嫌いな人は虚言癖に見えるらしい

転職先が決まった。

最終面接中に合格をもらった。
さすがベンチャー企業だ、と驚いた。

今の職場は嫌気がさしていたから
ええいもう、辞めてしまえ！と
適当に理由をつけて年内に辞めることにした。

職場の人間関係は、正直うまくいってなかった。
私自身、思ったことをすぐに口にだしてしまい
きっと扱いにくい部下だっただろう。
媚びて欲しい上司からしたら
性格上、媚びられないくせに、意見だけは言う、
目の上のたんこぶ的な存在。

そして、先輩からしたら可愛くない後輩だったのだろう。
学級委員長のようにガチガチの真面目な先輩からしたら
クラスのうるさい問題児的な立ち位置だった私。

とにかく私もなかなかに、クレイジーだったから
堅実がウリの職場では浮いていたのだろう。
そんなこんなで、適当な理由をつけて辞めると告げて
表面上の頑張ってね、と薄っぺらい激励を受けた。

ひょんなことから、先輩の裏垢を知っていた私は
さぞ喜んでいるんだろうと、覗いてみた。
そしたら『虚言癖の職員から解放される。本当にストレスだった』と書かれていた。

笑ってしまった。

あ、私虚言癖なんだ。笑
でもたしかにそうだよね。
自覚がないことをあれやこれや言われてるんだもんね。
そりゃ、たしかにあなたからしたら
私は虚言癖だね。と妙に納得した。

要約すると、私は虚言で周りに敵を作って孤立していて
それを気づいていないとのことだった。

おお、転職先に使えそうなアドバイスをどうもありがとうございます。
胸に刻んで転職させてもらいます。

いやはや、笑っちまうね。
けど、なんでも言えばいいわけじゃないのね。
変わると思って声に出すことが
良いわけじゃないと学んだ。
それはこれからの身の振り方に役立つのは本当。
あと、誰に言うかもね。

人間関係って本当に難しいな、
人を信じるって本当に難しいな、
転職先で同じ生きにくさを感じないようにしよう。

先輩の裏垢の履歴を消した。
さよなら。
見なきゃいいのに、見てた自分にもさよなら。

次の職場での勉強だと思って
残り2ヶ月弱は甘んじて受け入れよう。