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iPhoneで英語!

iPhoneで英語!・日本実業出版社
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「大人の勉強」がテーマになると、上位に絶対入る勉強内容に【英語】が入りますね。ええ、例に漏れず私も
「しっかりとした勉強はほぼしないうえに、ちょっと触っては放置するわりに完全にやめるてことも出来ない」
を繰り返すジャンル、それが英語です。使いたい用事は実は特に無い…でもなんとなく「出来ると便利な気がする」それが英語。なんとなく憧れがあるけれどもいまいちモチベが続かないそれが英語勉強。
ただわたし、本当は使う先がないわけじゃないんですよ。というのも、イトコがアメリカの人でして…うちの父の姉があちらの方と結婚して、その子供つまりイトコがアメリカ人…おじさんは亡くなってしまったんですが、イトコらは英語オンリー…コミュニケーションぐらいはさ…ちょっとぐらいはさ…ね…したいよね…イトコの伴侶や子供もいるしさ……

今回の本、図書館でうろちょろしてる時に見かけて、ふーん…てぱらぱら見たらいろんなアプリを紹介してて、どれちょっと読んでみるか、と借りてきたんですが、しまったことにこれ出版が2012年でした。んんんーーーデジタルガジェットもので10年近くも前の情報だと流石に何割かが使えない内容かなーーーー。ムック本で、おそらくはそういったアプリの紹介も目的にするものだと思うんですけれど、いくつか調べたらもうサービス終了してるアプリも多くて、そこは残念なところでした。情報・学習系の本はまず発行年を見たほうがいいでしょうね。ジャンルにもよりますけれど、結構ね、更新されるもんですからね、情報ね。

なので、情報ではなく学習の仕方の記事内容に注力しますと、iPhoneという日頃仲良くしているアイテムを使っての学習のススメなので、基本的にはとっかかりがすごく気楽というか、日常の中で身近に出来て良さそうです。
冒頭に英語学習をしてきた方のインタビューもあって、どういった点が手軽に出来ていいか、なにがどれだけ便利かがわかりやすく説かれていて、あっそれぐらいなら出来そう…と入り口のハードルが低くなってそこはすごくいいですね。
アプリの紹介ページの上部には「学習時間」も書かれていて、3分、5分、10分、15分など、少しずつを場数踏んでいく路線で情報がぎゅっとまとまっています。さらには本全体が「読む」「書く」「聞く」「喋る」でページ分けされており、自分が興味ある・出来そうなところから見るのも良いのではないでしょうか。
掲載されているそのもののアプリがサービス終了していても、似たようなアプリが山盛りありますから…むしろこの本の出版から時間が経ってるので、より扱いやすいものが出てるんじゃないかなと思います。
これなんだろ…予算の関連なのか、終わりの15ページぐらいは印刷がモノクロになっていて、しかもそれが色インクを使ってるものだから裏面にインクがしみしみになってしまってますね…すごい…10年経つとこういうことも起きるんだな…

中身の大半がアプリ情報なのであまり本としての感想が無いのですが、
「なるほどーーー!」
と思った情報が「自分の発音はSiriで確認すると便利」てものですね。なるほどなー、Siriなら下手な発音を「認識しない」てだけなので、「下手くそで恥ずかしい」「練習に突き合わせて相手に申し訳ない」てのは無いですもんね。気軽に試せるしこれはいいな。私が強めたいジャンルは「聞く」と「読む」ですけれど、音読したりで「英語を口にする」てのが「使う」に一番繋がるてことでどの学習本でもめっちゃ推奨されてますからね。Siriで練習ね、覚えておこ。

ということで、感想と言うには…ですけれど、得るものもあったのでよかった、な本でした。どうもナチュラルボーンデジタル世代じゃないこともあってアプリやガジェットの活用の発想が弱いんで、もっと気軽にあれこれいじってみようと思います。こういうのもあったよ、という情報として紹介してみました!

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