大学院入試、回顧録

はじめまして。まえだです。
大学院入試を受けてきました。
全部で3校出願し、今回終えたのは1校目なので、まだ残り2校あります。
ですが、とりあえず1校目を受けた感想などを記しておこうと思います。

筆記試験

まずは筆記試験がありました。
時間は90分。6つあるお題から4つ選んで論述する形式です。A3くらいの紙を4枚貰うので、設問1つにつき紙1枚に書いていきます。
配点は1問あたり25点、計100点満点です。
筆記試験を通過した人のみが面接に進めるため、まずは筆記に合格しないと熱意をアピールすることすら出来ません。

筆記試験の感想は「時間足りない」「過去問やっておけばよかった」です。
90分で4題なので、1題あたり20分強。とは言え、全ての問いが同じくらい分かる・書けるものでは無いので、もう少し時間調整は出来たはず。
そう、出来たはず。。。

結論、全然時間足りなかったです。
どれくらい足りないかと言うと、試験官が「残り5分です」と言う頃、私はまだ3問目の終わりかけ。あきからに1問目に時間を使いすぎて、4問目にすら到達していない。
試験官の声を聞いた瞬間、あわてて4問目に移りました。ですが、時既に遅し。5分しかないので、数行しかかけませんでした。

これは終わった。。。まさかの筆記で不合格か。。。
と思い、翌日ホームページの筆記試験通過者を見てみると、なんと私の受験番号があるではないですか。

正直、ボーダーはそこまで高くないのでは、と今では思ってます。
もちろん、全て白紙、あるいは数行書いただけで通るわけではないと思います。
ですが、全て書ききれないにせよ、1完2半くらいで通過するのかな〜、なんて思います。

面接

面接は1人15〜20分程度。
受験者は1人で、教授陣が3人。
控室では携帯やその他通信機器が使えないため、紙のノートや本を読むしかありません。
私はiPadで論文などを読んでいますが、メモは紙のノートにしているため、面接前はそれを読んだり、開き直ってぼーっとしてました。

いざ面接の時間が来ると、まず自分の受験番号と名前を聞かれました。
受験番号をすっかり忘れてしまい、「すみません、受験票を鞄から取り出していいですか」という体たらくなスタートを切りました。
面接の流れは、3人の先生方が順番に質問する形式でした。Aさんがまずは色々質問し、Bさんはそれを踏まえてまた質問、Cさんがまた質問、といった具合です。なので、文脈はありますが、急に話が変わることもあり少し大変ではありました。
以下に聞かれたことを列挙します。

・研究計画を短く教えてください
・学部時代の研究と異なるようだけど、それはなぜ?
・開発経済学をやってたってことは、統計とかミクロマクロ経済とか履修した?
・今説明された研究計画と出願時の計画書がずれてる気がするんだけど、大丈夫?
・修了後はどんなキャリアを描いていますか?
・なぜうちの研究科を志望しましたか?
・なぜこの国を対象にしたの?
・このテーマをやるにあたって、この地域ってベスト?ベター?
・調査対象の国ありきの研究になってない?もっと広い視野で考えて絞った方が良いでのは?
・志望する指導教員の著書や論文、何でもいいから1つ内容言ってみて

1番予想外なことは修了後のキャリアを詳しく訊かれたことです。
以前、ゼミの先生と話した時、修了後のことは訊かれるとは思うけど、そこまで具体的になっていなくても大丈夫、と仰っていたので、少し戸惑いました。
さらに、書類に脱字があったことも面接中に発覚し、修了後のキャリアも明確に答えられなかったことも踏まえると、正直不合格だと思います。
逆にこれで通ったら、不合格な人はどんだけ脱字したんだ、と思います。

初めて大学院入試に挑みましたが、反省すべき点はしっかり反省して、次の面接に活かしていきます。


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