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【YouTubeまとめ】Unityを学ぶのに役立つ、11月にUnity Japanが配信した動画ピックアップ

Unityでは、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンのスタッフを中心に、一押し機能やアセットの紹介、映像や建築など特定領域での活用方法などをYouTubeで配信しています。

本記事では、11月に配信した注目のコンテンツをまとめて紹介します。気になる動画がありましたら、ぜひ視聴してみてください。

学生ゲームの祭典「Unityユースクリエイターカップ」2022、2次審査の結果は?

Unityユースクリエイターカップ」は、全国の小・中学生や高校生、高専生が参加するゲーム開発の全国大会です。2022年には109作品の応募が集まりました。

今回の動画では、10月に発表した1次審査通過38作品の中から、2次審査を通過した12作品を発表。また、惜しくも落選した作品の中から、ブロンズアワードに輝いた5作品を紹介します。

2次審査を通過した作品をはじめ、Unityユースクリエイターカップ2022のエントリー作品は、公式サイトからダウンロードしてプレイすることも可能です。

そして12月11日に開催されるプレゼン発表会本選では、3年ぶりに本選出場者がオフライン会場でプレゼンを行います。その様子はライブ配信も行いますので、ぜひご参加ください。

海外イベントが日本語音声で聞こえる!「Unite 2022 基調講演」

Unite 2022」は、Unityの開発者やエキスパートが登壇し、Unity制作に必要な知識や制作に携わったプロジェクトについて講演を行うイベントです。

プレイヤーを熱中させるゲームコンテンツの作り方や、生産性を高めるワークフローのお役立ち機能、収益化しやすいゲームデザインについてなど、Unityのゲーム制作にまつわる様々なコンテンツをお届けします。

Unity初心者からベテランまで、ゲーム開発のヒントを得たい方の参考になるはずです!

【体験談】Unityのパストレーシング活用例を知ろう!

「パストレーシング」は、カメラから光線を送り、光線が反射することを活用して、より厳密でリアルなレンダリングを行える機能です。

ただ、パストレーシングの弱点は、映像のノイズを取り除く大変さです。以前、公開した動画では、Unity 2022.2に搭載された新機能「OptX  Denoiser」「Open Image Denoise」を使ったノイズの削減方法についてご紹介しました。

今回は、実際にパストレーシングを使って、Unity開発者向けイベント「Unite 2022」のKeynoteなどで流れたジェネラティブアート映像の作成手法について、動画で取り上げています。

このジェネラティブアートのデザインは、共鳴反射する細かいパーツと棒状の光源でシーンが構成されています。複雑な光の反射や光のきらめきを表現するレンズのボケにより、ノイズが出やすい状況になっています。そこで、レンダリング時間を大幅に短縮できるオープンソース・ライブラリー「Open Image Denoise」を活用し、比較的短時間でノイズのない画像をレンダリングできるか、検証を行いました。

動画では、Open Image Denoiseを使ったレンダリングの設定方法や、実際に発生した問題や対応方法についてまとめています。このプロジェクトについてはGitHubでも公開しているので、気になる方は参考にしてみてください。

HDRPやURPで動く、最新グラフィック機能の習得に。サンプルプロジェクトを一挙紹介

レンダーパイプライン「HDRP」「URP」で動作するグラフィックス機能を早く習得するには、サンプルプロジェクトの使用が役立ちます。

動画では、2022年時点で役立つグラフィックス機能のサンプルプロジェクトを紹介。「HDRP」「URP」、ノードベースのビジュアルエフェクトエディター「VFX Graph」、地面を作る機能「Terrain」のサンプルプロジェクトについて、入手方法や2022年6月時点で対応しているUnityのバージョン、得られる知見についてお伝えします。

最新のグラフィックス機能を確認したい方、学習に役立てたい方は、ぜひお試しください。

C#の「Tuple」を便利に使いこなそう!

C#の「Tuple」は、複数の値の組み合わせを保持するデータ構造の一種です。メソッドから複数の値を返したい場合に使うことができます。

動画では、Tupleの基本的な構文や、メソッドから複数の値を返す場合の定義方法、またTipsとして知っておきたい「変数のAとBを入れ替えるスワップ処理」の書き方について紹介します。覚えておくと便利ですので、ぜひ活用してみてください。

GPUチューニングしよう!パフォーマンスチューニング&デバッグツール「PIX」の使い方

「PIX」は、Windows開発者向けに作られたパフォーマンスチューニング&デバッグツールです。パフォーマンスチューニングとはシステムのパフォーマンスを最適化することで、デバッグツールとはプログラミングの欠陥を発見・修正することです。

動画では、PIXのセットアップ方法や、Unityで開発したプロジェクトのグラフィックパフォーマンスをPIXで分析する方法について解説しています。描画方法を記述するシェーダープログラミングに興味がある方は、PIXの様々な機能を知って、自分なりの使いこなし方を見つけていきましょう。

3D都市モデルを扱うなら、定番の「PLATEAU」チュートリアルから試してみよう!

「PLATEAU」は、2020年度にスタートした国土交通省のプロジェクトです。3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進しています。

今回は、PLATEAUで公開されている3D都市モデルのデータを活用し、Unityでアプリケーションを開発します。PLATEAU初心者の大嶺さんと共に、3回に渡って実践します。

1回目は、土地や建物などの3D都市モデルをUnityに読み込み、アプリケーション内で都市を移動・閲覧できるようにします。PLATEAUデータをダウンロードする手順や、Unityプロジェクトの作成方法、3D都市モデルをプロジェクト内に配置する方法について実践します。

2回目は、アバターを用いて、街を歩き回るアプリケーションを開発します。動画では、Third Person Projectを使ってアバターをプロジェクト内に導入します。3D都市モデルの座標を算出して、アバターを移動。さらに、地面のデータを追加し、すり抜けないように当たり判定を設定する方法について解説します。

3回目の動画では、UnityでPLATEAUアプリケーションを開発する上で、活用したいテクニックについて紹介します。Unityを学ぶための動画を集めたサイト「Unity Learning Merterials」の中から、URPの新機能やStarterAssetsを使った三人称視点キャラクターの動かし方などについて解説している、オススメの動画を5つ紹介します。

この機会に、PLATEAUを試してみませんか?

Unity 2022の新機能「Splines」を使ってみよう!

「Splines」は、シーン上に曲線を引いたり、曲線の情報に沿ってオブジェクトを移動・生成したりできるツールです。スプラインとは、複数の点をなめらかに結ぶ曲線を意味します。

Unity 2022.1 TECH ストリームがリリースされて以来、Splinesツールが使用可能になり、Unity 2022に新機能として公式パッケージがリリースされました。

動画では、Splinesに関する4つの機能を紹介。Splinesの編集方法や、メッシュの描画に関わるコンポネントのレンダリングを行う「Mesh Renderer機能」を活用したスプラインの描画方法、Splinesに沿ったオブジェクトの動かし方、スプラインに沿ってオブジェクトを配置する方法について簡単に解説しています。

Splinesは、スプリクトを組み合わせることで、道路をデザインしたり、速度パラメーターを編集したりと、様々な活用も可能です。今すぐに使える機能もあるので、ぜひお試しください。

今後もUnity Japanチャンネルではみなさんの制作に役に立つ情報を、楽しくわかりやすくお届けしていきます!

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