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2ヶ月前の”ありがたい気配り”を今知る

あっ、シマッタ!
最悪変更不可で、再度予約しなおしになって、
もはや満席で再予約すらできないかも!

背筋が寒くなるのを感じながら、恐る恐るかつ慌ててメールを打つ。
なんというポンコツ!と過去の自分を責めつつ。。。

夏のハイシーズンの旅行予定。海外。
早めのフライトの手配のために、知人の紹介の旅行代理店の方に手続きをお願いした。
あれは、3月に入って間もなくのころ。

まもなく直行便が手配可能という連絡をもらい、予約に必要な搭乗者氏名をメールでお伝えし、確定。
すぐに予約情報確認のためのPDFを送っていただいた。
発券は5月末まででOKとのことで、その後今日まで呑気に過ごしていた。

5月の連休も始まり、夏の予定を思い出し、旅行代理店とのメールを見返していたときに、それは露呈した。

やっべー、ローマ字のスペル、間違えている。
自分のは正しく、同行の娘の分だけ。
あほっぽいことに、名字の子音の順番。(例:SATOなのにTASO)
アホだ・・・涙。

「頂戴したお名前通りに手配しているので、変更できません」
頭の中でそんなお返事を妄想する。
もう夜8時過ぎているし、返事は連休明けかもしれないけど、まずは連絡をとメール。
しばらく別の作業をして受信箱をみると、なんと担当さんからのお返事が!

ドキドキしながらも開いてみると、、、

「正しい名前でご予約できているので、ご安心ください。
以前送付した予約確認のPDFにもそのようになっております。」
ありがたや、ありがたや。
こちらのミスに気がつき、さりげなく修正して、予約を滞りなく進めていてくださっていた。
知人が「信頼できる方です」「利益はほとんどないのに、安心安全に旅行をするために支援してくださるのです」と紹介の際に言っていたことの意味が改めて分かった気がする。

もしかすると担当さんには当たり前のことだと、思われているようなことでも、気配り・対処といった仕事の端々に人柄がにじみ出ている。

今の自分の具体的な仕事へ、この感覚を何をどう展開するといいのかは、単純には表現できないが、この担当さんのような仕事ぶりをしたいし、こんな人財を育てたいと感じた。

こんなありがたい経験をさせてくれた、2か月前のポンコツな自分にも感謝を贈っておく。

しかし、フライト手配の名前間違いには、くれぐれも注意なことには変わりない。
痛い目に合う前に、みなさまも正しいスペルを記入・入力くださいませ。


サポートいただいたならばコーチングやカウンセリングの対人支援の準備・活動に使わせていただきます。