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FREDDIE HUBBARD /RED CLAY” (LP) Year 1970 -Dig up the memory- vol.3


”FREDDIE HUBBARD /RED CLAY” (LP) Year 1970

今回は私がRARE GROOVEやJAZZ FUNKにハマった頃、最初に愛聴していたレーベルCTIレコードの名盤をチョイス。CTIレコードはプロデューサー、クリード・テイラーによって1967年に設立されたジャズ・レコードレーベル。

ジャズの大衆化がコンセプトであったレーベルらしく同年代に流行したSOULやFUNKのエッセンスが入ったアルバムも多い。ゆえにHIP HOPのサンプリングソースになった楽曲も多かったり、当時割とプレスの枚数も多かったのか価格もわりかし落ち着いてる盤も多く、この手のジャンルの入門には最適なレーベルでもある。

私自身、RARE GROOVEやJAZZ FUNKにハマったきかっけは、地元藤沢のタワレコで偶然展開されていたRARE GROOVE、JAZZ FUNKコーナーであった。そこで試聴したビリー・ウッテンのアルバムとCTIのコンピにやられ、この2枚のCDを購入したところから始まる。

当時の私はCTIの曲はJAZZのクールなフレーズのかっこよさととFUNKのGROOVEが混ざり合った渋みにハマりまくった。

レコードも、そのコンピレーションに収録された楽曲を頼りにしたりCTIレコードのレコードの盤は積極的に集めていた。

そのコンピレーションに今回チョイスしたアルバムの表題曲の”RED CLAY”が入っており、この曲を知った気がする。CTIレコードや当時の時代感が、とても感じられる今も大好きな楽曲だ。

割とこの手のジャンルはHIP HOPから入った人がサンプリングを掘っていき出会うことも多いと思う。自分は同時期にA TRIBE CALLED QUESTのSucka Niggaを知る。

ラッパーの方とセッションをする時にはオススメのベースラインである。
今回久々にアルバムをじっくり聴き、自分にとって原点的なアルバムをチョイスしたが確実に影響された一枚である事を再確認した。

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大林 亮三(おおばやし りょうぞう)

1990年9月7日生まれ。 2015年5月に自身がリーダーを務めるRyozo Bandにて DJ MURO(King Of Diggin')プロデュースによる7inch作品をリリース。 2017年にはJAZZ/HIPHOPバンドのSANABAGUN. に加入。バンド活動以外にも様々な分野でのスタジオセッション ワーク、Jazz Funk プロジェクトにてロンドン・パリなど海外演奏も経てベーシストとしても国内外ともに活躍の幅を 広げている。他にもアパレル・ブランド「ISSEY MIYAKE」のタイアップ映像の音楽制作や、ジャニーズ・ エンタテイ メント / mix / ヒプノシスマイクなどといった大手企業コンテンツにも楽曲提供を行う。 2022 年には音楽劇『スラムドッグ $ ミリオネア』で劇伴演奏のバンドマスターを務める。

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『Utopia』- Ryozo Band


海外での人気も高い「Get Lost」「CITY」に続く Ryozo Band の 3rd アルバム「Utopia」がリリース! AFRO BEAT のエッセンスを取り込んだ FUNK の曲が多く、聴き応え抜群。 表題曲の「Utopia」は Ryozo Band が得意とするパーカッションが効いた生バンド Groove、 ハウスチューンとなっている。
LP | BDRD-1011 3,520円(税込)


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