

そうそうそうそう。インタビューして感じたのは、自分の能力を思いっきし発揮すれば良さそうなものを、なんか自信ない、なんかまごついてる、て感じになっている。

お母さんと同じ水瓶座土星を共有していて、その土星が今まさに水瓶座に来ている時期なので、お母さんと自分との関係を見つめなおす(和解とかやり直すとかではなくて、今までとは違う視点で見てみる)時期だと思います。お二人どちらにとっても同じことが言えると思います。そこが見えてくると、関係性も大きく変わってくると思います。

これはもーほんとうに、無名人インタビューでたくさんの女性の話を聞いてきて、思うことでもあるんですが、母親との決着は早めにつけたほうがいいですね。
「母親みたいにならなくちゃ」「母親みたいになりたくない」両方とも、母親の影響下にあるという意味で同じです。なんでしょね。もう遺伝子の時点で、二人は似てるんですよ。だから、別にわざわざ意識しなくても母には似てるしそこからは逃れようもないので、勝手にしてたらいいのよ、と思います。
とはいえ、そうやすやすとスッパリ切り離したりはできないですからねえ。


そして最後にアドバイスで〆でございます。今回もありがとうございました!

身体を使うことは常にしたらいいんじゃないかな、と思います。思考と感情のバランスを身体がとってくれそうな感じですね。ダンスもいいし、後なんだろう、ヨガとか武道とか、精神面でも静まることを求められるようなものもやってみるといいんじゃないかな、って思います。

あとがき

占い視点をいれたことで、あー自分のインタビュー時の、自分の思いこみが感じられて、良いな、という意味合いもこの企画にはあって。
なんでしょね。ある程度インタビュー終わった時には、この人にはこうだ、みたいな観念が固定化してしまっているもんなのですが、それをバチャガキってって取り外ししてしまうみたいな感覚があります、インタビューと鑑定レポートを突き合わせて読むことは。
なんでしょね、いずれにしろね、こういう、人間の思いこみを打破してくれるパワーが占いにはね、あるんじゃないでしょうかねえ。
あっぱれ!

制作:qbc(無名人インタビュー主催・作家)

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