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心に残ったゲーム 厳選記事集

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2020年11月6日~12月4日にかけて、noteとUnity Japanで実施したお題企画「#心に残ったゲーム」において、選者であるUnity Japanが厳選した記事集です。…
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ゼノブレイドで再構築

今までたくさんのゲームを楽しんできたし思い出に残るゲームだってたくさんあるけれど、多分これからも一番心に残り続けるゲームは「ゼノブレイド」だとおもう。 まだ小さかった子が寝た後、21時~25時くらいまでの自由時間をゲームの時間にしていた時期にずーっとやっていたゼノブレイド。見えている場所にはどこでも行けるし、崖からだって飛び降りられる(ただし生きてはいない)死んでもすぐにその場からやり直せるのでストレスフリー。ゼルダの伝説(ブレワイ)がまだ出ていなかった時期なので、ものすご

ワンダと巨像

コロナが始まり、10年ぶり位にゲームをしました。 『ワンダと巨像』というゲームです。 それを語る前に私のゲーマー人生を記しておきます。人生で一番のめり込んだゲームはゼルダの伝説シリーズ五作目、『時のオカリナ』。元来裕福な家庭では無かったので一つのゲームを兎に角遊び倒す、というのが常になっていました。最初は回復縛り、武器縛り、利き手縛りとドMプレイを楽しんでいたのですが、最後にはノートとストップウォッチを手に最速クリアを目標に周回プレイに勤しみました(今ではそれをRTAと言う

僕らを繋ぎ合わせたもの

 二十世紀最後の十二月二十四日、当時小学生だった僕がクリスマスプレゼントとして両親にねだったもの。それは「RPGツクール4」であった。  RPGツクール4とは平成十二年十二月七日にエンターブレインから発売された、ツクールシリーズの四作目に当たる作品であり、その名のとおりロールプレイングゲームを作ることをコンセプトとした初代プレステ用ソフトである。  ゲーム雑誌 (おそらくファミ通であろう) でこの作品の存在を知った僕は、ページに穴が空くのではないかというくらい特集記事を凝