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3か月間の月イチブーケを終えて。

【課題】
・お客様の要望が見えにくい!
・せっかく事前にヒアリング出来る時間があるのにそこを詰めてブーケに思いを込められないのが勿体無い
・お客様と一緒にブーケを作ることで付加価値が生まれると思う。
・今月はこんなお花を取り扱ってみたいという自分の興味だけで、受け取った方々が本当に価値あるものなのか、もっと感動してもらえるようなブーケを作る為には工夫が必要なのではと考える。

⭐️1か月の時間を使って大切な誰かへオートクチュールなブーケを作り見える化させる。
⭐️お客様の想いを起こせるプラットフォームを準備する
→アンケートフォームの作成

〜ファッション業界と花き業界〜 キャリアから考えるWhat I want to do.

1社目のNYブランドの企業文化から学んだ『Be Yourself together 自分らしくを一緒に』『Courage to be real リアルに生きる勇気』
2社目のParisブランドから学んだお客様との深い『クライアンテリング』とトランクから始まる『ストーリーテリング』
そして競合他社から学ぶ『オートクチュール』

ファッションもブランドもお花も通ずるものがあります。

お花には衣食住ではないからこそ、自己表現や付加価値、情緒的価値を魅力的に開示して差し上げることができます。

小学生の頃からずーっと同じことを追い求めておりました。
オリエンタルランドに入りたい。唯一無二のパレードやショーを創ってゲストにとってかけがえのない体験価値を生み出すと。

この夢は叶わずでしたが、やりたいことは変わっておりません。


先日まで銀座メゾンエルメスに期間限定で「HERMESのフラワーショップ」が登場したことを思い出しました。

HERMES
HERMES
本イベントは、メゾンが掲げる2024年のテーマ「フォーブルの魂」をもとに、パリ、フォーブル=サントノーレ24番地のエルメス第一号店のスピリットを受け継ぐ銀座メゾンエルメスにて、毎月異なるテーマに合わせた魅力的なイベントやインスタレーションが展開されるものの一つです。当時一月は“ボタニカル”をテーマに、シンボルカラーのオレンジの花々が店頭を華やかに彩っていました。

このHERMESのフラワーショップ、ウィンドウを手掛けた東信氏をヒントに自分がやりたいことの未来が少しだけ見えた気がします。

東信氏によるウィンドウ
東信氏
フラワーアーティスト、経営者。福岡県福津市出身。椎木俊介と共に、東京・南青山にてオートクチュールの花屋 『ジャルダン・デ・フルール』を構える。

朝日新聞デジタルの好評連載「花のない花屋」。読者が花束を贈りたい相手、その理由を手紙にしたため、それを読んだフラワーアーティストの東信が花束を作り、届ける。亡くなった人への思いや、日頃の感謝を伝えたい、こんな自分を表現したいなど「100のストーリーに沿った、100の花束」が心を打つ名作です✨

https://www.asahi.com/and/serialstory/hanaya/

誰かの感情に焦点を当てて花を創ることはフローリストとしての醍醐味ですよね。そこに価値を見出せれば、お花のよさ、お花のある暮らしを届ける意味がきっとあると思います。お客様とお花に感動と驚きをもたらせると思います。

月イチブーケはこれからお客様とともにお花へストーリーをもたらします。
手にする花を主役に心豊かになれる瞬間を提供したい。そんな想いから始めた月イチブーケ。ブーケへの価値はお客様と共に創る物語によって生まれます。

コンサルを受けていて私の悩みや課題を描写し言語化してくれる。今の感情を言葉にしてくれる。時には勇気をもらったり自分自身と深く向き合える術を与えてくれる。私もお花でそんなコンサル業をしてみたいとも思いました。

ただお花を見て綺麗だな、美しいなという思いで終わるのではなく、そこに秘められたストーリーを魅せていく。そんなフローリストになりたいです。
人を知ることが好きで接客業をしています。だから人と心を通わせたいとも思う。お花を使って人と心を通わせたい。

1通の手紙から始まるオートクチュールブーケ💐

大切な誰かへでも良いし自分自身でも良いし、過去のものや未来のもの、理想とするものなんでも良いです。想いを込めた1通の手紙を書いてください。そこにしたためられた思いを形にして見せます。お花を贈る相手が何をしている人でどんな性格や過去があってなぜそう思ったのか。より具体的な事柄を書き起こしてみてください。


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