2021.10.21「ジャイキリ」
今日はマンガについて。
小さいころからマンガを読むよりは外で遊んでいたいという性格だったこともあり、マンガはほとんど読んだことがない。
でも「GIANT KILLING」だけは面白いと思って何度もたくさん読んだ。
アニメがやっていたことも影響のひとつ。
サッカーのマンガやアニメはたくさんあるが、超次元なものやカンフー的なものよりリアリティのあるものが好きだった。
マンガに関係なく、ジャイアントキリングという言葉はスポーツの現場では使われる言葉。
弱いチームが強いチームを倒す
スポーツをしていて1番楽しい瞬間だと思う。
それもジャイアントキリングという場合は大番狂わせのことを言うことが多いだろう。
単純な話と思われると思うけど、このマンガを読んで監督業をやってみたいと思ったというのも理由の1つになる。
達海 猛 監督がイングランドの下位リーグで指揮を執っていたところ、古巣の日本のチームに引き抜かれるところから始まる話。
この監督は選手たちに理解されないような無理難題をぶつけてもその1つ1つに適切な意味があり、選手たちを伸ばすために最善を尽くしている。上にも書いたように、超次元などではないことでリアリティのある話に見えてくる。
さすがに、とマンガならではの部分もあるが、試合中の監督としての考え方や選手を見て思うことなどはリアルでもあるものなのだと思う。
僕が中学生のときのチームの監督に
俺が面白いのはおまえたちが俺の想像より凄いプレーをしたときだ。
と言われたことがある。負けている試合のハーフタイムで後半頑張ろうと思ったのを覚えている。
これは後で気づいた話だけど、達海猛が同じような言葉をマンガの中で言っている。
何でも思い通りにいって何が楽しいよ
俺が楽しいのは俺の頭ん中よりスゲーことが起こった時だよ
この言葉を知っていて監督がいったのか、たまたま同じような意味になったのかはわからない。
でも尊敬する中学生の時の監督の言葉と合わさってとても胸に刺さるものになった。
このマンガを読んで監督業にさらに興味が湧いた。
実際に出来ること、出来ないことはあるにしても、また指導者になったときに読み返したいと思う。