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【#5 OnlyOne】「可能性。」中京大学水泳部TR鶴田優菜さん

こんにちは!
UNIVAS STUDENT LOUNGE( #U_S_L_ )の松原です。

学生スタッフの価値とは何か。
学生スタッフとは。
発展途上の大学スポーツ。
大学4年間をそのスポーツにかける選手たち。

そんな選手たちを支える人が存在しています。

今回は大学スポーツを”支える人”にスポットライトを当てていきます!

チームに必要不可欠な学生スタッフ。
献身的にチームを支え続ける存在がいるからこそ、
日々の活動ができているのではないでしょうか。

チームにとって『Only One』の存在である
学生スタッフの方々を、
学生スタッフ応援団として
スポットライトを当てていきます!

というわけで、今回取材させていただいたのは中京大学水泳部でトレーナーとして活動していた4年生の鶴田優菜(つるたゆうな)さんです。


前回の記事では、「中京大学水泳部のトレーナーの原点」に迫っています。まだ、ご覧になられていない方は、ぜひそちらもご覧ください!

さて、今回は、第2話「中京大学水泳部のトレーナーの知られざる想い」についてお届けします!

鶴田さんの心に秘める熱い想いをぜひご覧ください!

それでは、どうぞ!

Myルール

(秦野)
2年間のトレーナー活動の中で、気をつけていたことやMYルールがあれば教えてください。
(鶴田)
水泳部には90人近くの選手がいるので、1人1人が持つ感情は十人十色です。したがって、選手一人一人と会話をする中で、選手のちょっとした変化を見る必要があります。例えば、挨拶するときに、「あ、今日ちょっと声のトーンが低いな」とか「目線低いな」というような些細な変化には気をつけていました。
(松原)
挨拶で選手の変化がわかるというのはすごいですね。

”支える”側になったから学べたコミュニケーションの重要性

(秦野)
スポーツを”する”側から”支える”側に立ってみて、"支える"側に立ったから学ぶ事ができた事を教えてください。
(鶴田)
もともと私は、小学校・中学校では硬式野球をしていて、高校でハンドボールに転向しました。私は自分から喋りに行くタイプの人間でもなくて、スポーツを”する”ことが自分を表現するツールでした。しかし、”支える”側の立場になると、自分から喋りかけにいかないといけません目の前の子の気持ちを理解するためにずっと考えないといけません。自分のことだけじゃなくて、ずっと視野を広げておかないといけません。最初はそれが本当に難しかったです。「あぁ、支える側の人ってこんなに大変なんだな」と思っていました。そんな時に草薙先生に、「最初の3カ月、お前はとにかく選手にしゃべりかけに行こう」と言われて、とにかくしゃべりかけに行きましたね。コミュニケーションの大切さを強く学びました。
(秦野)
心のサポートをする上では、コミュニケーションが大切になってきますよね。しかしながら正解があるわけでもないので、どう話したらいいかというところがすごく難しいですよね。

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「諦めることを諦めなさい」

(秦野)
トレーナーとして活動していく中で壁にぶつかったことはたくさんあったと思います。そう感じた時にどのようにして乗り越えたのかを教えていただけますか。
(鶴田)
正直、3年生の時はやめたいなと思っていました。一番の理由は、競技を辞めてしまったことに対して感じる、自分への失望感です。必死で何かに取り組もうとしても、その失望感や虚無感が邪魔をして、どこか集中出来ないんです。誰かに何かを言われるより、それがいちばん辛くて、逃げ出したいとずっと思っていました。そういう思いを経験したからこそ、競技を続けている選手には自分の可能性は信じて欲しいと、心の底から思います。「お前はできないよ」「お前にやれるわけないじゃん」と周りから言われることもあるかもしれません。しかし、自分だけは自分を信じてあげることをやめてはいけないと思います。
中京大水泳部の後輩たちにはどんな形であれ、引退するときに「やりきった」と思ってほしいと強く願います。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

明日の投稿では、「中京大学水泳部のトレーナーの思い描く未来地図」について投稿します!

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✅✅学生スタッフ応援団の過去記事も要チェック✅✅