0|幸せについて
幸せとは、
昨日の自分より良くなっていること。
明日を楽しみに眠りにつくこと。
1)説明
ずいぶんシンプルだとお思いになったかもしれません。
でも、そんな日が続いていったら嬉しいですよね?
幸せの形は人それぞれ、では何も答えになりません。最も多くの人の幸せに共通することは何か考えて行き着いたのが、冒頭の私なりの答えです。
昨日の自分より良くなっていること
何かを良くしたいという思いは、多くの人に共通するのではないでしょうか。そして実際に良くなったなら、やる気もどんどん湧いてきます。
ただし、比べるのは他人でもなく、昔の自分でもなく、昨日の自分。他人は自分より幸せそうに見えるものです。また、昔のほうが幸せだったと考えている人は、昔は良かったと過去に囚われてしまい、今をおろそかにしてしまいます。
昨日から少しでも上向いていれば充分です。急上昇には反動も付きものなので、考えもの。緩やかに良くしていきましょう。
明日を楽しみに眠りにつくこと
終わり良ければ全て良しというように、一日の終わりが良ければ全て良しです。そんな一日の終わりが、明日を楽しみにしながら迎えられたら、良い一日だったと言えますよね。
月曜日が憂鬱で夜更かししてしまう、よく聞かれる気がします。そんなときは、楽しみにとまでは言いませんが、月曜日との戦いに向き合ってから眠りましょう。
2)検討
何でも願いが叶うわけではない
そのような状態でなければ幸せではないとしたら、幸せと言える人は一人もいなくなってしまうでしょう。悪いことをなくすこともできません。しかし、悪いことを少なくして、良いことを多くすることはできます。
手段ばかり求めてはいけない
たとえば、お金を稼ぐことは手段であって、目的ではありません。
稼いだお金を使って何かしたいことがあるはずです。
それを忘れて手段が目的化してしまう例はよく見られますね。
3)補足
幸福追求権 / 日本国憲法
基本的人権の条文中に、幸福追求の権利とあります。
幸せになるためには、自己決定(国民主権)ができて、平和で安心(平和主義)できないといけない、と言えます。
つまり、国民主権と平和主義は幸せという目的のための手段なので、
幸せ(を追求すること)が、より大切と言えます。
植物の心のような人生を / ジョジョの奇妙な冒険 第4部
悪役のセリフなのですが、とても印象に残っています。
植物のように少しずつ成長しながら、季節を巡り生きていく。
激しい喜びは、味の濃い料理のように刺激が強く、幸せへの感受性を鈍らせてしまいます。
4)結び
ささやかでも良い一日を積み重ねていくことが幸せ、というお話でした。今後は幸せの要素について、優先度の高いと思う順に並べていきたいと思います。よかったら、あなたが考える幸せの要素を思い浮かべながら、ご覧いただけますと幸いです。
一部修正、差し替えました。
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