見出し画像

2023年9月 月次売上概況(速報)

概況

9月は、全社売上高前期比101.3%、小売+ネット通販既存店売上高前期比103.5%となりました。

記録的な残暑の影響はあったものの、メンズではカットソー、シャツなどの秋物軽衣料に加えてパンツ、ジャケット、スーツ、アウターなどが、ウィメンズはカットソー、ニット、カーディガン、パンツ、スカート等の秋物中軽衣料の動きが目立ち、既存店売上高は前年を超過しました。

株式会社コーエンの全社売上高前期比は63.5%です。

また、2024年3月期上半期は、全社売上高前期比108.3%、小売+ネット通販既存店の売上高前期比は108.0%、客単価前期比は109.7%、買上客数前期比は98.7%となりました。

*速報数値には収益認識基準変更の影響は含まれておりません。収益認識基準変更の影響は確報値に反映され、速報値から数ポイント下がります。

メンズのアイテム動向

厳しい残暑が続いたものの、カットソーやシャツ、パンツ、軽めのアウターといった秋物の重中軽衣料がまんべんなく動き出しています。セットアップやスーツなどのビジネス衣料も好調を継続しています。シューズやバッグなどから新作を取り入れられる方も見られ、服飾雑貨も好調でした。

ウィメンズのアイテム動向

ヒット品番にはベロア素材のカットソーやシャギー素材のカーディガンなど、秋冬を見越したアイテムも見られます。パンツやスカートなどのボトムスも堅調でした。服飾雑貨では、8月に続きバッグやアクセサリーが好調です。

投資家からいただいた主なご質問

Q. 9月は厳しい残暑が続いたが、既存店売上、買上客数、客単価についてどう見ているか。

残暑の影響により同業他社と同様に厳しい環境下で、客単価を前年比107.4%と伸ばしつつ買上客数の低下を同97.3%におさえた結果、既存店売上が同103.5%となりました。

客単価は前期から高い伸びを維持しています。精緻な価格設定と店頭での適切な提案が奏功し、特に小売の客単価前年比が109.2%と強いです。マーケット別では、相対的に商品単価の高い「ユナイテッドアローズ」「ビューティー&ユース」を中心とするトレンドマーケットが好調なことも、客単価の押し上げ要因です。残暑かつ客単価上昇にもかかわらず買上客数の減少を小幅におさえ、前年同月の既存店売上高前年比112.9%という高いハードルをクリアできており、厳しい環境の中、健闘したととらえています。


詳細は下記をご覧ください。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!