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Amazon Q Developer(旧Amazon CodeWhisperer)を使用してみて

こんにちは。システム開発部のSです。
今回は開発実装時にお世話になっているAmazon Q Developer(旧Amazon CodeWhisperer)について紹介します。


1. Amazon Q Developer(旧Amazon CodeWhisperer)とは?

(引用)

ソフトウェア開発のための、生成 AI を活用した極めて有能なアシスタント

Amazon Q Developer は、コメントと既存のコードに基づいて、スニペットから完全な関数まで、リアルタイムのコード提案を生成します。

また、コマンドラインでの CLI 補完や自然言語から bash への翻訳もサポートしています。
※Amazon CodeWhispererが2024年4月30日にAmazon Q Developerに名称変更されました。

私の場合はVSCodeの拡張機能としてインストールして利用しています。

使い方は非常に簡単で、ソースコード内にサジェスチョンしてほしい内容をコメントとしてプロンプトするだけです。プロンプトした内容をもとにAIによって自動的に生成されたコードが表示されサジェスチョンしてくれます。

2.実際に利用してみる

利用してみた場合は以下のようなイメージになります
・「itemをforeachで処理」とコメントを入力しエンターキーで改行

// Amazon QのRefererを使ってみる
amazonQReferer = function () {
  list = [1,2,3,4,5,6]
  // listをforeach
  list.forEach(function (val, index) {
       console.log(val);
}

→ 候補が出てくる

//listをforeach
$.each(list, function (index, value) {
    console.log(value);
});

→Tabキーで候補を確定

一般的な関数やロジックだけではなく、既にソース内に記述されている独自関数や定義されている定数・変数も交えて候補を出してくれます。

このように利用することによって実装方法をインターネットで調べたり、他のソースコードから参考になるものを探したりするのに時間を取られていたものが、一行コメントを記入すると数秒で実装されます。

時刻のフォーマットや言語ごとの反復処理の記述など、覚えるには面倒なのに何度も使うものが一発で出てきます。

実装の手を止めることが減るので、集中も途切れにくくなります。

もちろんあくまでもサジェスチョンのため必ずしも100%正解ではありませんが、実装するためのヒントにもなり得るので作業の効率があがります。

3.使ってみての感想

第一に感じたことは「これは自分で考えていないので細かな処理を覚えないのでは?」ということでした。

第二に、「これからこの業界に入ってくる人たちはこの機能を自然と使いこなして入ってくる(プロンプトエンジニア)だろうな」ということでした。

ここ数年で生成AIを活用した事例は増えていますし、作業を効率よく進めるために便利な機能は臆せずどんどん利用していくべきだなと思いました。

コード生成ツールは他にも「GitHub Copilot」や「Codium」などもありますので、皆さん自分にあったツールを見つけて是非利用してみてください。

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