受けた影響 まとめ
はじめに
タイトルの「影響」はこの人/体験をもとに筆者は変わったかな…？の意。今後も記事を書くならとりあえず振り返りからだと思ったので。筆者ってキャラクターの人間臭いとこを掘るアニメが好きだし。
あ、記事サムネの子は胸がバカデカいけど胸がデカい子無理です。
本編
小学校
・女子生徒（現実）
４年生。給食を教室まで運ぶ際、ひっくり返して床にぶちまけた子がいた。同情した筆者は懸命に後処理を手伝うが、ぶちまけた当人がまるで動かないため、事情を知らず遠目から見ていた他クラスの生徒の目には筆者の失態と映ったようであった。
確かこれだけが原因ではなく積もる何かがあったはずだが、とにかく筆者は「人のために頑張っても何にもならない」と親に泣きつき、しばらく人助け意味ないモードに突入。あと、その状況で動かずにいられる女の子という生き物に興味が湧くきっかけにもなった。
・男子生徒（現実、インターネット）
５年生。と言ってもそれ以前より仲は良かったが、彼が「テラワロス」等と口にし始めたのがこの頃。当然いじめられて不登校になった。様子が気になって夏休みに遊びに行ったときには２４時間ニコ生配信をやっていて、脂でコーティングされた中に髪の毛が埋まっているあの床の踏み心地は今でも忘れられない。
彼の影響はシンプルで、筆者にニュース速報VIPとニコニコ動画を教えたこと。大戦犯。
中学校
・先生（現実）
２年生。野球部の顧問。運動が病的にできない筆者は彼の担当科目の授業ぐらいでしか関わりがなかったが、野球部の悪ガキとつるんでいたから何度かおまけで叱られた。そんな彼に単独で注意を受けたことがあった。
当時の筆者は既に露悪・冷笑癖に侵されていたので、ブラックユーモアとして看過できないような攻撃的なウケ狙いを放言することがままあり、「人を笑わせようとする心構えはいいが、お前のそれは代わりに誰かが傷ついていることを想像しろ」と真顔かつ真剣なトーンでご忠言を賜った。今でも反芻します。
・男子生徒（現実）
３年生。どこの学校にも委員会活動というやつがあると思うが、その委員長をやっている男がいた。人の粗を探すのが得意な筆者でも悪印象を受けたことがない“出来上がった”人物で、いけ好かないなぁと思いつつも尊敬していた。
筆者は副委員長として彼を手伝った。選挙管理委員だか図書委員だか忘れたが、仕事を頼めば真面目にやるが意見は一切出さないタイプの生徒が集まる委員会だったため、２人で担う部分が大きく、大変だったが充実していた。信頼できる人の手助けって楽しいんだな…と学ばせてくれた。
・女子生徒（現実）
１年生で一目惚れ、２年生で外堀を埋め、３年生で付き合う。純粋かつあざとく、同性に嫌われるタイプ。女の嫉妬からストレス由来の病気になっていた。１０割筆者の責めに帰す理由にて高校１年生で別れる。
筆者が異性との付き合いというか人との距離感の掴み方が絶望的に下手なことを教えてくれた。テレビでご活躍中なので詳しくは書けませんが、１ヶ月かけて手をつないだ以上のことはしてません（本当に良かった）。
・艦隊これくしょん（インターネット）
２年生～。任務をこなしながら動画を見たり、イベントの際にはニコ生の艦これ配信やおーぷんのスレに参加して偽物の一体感を得たり、「ゲームプレイとネットコミュニティへの帰属」のセットが日常になったきっかけ。
掲示板に落書きを上げる雑なクリエイティブの発散とか、炎上お祭りムードの楽しみ方なんてのも教わった。それに→かんぱに→アイギス→…って流れでDMMの18禁ソシャゲに流れ着くきっかけにもなったし、まぁ人生的に良い影響はひとつもなかったね。楽しかったから全然良いけど。
高校
・母校（現実）
とにかく放任主義。ほぼ全員大学に進学するが、半数は浪人するってのは恐らく世間的に異常なんじゃないか？まぁ公立高校だからそんなものか。地方って私立より公立の方が偏差値高いの良くないと思う。筆者も１浪した。
２歳年上の同級生や、昼に登校して弁当食べて帰る男などなど好き勝手やってる友人たちに囲まれ、このときが一番楽しかった。自由について考えるとき、彼らの姿が思い浮かぶ。
・部活（現実）
水泳部。水泳は元々やっていたが、尋常じゃない運動音痴のため四種目泳げるようになったら満足し、スピードまで考えたことはなかった（泳ぐこと自体は無意味な往復作業だからちょっと好き）。そのスタンスは部活でも変わらず、熱意は大してなし。
じゃあ何の影響を受けたのかというと、冬。温水プールでないにもかかわらず３月にはプール開きがあり、ヒョロガリオタクは毎日凍死しかけていた。ほんの少しだけ忍耐力が備わった。
・生主の男性（インターネット）
１年生。筆者は囲う…というよりはほとんど荒らしていたが、彼が炎上したときTwitterに「見捨てないで…」的なDMが来た。何をしでかしたかは既に解説動画が上がるぐらいには大っぴらになっていて、彼は全てを無視して配信を続けていた。DMの返事で「もう逃げ場ないし謝りましょうよ」とおどけた感じ・。・で伝えたが、特に効果なし。世の中には謝罪が出来ず、ネットの希薄な関係に執着している人間がいることを学んだ（後半は今の自分に刺さりかけている）。
