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ユナイテッドアローズ 月次売上概況-2023年12月

概況

12月は、全社売上高前期比101.1%、小売+ネット通販既存店売上高前期比101.9%となりました。

気温の影響で冬物アウター、マフラー、手袋等の防寒グッズの売上が鈍かったものの、VIPを中心としたセール売上が伸び、既存店売上高は前年を超過しました。

株式会社コーエンの全社売上高前期比は88.0%です。

*速報数値には収益認識基準変更の影響は含まれておりません。収益認識基準変更の影響は確報値に反映され、速報値から数ポイント下がります。

アイテム動向

気温が高く推移したことで、防寒アウターやマフラー、手袋等の冬小物の売上が鈍かったものの、ジャケット、スーツなどのビジネス衣料やシューズ、バッグ等が好調でした。

メンズでは、シャツやパンツなどの長く着用できるアイテムの動きが目立っています。

ウィメンズでは、ニット、カーディガン、パンツなどの中軽衣料が好調です。

投資家からいただいた主なご質問

Q1. 定価販売売上の前年比は?

定価販売売上は前年同月を下回りました。これは、2023年夏から会員プログラムを改定し、VIP顧客様向けのセール対象となる方の定義が前年から変更になったことが影響しています。定義変更により「グリーンレーベル リラクシング」でVIPセールの売上減少が見込まれた分、全会員様向けの先行セールを行ったことが主な要因です。
 先行セール等により早期に在庫を削減したことで、残在庫を一定程度おさえることができています。

Q2. ネット通販既存店売上が105.1%と高い背景は?

自社通販サイトはVIPセールが好調だったことなどにより、前年同月比109.4%と高く伸び、通販売上構成比は40.7%、前年同月差+0.8ポイントと構成比も上がりました。
 他社の主要サイトもセールの実施等により好調に推移しました。

Q3. 客単価をどう見るか。

既存店客単価は前年同月比で103.8%となりました。「ユナイテッドアローズ」「ビューティー&ユース」等が属するトレンドマーケットの小売既存店客単価が同106.8%で、「グリーンレーベル リラクシング」等を中心とするミッド・トレンドマーケットの小売既存店客単価(同99.8%)より強いです。ミッド・トレンドマーケットではQ1のとおり、先行セールを実施したことなどにより小売既存店客単価が前年と同水準に着地しました。


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