9年前の今日のこと

昨年は第四詩集『微熱期』を出版し、今年は自分にとって貴重な詩誌『hiver』を刊行することができ。その『hiver』も先月、みなさまのおかげで、無事に完売したこともあり。

また、5月から始まった「現代詩手帖」の新人作品投稿欄や、他のいくつかの大切なことのために、少し静かに過ごしたいな…と感じて。

定期的に書かせていただいている詩誌もお休みしたり、集まりも遠慮しつつ。
今の私にはやや賑やかに感じるTwitterも、しばらく覗かないでいようかなと。

このnoteも、過去の詩や記事を気まぐれに収納しているだけなのですが。
それでも、どこからお越しくださるのか、お読みくださる方もいて。

詩や詩集紹介のページ以外では、とくに、道造や拓次、吉行理恵、村上昭夫の記事はずいぶんと長く、コンスタントに読まれている様子……(それぞれのファンが多いのでしょうね…)。
それらの記事は、下記の「詩を読む」というカテゴリーに入っています。
よろしければ(最近の書評はnoteには載せてはいませんが)。

noteは、窓辺に何気なく置いた一輪挿しを窓越しに眺める気軽さで、誰かが通りすがりに覗いてくださるのかな。
それくらいの、通りすがりがいいな、とも。
それで、好きな花を一輪、置くように、何か記事を置こうかな……と思って。

今日は6月15日。
そういえば、9年前の6月15日は、『ひかりの途上で』のH氏賞の授賞式だったなあ……と。
その授賞式について、版元の七月堂の代表の知念さんがお書きくださったブログがありました。

とても温かく、面白い記事なので、貼り付けておきます(七月堂さんの詩集制作の温かさが伝わるような)。
通りすがりに、出会ってくださった方のために。

そして、10年前に刊行されたこのシンプルで小さな詩集を今も販売しつづけてくださっている七月堂さんと、今もなお、新しい読者になってくださる方と、長く本棚に置いてくださる方にも、感謝を込めて……。

七月堂通信「極私的「日本の詩祭2014」記」

http://www.shichigatsudo.co.jp/index.php?category=column&postdate=201406


詩集『ひかりの途上で』(七月堂)はこちら。