・一般ソシャゲ（インターネット）
女の子が出るやつ（パズドラ、モバマス、デレステ、ミリシタ、グラブル、シャドバ、アズレン、バトガ、ららマジ、オルガルetc…）。ソシャゲというコンテンツ自体に勢いがあったので学校にも一定数ハマってるキモオタがおり、情報共有してあれこれやっていた。
前述の水泳部での体力消費も激しく、アニメを観つつ夜中までデイリーをこなし、イベントを走り…結果学校の授業はすべて寝ていた（机ごと廊下に出されたこともあった）。完全に自業自得だがこの頃から睡眠が下手。ただ課金には抵抗があったのでデレステの衣装を買う程度だった。この頃は。
大学
・母校（現実）
…通っていたのか？１年次は対面での授業が行われていたものの、２年次以降は全てオンライン。タダで通い、給付型の奨学金を貰っていた（使い道はDMMの18禁ソシャゲ）から特に文句も言えないが。いわゆるノンサー、大学を出てから連絡を取った友人は１人もいない。
ただ、ゼミが良かった。刑法175条（オタクが騒いでる猥褻のやつ）について卒論を書き、自分なりの落としどころを見つけることが出来た。それまで自分の興味を現実であけすけにして、他人に知られた状態で解決に取り組む経験がほとんどなかったため、然るべき機会であれば公に好奇心を満たすこともできるんだな…と少し開放的になれたように感じた。
・塾講師バイト（現実）
３，４年生。就職活動が近づき、Fラン大学就職チャンネルを見て焦りも出ていたので、空虚なキャンパスライフを誤魔化すべく「コロナ化で学校教育が大変！みたいなニュースを見て何か手伝いがしたくなった」などと適当な嘘をついて転がり込んだ。
筆者は小学生から高校生まで担当していた。知識や技能よりもやる気を出すところから必要な生徒がターゲットの塾だった。よって小中学生の指導に力を入れていたこの会社は、高校生向けにはカリキュラムすら提示せず、実質バイト講師に丸投げであった（受験まで全部、本当に頭がおかしい）。教材も酷いので、教室長と相談してカリキュラムを組み、市販の教材を選定してなんとかやりくりしていた。教室長はこっそり教室に寝泊まりするような人だった。会社の方針と自分がやりたい教育の折衷のために骨を砕く姿を見て尊敬はしていたが…一生真似できそうにない。受けた影響は、社会に対する諦念です。
・Vtuberのスレ（インターネット）
２年生。当時の５ちゃんねるでは、主要なVtuberの箱ごとにパートスレが立っていて、昼夜を問わず異常な伸びを見せていた。というのも、IDが表示されない（同一人物の書き込みが同定されない）スレであり、自分が話したい話題の連投や、自分の書き込みに対してレスを付けて１人で会話する自演行為が無限に行われていたためである。まぁ、長年匿名掲示板を見ていると「勢いがある」ただそれだけで吸い寄せられちゃうんだけどね。大学で判例データベースを見ていたら自分が書き込んでいたスレの裁判を見つけたのは貴重な体験だったと思う。
筆者はニコ生を見ていたし、女生主を希釈したゲーム配信型平面Vtuberの魅力がまったく理解できなかった。ファンの人たちが一体どういう理屈でVtuberを“推し”ているのかに興味があったので、煽動して語らざるを得ない流れを作ったりしていた。…のだが、“推し”を隠して箱内の他Vtuberにヘイトをなすりつける中傷大喜利しか流れてこなかった。まぁ、それを見て面白がってなかったと言えば嘘になるんだけど。受けた影響は、オタクに対する諦念です。
社会人
２年目なのでまだ時効を迎えておらず、書けません。
番外編 アニメ
中学生～今まで深夜アニメを観続けているが、特に高校～大学は息抜きのクールでも20本は観ているような状態だった。体系的に観るものだと思ってたし。最近はめっきり減っていて今期リハビリ中（１５本）。
アニメから受けた影響については測りかねる…のでとりあえず印象的なシーンがあったもの。面白さは基準に入れてません。
おジャ魔女どれみ/はなまる幼稚園
【2017】 このはな綺譚/セントールの悩み
【2018】 刻刻
【2019】 バミューダトライアングル 〜カラフル・パストラーレ〜
【2021】 装甲娘戦機/BLUE REFLECTION RAY澪/時光代理人 -LINK CLICK-
【2022】 CUE!
ラインナップを見て分かる通り、他人と共有できる要素がありません。
おまけ：好きになったキャラ。
立花みかん/越谷小鞠/大宮忍/雪村あおい
【2015】 コバヤシ少年/ハッカドール3号
【2016】 川本ひなた/雛月加代/小田切双葉/里中チエ
【2017】 星川麻冬/安楽岡花火
【2018】 大野晶/三嶋瞳
【2019】 綾月芽衣/松風真由
【2021】 根来牡丹/キサラギ＝アリス
【2022】 吉永恋/雪平一果/黒江/リッカ大佐
終わりに
平坦な自分語りをここまで読んだあなたはすごい！
質問や、これ単体で記事にしろよ～とかあったら教えてください。
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