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Unity Formaのイロハ ~コンテスト応募で最新電気自動車をゲットできるチャンス~

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Unityでは2021年2月24日より「Unity Forma Challenge」というコンテストを実施しています。優勝するとフォルクスワーゲンの最新電動自動車・ ID.4が贈られます


そこでこの記事では、そもそもUnity Formaとは何か、またどのようにUnity Formaを試してみれば良いかなど、コンテスト応募に必要な情報をお伝えしたいと思います。


Unity Formaはデジタルマーケティングを成功させるツール

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Unity Formaは、リアルタイムの3D製品コンフィギュレーターを簡単に構築できるツールで、エンジニアリングスキルのないマーケティング担当者でも扱えるので、3Dエンジニアリングデータからコンテンツやインタラクティブ体験を簡単に作成・公開できます。

たとえば自動車業界の場合、車のパーツを含め様々なCADデータが存在していますが、Unity FormaはそのままCADデータを取り込むことができる(※)ので、実際の製品と同じ形状のものでコンフィギュレーターを作ることができます。

※正確には、PiXYZプラグインというCADデータインポーターを使ってUnity(Forma)に取り込んでいます

完成したコンフィギュレーターはWebGLで出力してウェブサイトで公開することはもちろん、VRやARアプリとしてビルドしてインタラクティブコンテンツとして顧客体験を向上させることができます。


サンプルとして、Unityが制作したWebGL版コンフィギュレーターを見てみましょう。


WebGLなので、ウェブブラウザで車を見ることができます。グラフィックの品質もこの通り。CADデータによるものなので、実車さながらのクオリティです。

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クリックしながらマウスを動かすことで視点を変化させることも可能。これだけのグラフィック品質でも動作がもたつくことはほとんどないです。

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車体やパーツのカラーリングも瞬時に変更可能。自宅にいながらお好みのカスタマイズができるのが、ウェブ上のコンフィギュレーターの魅力ですよね。

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このようなコンフィギュレーターを、エンジニアを介さずともマーケティング担当者の手で制作できる点が、Unity Formaの大きな魅力です。


さらに詳細を知りたい方は、こちらの動画やページをご覧ください。



Unity Formaの動作環境と価格

Unity Formaは法人向け製品であり、またPiXYZプラグインが必須なため、以下の環境のいずれかが必要です。

Unity ProPiXYZプラグインを契約
Unity Industrial Collectionを契約

なお2021年3月現在、Unity Formaの価格は年間サブスクリプションでUS$4,980です。

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Unity Forma 導入をご検討の方は以下のフォームよりお問い合わせください。日本の担当者よりご案内申し上げます。



Unity Formaをトライアルする

さて、Unity Formaを試したい場合、2021年3月現在は「Unity Forma Challenge」というコンテストで配布されているトライアル版をゲットするのが一番手っ取り早いです。

ページ内のフォームに入力すると、メールでUnity FormaとPiXYZプラグインのトライアル版をダウンロードするためのリンクが含まれた案内メールが届きますので、メールの案内に従って環境設定を行ってください。

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ちなみにUnity Proの60日間トライアル版も付いてきます。また、メールには環境設定方法のチュートリアル動画のリンクもあります。


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無事、環境設定が終わると、Unityエディタ上でUnity Formaが起動し、あらかじめ用意されたサンプルプロジェクトが読み込まれます。


ここからの操作は以下のマニュアルを参照しながら行ってみてください。英語ですが、サンプルプロジェクトを手元で動かしながらチャレンジしてみてください。

こちらのチュートリアル動画も役立つと思います。



Unity Formaを動かすことができたら、いよいよコンテスト本番! 日本時間の 2021年4月26日3時59分までに自身が制作したプロジェクトを応募しましょう! 詳しくはコンテストの公式ルールをご覧ください。


皆さんの創造性と独創性に富んだ3Dコンフィギュレーターを期待していますが、参考までにオフィス家具をテーマにしたコンフィギュレーターの例を紹介します。



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