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IELTS初受験の感想と受験に至るまでのエピソード

こんにちは。とげまるです。

前回はIELTSを初受験するにあたってどんな勉強をしてきたのかについて話したので今日は受験当日の感想と受験に至るまでのエピソードについて話していきたいと思います。

受験当日の雰囲気と感想

会場は浜松町でした。自宅からは片道1時間半くらい掛かるので朝6時に起床して電車の中でThe Economistを読んだりBBCを聴いたりしてリラックスしていました。

朝8時40分までに手荷物のチェックと写真撮影、指紋採取などを済ませないといけないので余裕を持って会場には8時過ぎごろに到着するようにしました。

会場に到着すると鉛筆(シャーペンは不可)、消しゴム、水(透明のボトルに入ったもの)、パスポート原本とカラーコピー以外の荷物は全て預け、身分証明、指紋採取、写真撮影などが行われます。

英検やTOEICと違いかなり厳格に手続きが行われる印象です。メガネやマスクも全て外し、その中に何か入ってないか全てチェックされます。

すべての手続きが終わった後それぞれの教室へと案内されます。

各セクションの感想

順番は午前中にライティング、リーディング、リスニング、午後からスピーキングという形になります。ここから各セクションの感想を書いていきます。

ライティング

初受験ということもありめちゃくちゃ緊張しました。最初は手が震えて中々書き出せずに少し焦りました。

タスク1は2つの円グラフを比較する問題でした。小谷先生の「IELTS ライティング徹底攻略」に掲載されている類似問題で練習していたので構成自体は問題なかったのですが、手が震えて中々書き出せずにいたので25分くらいかけてしまいました。。

タスク2は考えたこともないトピックで焦りました。トピックを見た瞬間頭が真っ白になりかけましたがすぐにアイデアを下書きして必死に答案を埋めました。

3分前くらいに書き終えて、終了間際にスペルミスに気付いたので書き直し鉛筆を置いた瞬間に終了の合図が鳴りました。

終わった後は正直「やらかしたな」と感じました。スコアは6.0~6.5を予想していましたが結果は6.5でした。

リーディング

ライティングでやらかしたのでリーディングは満点を目指すつもりで臨みました。英検1級やTOEICでもそうですがリーディングの場合私は解答根拠以外の部分も全て読むようにしているのでIELTSも同じ方法で解きました。

リーディングは全体的に読みやすく、落ち着いて解けました。特に最後のパッセージはThe Economistで読んだことのある内容だったので10分くらいで解き終えました。

時間は12分ほど余り、不安な問題が2問あったのでそこを見直して試験は終了しました。終わったときは9.0取れたかもしれないと思ったのですが、結果は8.5でした。恐らく2問ほど落としてしまったのだと思います。次回受験するときは9.0目指して頑張ります。

リスニング

リスニングもリーディングと同様満点を目指して臨みました。part1が書き取り問題、part2は3択&地図問題、part3は3択問題&multiple questions、part4が書き取り問題という構成でした。

結論から言うと難しかったです。流れる音声が公式問題よりも明らかに速く(恐らく1.2倍速くらい)パラフレーズの難易度も公式問題よりもレベルが高かったです。

特にオーストラリアとアイリッシュ系(?)の男性の読み上げる速度が速く苦戦しました。

part2で一問悩み、part4で聞き逃した問題が1題あったので終了後は8.0~8.5と予想していましたが結果は8.5でした。リーディング同様2問ほど間違えたのだと思います。次回は9.0を目指して頑張ります。

12:30頃に終了し、スピーキングが17:40からだったのでお昼ご飯を食べたりIELTSオフ会の仲間と話したりしながら時間を潰すことにしました。

スピーキング

スピーキングはネイティブの試験官と対面で話す形になります。私の場合はアメリカ人の男性の方でした。とてもフレンドリーで話しやすかったです。

私が対面のスピーキング試験で心がけているのは「僕の英語を聞いてください!」という姿勢で臨むようにしています(笑)。英検1級や国連英検特A級の2次試験でもそうでしたがそのような姿勢で臨むことで不思議と緊張が解けるのでどうしても緊張してしまう方にはお勧めの方法です(笑)

IELTSのスピーキング試験ではどんなトピックが来てもとにかく自分の話しやすい方向にもっていく、複文を駆使して長めに話すの2つを意識しました。

part1は仕事についてや写真を撮ることが好きかについて聞かれました。ここは問題なくできました。

問題はpart2。練習でやったことのないトピックが出され顔面蒼白になりました。。準備時間が1分あるのでその間にスピーチの構成、使用する文法、語彙を即座に決めました。

つまるところは所々ありましたが、何とか2分以上話し切り質疑応答に入りました。質疑応答はスピーチに関するものなのでここは落ち着いて話すことができました。

part3はこれまでと打って変わって社会的なトピックになります。お題はお金に関する質問でした。お金だけで幸せになれるかや企業が無料で商品を使用させるキャンペーンについてどう思うか、またそれが社会にどのような影響を及ぼすのかなど結構深い議論になりました。

時間は15分で終わり、終了後の感触は7.0良くて7.5と予想していましたが結果は7.0でした。

IELTSを受験するまでのエピソードと今後の目標

去年の夏に国連英検特A級に合格し、ここまでで国内の英語試験のマイルストーンはほぼ達成したので次のステップとしてIELTS 8.0を目指すことにしたのがIELTS受験のきっかけでした。

英語界隈でもIELTSを勉強している人たちが中々いなかったので情報収集をしていた時は一人で勉強しようと思っていました。

しかし去年の12月ごろにMASAOさんのTwitterを偶々拝見し、そこでIELTSオフ会をやっているというのを耳にしたので今年の1月に初参加してオフ会のメンバーになりました。

そこでは様々な動機や背景を持ちながらIELTSの学習をされている方々が沢山いました。
自分と同じくらいの年齢の方でこんなに熱心に勉強している姿をみて自分ももっと頑張らねばと思えました。もっと努力しようと思ったきっかけにもなったのでメンバーの方々には大変感謝しています。

しかし参加する際には多くの困難と葛藤がありました。

オフ会に参加するというのをTwitterで公表したときにはDMやほかの英語学習者の方から「出会い目的で参加するのか」とか「気持ち悪い」などたくさんの嫌がらせを受けました。他のメンバーのことも考え「自分は本当に存在して良いのか」という気持ちに見舞われオフ会の脱退を本気で考えた時もありました。

またIELTSを受験すると公表したときには「期待しています!」という応援の声を沢山いただけたのですが、恥ずかしいスコアは出せないなというプレッシャーにも見舞われ正直試験一日前は逃げ出そうかと考えた時もありました。

ただ自分で決めた目標から逃げ出したくない気持ちとオフ会のメンバーから色々なことを教えてもらったことに対する裏切りだけは絶対にしたくないという気持ちが勝り本番の試験に臨みました。

初受験の結果はOA 7.5( R8.5 L8.5 S7.0 W6.5)。目標にしていたOA8.0にはあと一歩で届きませんでしたが初受験にしては頑張ったほうかなと思います。素直にこの結果を受けとめ、次回のIELTSでは必ずOA8.0達成してみせます!

今後の目標はIELTS OA 8.5取得のためにSWの強化に努めます。Speakingは引き続きHiroさんのnoteを使って練習して、Writingは小谷先生のライティング本をやりこみ、類似問題を使って英文を書くというのを習慣にしたいと思います。

次の目標スコアはLR満点、S 8.0 W 7.5を照準に頑張ります。引き続きよろしくお願いします。






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