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陽は沈み、また登る。呼吸は吐いて、吸う。


眠っているはずなのに、喉が痛く咳が出ている。これは夢か?現実か?

マスクはしている。咳をするたびに誰とは判別がつかない他人からの冷たい視線を感じて、頭の中では「あれ体温大丈夫?」と混乱する。

そんな長くも短い時間ののち、ぱっと眼を開いたら、まだ夜明け前。
一瞬の金縛りにも似たような事象だけど、花粉症のくしゃみ・咳・鼻水が通勤電車で思わずでるたびごとに、誰かに見られたり言葉を言われたわけでもないのに、過剰な自意識が反応していて、とうとう夢にまで見てしまったようだ。

あまりにも分かりやすいストレスの影響に、朝から可笑しくもあり、哀しくもあり。

目覚めが悪かったと思いきや、意外にも、無意識が抱えていたストレスに気づき、解消したようで、朝から爽やかな気分だった。
地に足はついている感覚もあり、頭の中もクリア、昨日の朝感じていた仕事に行きたくないモヤモヤ感も一掃されて、気分もスッキリなのだ。


自分の感情、抑圧していたストレスに気づき認めると、それらは昇華してしまったのか、心機一転、(オーバーな表現だが)やる気に満ちた、ポジティブな状態に変わった。

ストレスとも付き合い方次第。
落ち込むから、回復して、心の免疫力が養われる。
陽は沈むからこそ、また登る。

呼吸は吸って吐くのではなく、吐ききってから吸うことで、深い呼吸になり身体にはより新鮮な酸素が行き渡るらしい。
ストレスや落ち込みの作用も呼吸に似ているかもしれないですね。

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