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創作にドラマあり 厳選記事集

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2020年12月4日~2021年1月8日にかけて、noteとUnity Japanで実施したお題企画「#創作にドラマあり」において、選者であるUnity Japanが厳選した記事… もっと読む
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#コラム

100日間マンガを描いたら、キャラクターがこちらに語りかけてきた

水島新司は、原稿を描き終えるまで、そのストーリーに出てくる試合がどんな結果になるのかわからないらしい。 浦沢直樹は、自分のマンガのキャラクターがいつも勝手な行動を取るので困ってしまうそうだ。 「左ききのエレン」のかっぴーさんはインタビューで、「脳内にいるキャラクター達が会話しているのを聞いてセリフに書いているだけ」と言っていた。 いや、さすがに無理あるでしょ 正直そう思ってました。物語やキャラクターは作者の頭の中から生み出されるものなのだから、キャラクターの発する言葉はお

売れない漫画家である私が30年漫画家を続けてこれたワケ

あんまり大きな声では言えないけど、実は私… 漫画家としてデビューして30年も経ってしまいました。 普通の作家さんなら「30周年おめでとう」とか労いの言葉を受け取れるのかもしれないけれど、「おめでとう」なんて言葉、絶対受け取れない。 だって、なんてったって、私はずっと「売れない漫画家」なのですから。 「売れない」ということは漫画家として…社会人として…人間として恥ずべきことであり、いつまでたっても何も成し遂げていない中途半端な人生を歩んでいるのでは…と、いつでも不安でした

noteで出来た仲間と一緒に何かを作る「ドラマ」と一人じゃ出なかった「アイデア」の話

おとといから始まった「 #創作にドラマあり 」というタグ。私のためにあると思った。2カ月ちょっとの間にたくさんの方と共作させて頂いて、そこには一つ一つのドラマがあったのだから。そして、決して一人では出ることのなかった新しいアイデアもあった。 描ききれてない方、書ききれていない方 たくさんいらっしゃいます。本当にゴメンなさい あと上の絵は自分だなと思ったら きっとあなたです。 ❋ ❋ ❋ 通常の記事であれば、結論が先。でもこの記事ではそれは私の意にそぐわないのです。その前