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これからのユナイテッドカード

こんにちは、合同会社TheFourSeasonsの川上です。今日は、2021年の10月にリリースしたサスティナブルデジタル名刺「United Card(ユナイテッドカードの現状と「これから」についてお話していきます。


<アメリカの電子名刺文化を日本向けにローカライズ! 現在は若い世代が中心です>

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ユナイテッドカードの成り立ちと現状について、まずはお話ししたいと思います。

私は現在アメリカに住んでいるのですが、アメリカにはすでに電子名刺のサービスが豊富に存在しています。そのアメリカの電子名刺サービスにインスピレーションを受けて、ユナイテッドカードが誕生しました。
アメリカに存在していた電子名刺サービスを、日本国内に向けてローカライズして発表したのが、この「ユナイテッドカード」だというわけです。
このような流れで誕生したユナイテッドカードは、現在は100パーセント日本国内向けのサービスとなっています。ただ、今後は東南アジアでも同じようなサービスをリリースしていければ、と考えています。

イメージできる人も多いかと思われますが、ユナイテッドカードの利用者様の中心は20代~30代の比較的若い世代です。また、高校生の利用者様もいらっしゃいます。現在は年齢による制限もなくなり、高校生でも果敢に自らのビジネスを立ち上げる人も多くいます。ユナイテッドカードという「新しい」名刺は、このように新しいチャレンジを始める若い人たちと非常に親和性が高いサービスだといえるでしょう。

ただ、非常に面白い変化もありました。
「名刺」というと、多くの人が「ビジネスの場で使うものだ」という印象を抱くことでしょう。
しかし実はユナイテッドカードの利用者様のうちの8割は、ビジネスとは関係のない個人のお客様です。TikTokやInstagramなどで数万人のフォロワーを持つインスタグラマーや、SNSのアカウントを多く持つ人などに特にユナイテッドカードは愛されています。
このご時世ではなかなか難しいものですが、いわゆる「オフ会」で知り合った人とSNSのアカウントを共有するときに役立つから……という事情も、ユナイテッドカードの普及に一役買っているのかもしれません。


<多くの紙が使われる企業だからこそ……ユナイテッドカードの意義を伝えたい>

ビジネスの場から端を発した名刺という文化がその姿を変え、やがて若い世代やビジネスとは関係のない個人に愛されるようになっていったのは、電子名刺を取り扱う人間としては非常にうれしいことだといえます。

ただ、前回でお話ししたように、日本では毎年30億枚もの紙の名刺が交換されています。そのうえ、異動したり退職したりした場合、紙の名刺では書き換えることもできません。
紙の名刺の意義を否定するわけではありませんが、それでも、この「紙がたくさん使われている現状」は憂うべきものです。

SDGsやサステナブルな社会を考えるとき、「多くの紙の名刺」を使うことになる企業の意識の変革も必要です。また、SDGsやサステナビリティを意識した取り組みを行う企業は、企業イメージがアップするという統計もあります。
ユナイテッドカードはそのような意識の変革を助け、法人受注にもつなげていきたいと考えています。これは地道な取り組みとはなるでしょう。しかしこの取り組みは、地球環境保全の面からも企業のイメージップの面からも「多くの紙の名刺」が使われている日本においては非常に大きな意味を持つ取り組みになるはずです。
そしてその結果として、年間に30億枚も使われていた名刺が20億枚となり10億枚となり、さらに削減されていく時代が来ると、私は信じているのです。

<シンプルに、わかりやすく、ビジュアル面も強化していきたい>

SDGsの観点からも、企業のイメージアップの観点からも、個人のスピーディーな情報交換の観点からも、電子名刺サービスは普及していくべきものだといえます。
しかし普及のためには、電子名刺サービス自体がより良いものへと進化していく必要があります。このような点も意識し、ユナイテッドカードはこれから先もどんどん進化していくサービスであり続けようとしています。

その内容についてお伝えしていきましょう。

「事業開発の課題」で少しお話ししましたが、現在はユナイテッドカード利用者のみが集まれるコミュニティを形成しようと動いています。そのコミュニティ上で自分の情報を公開できるようにしようと考えています。
またそのコミュニティでは、あえて「企業も個人もランダムに表示される」という形式を取る予定です。その方が、カテゴリーにとらわれない新しいつながりができやすくなると考えられるからです。また、この「つながり」をサポートするために、チャット機能も搭載する予定です。

ほかにも、WEB会議の際に利用できるQRコード付き背景のダウンロードサービスも実装予定です。

<私が最後に伝えたいこと>

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。ここまではユナイテッドカードという「自社商品」に焦点を当ててお話ししましたが、最後に、私自身の言葉でこのユナイテッドカードへの思いや希望もお伝えしたく思います。

私は本サービスが広まることが、世の中のためになると思っています。
改善したい点はまだまだあるのですが、皆様に支えられながらより良いサービスを提供できるようにしたいと思っています。
今後は、オリジナルデザインの受注や、現在少しずつ増えているホテル・飲食店・美容室、雑貨屋などへの採用も進むといいですね。すべての従業員に1枚ずつ持ってもらえば、顧客と話が盛り上がったところでSNSを共有し、自分のお店を知ってもらう機会が増えるでしょう。大事なビジネスチャンスを逃さずにキャッチするためのアイテムとして、ユナイテッドカードが使われるようになれば、こんなにうれしいことはありません。

お読みいただきましてありがとうございました。
便利で地球環境に優しく、常に最新のデータを載せられる買い切り型の電子名刺「ユナイテッドカード」、ぜひみなさまのお側に置いてあげてくださいね。

ユナイテッドカードに関するお問い合わせがあれば、こちらにお寄せください。

■ お問い合わせページ
https://unitedcard.net/contact/


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