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2024年秋。詩誌「アンリエット」を刊行します!
今年の秋。
詩誌「アンリエット」(Henriette)を刊行します。
◆メンバー:
髙塚謙太郎さんと、峯澤典子。二人誌です。
◆内容:
第1号は、それぞれの新作詩(複数)のほか、髙塚さんの2本の論考を掲載予定。
髙塚さんの論考。一つは、ある書き手の詩について書かれたもの。もう一つは、ある一冊の詩集について。わたし自身、自分の詩作にとっても、よい刺激と発見をいただきながら、とても興味深く拝読しました。
引用された作品や、それらについて丁寧に繊細に記された言葉自体もまた魅力的で、詩を、そして論考を読む喜びを久しぶりに味わった気がします(ほんとうに面白い……!)。
新作詩とともに、力のこもった論考もぜひお楽しみいただけたらと思います。
わたしは今回は、詩作品のみ。今のところ、8篇!は載せたいと考えています(タイトルを入れない、本文のページだけでも、20ページくらいかなと)。
◆デザイン:
そして詩誌「アンリエット」のデザインは、わたしの第三詩集の『あのとき冬の子どもたち』(七月堂)と第四詩集『微熱期』(思潮社)、昨年発行した「hiver」と同じく。エディトリアルデザイナーの吉岡寿子さんにお願いしています。
「アンリエット」の素敵なロゴも作ってもらいました!
(この記事のタイトル上や下の写真)
◆刊行と発売について:
2024年9月~10月頃の刊行をめざして、現在制作中です。
刊行、発売の日が決まりましたら、わたしのX(Twitter)@noriko_minesawaにて、まず、お知らせします。
BOOTHでの販売のほか、いくつかの古書店にも置いていただけたらと思っています。
予定では、「hiver」のときよりも少ない限定部数での販売になるかと思います。
興味をお持ちの方は、わたしのXをチェックしていただけますと幸いです。
◆刊行予告チラシ:
七月堂古書部さんで、7/13~8/4に開催される、「夏の詩」の展示でも、詩誌の刊行予告のチラシを置いていただきます。
ブランドのタグをイメージした、小さいチラシ(紐を通せば栞にも……?)。一枚ずつ、わたしがカットし、マステを貼り、穴をあけました(130枚くらい)。
世界で唯一の、「アンリエット」創刊記念、手作りチラシ(……笑)。展示をご覧の際に、ぜひもらっていただけたら嬉しいです!
◆もう一人のメンバー、髙塚謙太郎さんについて少し。
髙塚さんは、2007年……もう17年前(!)に、わたしが「ユリイカ」の投稿欄に投稿していたときに同時期に投稿していた方(しかも同じ年生まれ)。一緒に入選したときの、「花園」という散文詩の一語一語の緻密な重ね方と、濃厚な色香に魅了され、お名前を記憶しました。
「……! すごくかっこいい詩を書く人がいるな~……。しかも同い年なんだ……!」と(選評から知る)。
わたしが、第一詩集を出した頃から現在まで、その書法に注目し、信頼する書き手です。
そして、わたしの詩誌「hiver」にお書きくださった渾身の御作品と、最新詩集『哥不』を拝読したとき。
「昔からその作品を興味深く読んできたけれども、さらに最新の詩や詩集が素晴らしいなんて……。そんな稀有な書き手である髙塚さんをお誘いして同人誌を作れたら……」と想像してもいました。
同人誌を立ちあげるとはいっても、わたしには、一度に多くの書き手が参加する誌面はやや騒がしく、かつ曖昧にも感じられました。
そこで思い切って、二人誌を、と考えました。
自分がまずその作品を読みたい!と思える同世代の、敬愛する書き手と、今回、こうしてご一緒できること。とても嬉しく、ありがたく思っています。
みなさまとも、これから。この大切な「アンリエット」の誌面でお会いできますことを、心から楽しみにしております!
何卒よろしくお願い申し上げます。
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7/13〜8/4 「夏の詩」の展示開催中に、七月堂古書部さんに置いていただきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1720358970692-8bNox7fBfE.jpg?width=1200)
七月堂古書部さんの「夏の詩」の展示でも。
髙塚さんとご一緒します。
(昨年の「夏の詩」の展示が好評、とのことから)。
詩誌への助走……(?)のようですが(偶然にも)。
ご企画くださった七月堂さんに、感謝しております。
「夏の詩」の展示も、よろしくお願いいたします!
◆髙塚謙太郎さんの第六詩集『哥不』(ヰ層楽器)。
七月堂古書部でも販売されています。
(売り切れのときもありますが、「再入荷通知」を希望することもできるようですので…ぜひ)