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きみは夕陽を待たない

絶景と夕陽で有名な名所に昼過ぎに到着。
途中の絶望的な渋滞を予想して早めにでたが、そこまでひどくはなかったようで、遅れて着くよりも全然イイ。
いい。
いい・・・と思ってエリアに入ったら、時間を潰せる気配がない。

広いエリアにはビューポイントも何箇所もある。
レストランもある。
カフェもある。
お土産物屋さんもたくさんある。

が、しかし、相方がちょいお疲れ気味で、テンションがかなり低い。
「お昼もまだだし、ご飯でも食べて・・・」
「なんか脂っこくて味濃いのばっかりだから、なんも食べたくない」
「少し歩いたから、休憩して温かいものでも冷たいものでもなんか飲んでとか」
「いや、別に喉乾いていない」
え〜、え〜っと取り付く島がない!
わたし元気でまだまだウロウロできるが、相方この様子では機嫌も怪し警報だぞ

ここで待っているから、好きなとこ見て来ていいよといわれ、ありがたくうろつく。
美しい、素晴らしい景観。
ネットやガイドブックでは得ることのない、音や風や匂いのリアルが心地良い。

一方でどんどん高くなる気温。
日陰で待ってくれているが、うーんそんなに野晒しでもね。
お店に入る気配もないし、さりとて放っておいて日の入りベストスポットを確保しにいけるほどの度胸はわたしにはない。

「日没までいる?」一応確認
「いない」

決定;夕陽を目掛けて人が増え始めたようにみえるエリアから離脱。

今度は相方の体調と機嫌を整えるか、相方を変えてくることにしよう。
なんでも、ものごとには天の采配ではないが、タイミング・時の運てものがある。

そう、一昨日、ネックレス部分が壊れたルドラクシャ。
ペンダントトップの位置の翡翠がとれてしまったので修理にだした。
いいタイミングと言おうか、運良く8面ガネーシャといわれる粒も手に入り、さらに運よく大粒をもう一つあったということで、今まで持っていなかったブレスレットも作る事にした。

この手の運というか縁というものは、いつもはどこか遠くで吹く風のようで、あるとき急に追い風のように私のところにやってくる。
大概あっという間に立ち去るのだが、短い瞬間の間に素早いドミノ倒しのように、一斉にいろんなことを共づれにして、人生を面白おかしくしてくれる、

そして海沿いで遊んでいる間に、職人さんが速攻でやってくれてた。
バージョンアップしたルドラクシャ。ブレスレットとネックレス。
元々は神聖な意味あるルドラクシャのこと、深く知りもせずお迎えして以来、いろんなことから守られたり、サポートしてくれたんだろうと、ふと思う。

新しくなったネックレス、新たにお迎えしたブレスレットをつけてみた。
本来のちからに加え、リセットしてさらに、浄化や慈愛のエネルギーが共鳴共振してきている気が湧いてきた。
次の場所へ何かふんわりとした力で押し上げられて進んでいく、上昇気流の雲の上みたいなものかな。
サーフインのように、波に乗るのか。
ガルーダの背中に乗って空を飛ぶか。

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