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工数についてハムスターと一緒に学ぼう

こんにちは。
ハムスターと2人暮らしを始めて8年目、開発部のハムスター大山です。

中途採用で入社して早いもので10カ月経ちました。
たくさんのプロジェクトに関わらせて頂く中で、直接実装に関係ない知識も覚える必要があります。

例えば私の場合、実装のスケジュールを意識することはあっても、「工数」の概念があまりありませんでした。

前職はSESで、スケジュールを意識しながらタスクをこなしてはいたものの、進捗報告はだいたいパーセンテージと状況の報告がメイン。

この作業はどのくらいの工数で終わる?と聞かれたときに工数の単位、数え方ってなんだっけ?????と頭の中でハテナがいっぱいになりました。

そこで、自分用備忘録として、工数の考え方、簡単な覚え方をまとめました。
工数って実は良く分かっていない、という方はぜひこの記事を一読いただけると嬉しいです。


1.工数とは

工数について分かりやすく解説している記事をご紹介します。

↓参考記事

以下引用です。

工数の単位には「人月(にんげつ)」「人日(にんにち)」「人時間(にんじかん)」の3種類があります。

人月とは、1日8時間・1カ月20日間稼働すると仮定した場合の仕事量です。
3人月であれば、「3人が1カ月間」または「1人が3カ月間」作業した場合の仕事量を表します。
人日の場合は1人が1日8時間、人時の場合は1人が1時間でこなせる仕事量のことです。
工数管理では人月の考え方をよく用います。

工数とは?基本的な人日・人月の意味から見積もりの計算方法まで解説

なるほど。なんとなく分かりました。
でも、"3人月であれば、「3人が1カ月間」または「1人が3カ月間」"、この部分がイマイチ腹落ちしません。

○人月と言われたときに2パターンあるのがピンときません。
言葉だけだと難しいので、ハムスターを用いて図解してみましょう。

①まずハムスターを3匹用意します。

②1カ月の箱と、3カ月の箱を用意します。

③2通りの3人月に当てはめてみましょう。

なんとなくイメージはつかめましたね★
○人月と言われたときは、この2パターンを思い出しましょう。
次は工数を割り出す計算についてです。

2.ハムスターを例に工数を割り出してみよう


以下引用です。

30人月の工数がかかると見積もったプロジェクトについて、必要な人員と実際にかかった工数の計算方法を見ていきましょう。

必要な人員は「見積もり工数÷期間」で算出します。プロジェクト期間が6カ月と仮定すると30人月÷6カ月=5人であることから、プロジェクトに必要な人員は5人です。

プロジェクトの完了後、実際にかかった工数を計算する際には「人数×時間」を用います。たとえば、最初の4カ月間は4人で作業を進めたものの、進捗に遅れが生じたために残り2カ月間は6人で作業した場合の工数を計算してみましょう。

・最初の4カ月間:4人×4カ月=16人月
・残りの2カ月間:6人×2カ月=12人月
・全体の工数:16人月+12人月=28人月

上記の例では、30人月と見積もったプロジェクトが実際には28人月で完了していることから、計画の範囲内に収まっていると判断できます。

工数とは?基本的な人日・人月の意味から見積もりの計算方法まで解説

うーん、これだけだとイメージつかないので、ハムスターを初めてお家にお迎えする場合の工数を割り出してみましょう。

以下例題です。

例題: ハムスターを初めてお家にお迎えする準備
あなたがハムスターをお迎えするために、以下のタスクを計画する必要があります。

・ハムスター用ケージの購入(筆者は水槽をお勧めしています。)
・飼育用品(餌、トイレなど)の購入
・ハムスターの飼育環境の準備
・ハムスターの健康チェック(獣医訪問)
これらのタスクを実施するのにどれくらいの工数が必要かを見積もります。

【タスクと工数の見積もり】

ハムスター用ケージの購入
作業時間: 2時間
担当者: 1人

飼育用品の購入
作業時間: 1時間
担当者: 1人

飼育環境の準備
作業時間: 3時間
担当者: 2人

ハムスターの健康チェック(獣医訪問)
作業時間: 2時間
担当者: 1人

【工数の計算】

ハムスター用ケージの購入
工数 = 2時間 × 1人 = 2人時間

飼育用品の購入
工数 = 1時間 × 1人 = 1人時間

飼育環境の準備
工数 = 3時間 × 2人 = 6人時間

ハムスターの健康チェック(獣医訪問)
工数 = 2時間 × 1人 = 2人時間

【合計工数】
合計工数 = 2人時間 + 1人時間 + 6人時間 + 2人時間 = 11人時間

これで、ハムスターをお迎えするために11人時間の工数が必要だと分かります。
今回は簡単な例を参考に計算しましたが、実際はもっと細分化してタスクを洗い出すことをお勧めします。

3.さいごに

工数を使ってハムスターお迎えの準備を例に計算してみましたが、実際のプロジェクトでも同じように工数を把握することで、作業の目安を立てやすくなります。

11人時間で実現できる夢のハムスターライフ、ぜひお迎えを検討してはいかがでしょうか★

以下の画像は「11人時間で実現できる夢のハムスターライフ」をテーマに生成AIに作成してもらった画像です。

数字が連番になっていないことや、針が11を指すことで「11人時間」を表現していることなど、つっこみどころ満載です。

(補足:アイキャッチ画像は「システムエンジニアのハムスター」をテーマに生成AIが作成した画像です。システムエンジニアというよりは、ただキーボードを分解して遊んでいるようにしか見えません。(笑))

最後までお読みいただきありがとうございました!

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