J3プレーオフに行くには?
↑偉大なる先駆者。この記事は二番煎じ記事です。
38試合で19勝以上(=勝率50%)を目指し、勝点は60以上いけば上位争い、プレーオフ圏内にいけるのではないでしょうか。
上の記事を読んで、なるほどと思った一方で「よく1試合当たりの平均勝ち点2以上あると優勝、1を切ると降格というが、プレーオフだとどうなるんだろう?」と思った。
J3はチーム数が違う年が多いので、積み上げた数よりも平均勝ち点で見る癖がついてるんですよね。
思ったならば、調べてみよう。
今回参考にしたのは過去5年分のJ2・J3のデータ。
なぜJ2のデータか必要かというと今季のJ3はJ2と(ほぼ)同じレギュレーションだから。
これまで昇格枠が2枠固定でやってきたJ3リーグでは、昇格も降格もない真ん中以下のチームの終盤のモチベが無くなったり、ということも少なからずあったように感じ競争力、という意味では扱いが難しいと考えてます。(ここ5年の平均順位11.0位の福島サポの勘が言ってる)
というわけでプレーオフも降格もあるJ2が2024・J3の状態に最も近いのでは?ということでJ2のデータを使用しています。
というわけでまずはJ2のデータから。
![](https://assets.st-note.com/img/1710840319406-TnQitPfK7p.jpg)
つづいてJ3。
![](https://assets.st-note.com/img/1710840385898-Nzm3jBbsvF.jpg)
思った以上にJ2とJ3で数字がシンクロしてる~びっくり。
というわけで結論は
プレーオフに出たければ1試合当たりの勝ち点1.58を目指せ!ということになりそうです。
と、言ったところでわかりずらい数字なのでもっと具体的な数字にすると
1.58×38=60.04
図らずもugさんと同じ勝ち点60を取れればだいたいプレーオフに出れるという結論に。
もうちょっと具体的に小さい単位に落とし込んでいきましょう。
―――ーーーーわからなくていいところーーーーー
38=2*19、19は素数で計算しずらく、5で割れるように全試合を40と仮定します。
40試合だと5試合で8パートに分けられます。
40試合で勝ち点60を稼ごうとすると
5試合単位で見て勝ち点8が必要です。
(60÷8=7あまり4)
1パート目で勝ち点8、2パート目で勝ち点8、3パート目で勝ち点8….と積んでいくと最後8パート目で必要な勝ち点は4。
実際は38試合しかないので3試合で勝ち点4とればOK
![](https://assets.st-note.com/img/1710842093105-pZrnqCIcJH.jpg)
―――ーーーーわからなくていいところおわりーーーーー
色々書きましたが、とりあえず「5試合で勝ち点8取り続ければいい」というのが近い目安だと思います。
もうちょっと掘り下げて、上振れ・下振れについても記しておきます。
ここ5年で最高の6位:1.76(2022年J3富山)
ここ5年で最も勝ち点の低い6位:1.46(2021年J3岐阜)
上のペースで勝ち点を積んだ場合。
1.76×38=67.059
1.46×38=55.643
1試合当たりの勝ち点1.76という数字はすごくハイレベルで、2023年に2位で昇格した鹿児島は1.63。2020年に2位で昇格した相模原も1.79。ここまで勝ち点をとるとプレーオフどころか昇格争いということになりそうです。
一方1試合当たりの勝ち点1.46という数字は先ほど使った5試合ごとでみると7.3。5試合を2勝1分2敗で通過し続けても、どっかで3、4連勝しちゃえば何とかなる数字です。
ここまでくると「意外と何とかなる!?」って思える数字かもしれません。
今年から始まるJ3のプレーオフ。最後までドキドキする展開がまってるといいですね(福島、がんばってくれ…!!)
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