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17:30に保育園お迎えできる働き方とは

午後は病院や延び延びになっていた子供のパスポート受け取りのため会社を休んだ日。
夕飯材料を買い込んで17:30ごろ通る近所の道や保育園の前は、2人乗り自転車を操る母親や手を繋いだ母子で溢れていた。

17:30に保育園迎えができるこの人たちは一体何時まで仕事しているんだろうか。

それというのも、わたしの場合育児時間や時短もあっても1歳になるまでという制度だったこともあり、ずっと「定時17:30上がり、保育園は19:00迎え、時々再延長で20:00迎え」のペースだった。通勤に約1時間かかるので致し方ないとはいえ、今時の17:30にはお迎えできる仕事環境・働き方は羨ましい点も大きい。

強いてあげるとすると夕方17:30お迎えしているのは、わたしが見た限りでは全員女性・母親だった。
朝の送り光景では父親の姿も見かけるのに。
共働きでも仕事の総量をコントロールして下げるのは、女性の方が多いのはいつの時代も変わらない。

社員やパートと雇用形態は違えど、年齢にかかわらず、育児のために労働時間を減らすことで給与が減り、昇給昇格の機会も減るという一見合理的理由のようなマユツバな不利益を被っている。


労働時間を減らさない場合は何も問題はないかというと決してそんなことはない。
19:00迎えに行って我が子のほかには保育園でお迎えを待つ子供があと2、3人しかいない様子に「早く迎えに行けない自分」を勝手に描き無意識の罪悪感を育成する。
さらに労働時間減らさないけれど、残業できない勤務状態に、組織への罪悪感も潜在意識下では育っていることにも気づかず。

少子高齢化で働き手が減っていく中、どのようになるといいかは家族の形や仕事への関わり方、仕事の環境の整い方、なによりも自分自身の人生や仕事・お金・家族などへの価値観が大きな要因を占める。

制度や周りを理由にするよりも自分がどうしたいか、そのために何をするかを決めて実行する覚悟が、働き方への満足度を高めていけるのではないかと感じた。

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