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保険契約の目的は何でしょうか?

こんにちは、ユナイトnote担当です。
保険契約の目的は何か?考え方はいくつもあります。
目的を理解し記録し管理することは代理店の責務になっています。
今回は意向把握についてです。

■意向把握

▼意向把握とは?

改めて言葉の定義から調べてみます。
意向とは

い‐こう〔‐カウ〕【意向/意×嚮】
どうするつもりかという考え。心の向かうところ。思わく。

Weblio デジタル大辞泉

把握とは

は‐あく【把握】
[名](スル) 1 しっかりとつかむこと。手中におさめること。 2 しっかりと理解すること。「その場の状況を把握する」

コトバンク デジタル大辞泉

意向把握とは、相手がどうしたいのか、その考えを理解することです。
保険代理店は、顧客が保険を検討・契約する目的は何か?を互いに認識すること、そしてそれを記録することが求められています。

▼把握すべき意向の種類

保険には、存在する理由が必ずあります。
その理由と契約者の目的が合っているのか?を確認するのが意向の確認です。契約時にチェックとサインをされているのを覚えていらっしゃる方もいるかもしれません。
契約時のみならず契約前と契約後の意向に変化はないのか?を代理店は記録しています。

なお2022.7月現在の弊社が記録している意向は以下です。

  • 死亡
    死亡した場合の遺族保障/相続への準備
    経営者・従業員の死亡保障

  • 医療
    医療保障
    ガンなどの特定疾病に備えるための保障
    傷害に備えるための保障

  • 介護
    介護への保障
    認知症への保障

  • 資産形成
    老後生活資金の準備/退職金準備 結婚
    子供の教育
    住宅等の資金準備
    元本の安全性を重視し貯えたい
    収益性を期待し、元本欠損リスクも許容し将来の資産を増やしたい

  • 事業保障
    事業保険(個人事業主契約を含む)

意向はひとつとは限りません。複数の時もあります。

▼保管

当初の意向、契約時の意向、それがなぜ変わったのか?また変わらなかったのか?その間にどのようないきさつがあったのか。記録し保管することが求められています。
内容は、第三者が見ても流れが分かるような記録の仕方が良いとされています。

いちいち記録されるのを好まない方もいらっしゃるかもしれません。ただ保険業界はクレームが多いというのが新聞等でもたびたび取り上げられています。いくつもの要因があるとは思いますけれど、その一つに意向の把握のズレがあるのではないか?と考えられているのでしょう。

保険契約は長期に続けることが多いものです。契約期間中に途中で状況や考え方が変わることは当然あります。契約時の意向と現在の意向にズレが生じているのであれば、見直すタイミングといえるかもしれません。
弊社では、少なくともその契約が終了するまでは保管するようにしています。

■まとめ

  • 意向の把握は代理店の責務。

  • 記録と管理がなされている。

  • 第三者が見ても流れがわかるような内容であること。

■担当者の一言

人の記憶はあいまいです。すくなくとも私は自分の記憶をあまり信用していません。昨日とおとといの記憶がごっちゃになることもしばしばです。 すっかり忘れていることも多いため、新鮮な気持ちでいられることが多いのは良いところです。 業務上ご迷惑をおかけしている方々には申し訳ありません。この場をお借りして謝っておきます。

今日、今年初めてセミの鳴き声を聞きました。夏ですね。

それでは良い週末をお過ごしください。