見出し画像

補聴器に慣れるために

最初から頂上の状態でお渡しをしているお店もあるようですが、基本的には山登りの様に徐々に音を入れて、脳を慣れさせる必要があります

加齢性難聴の場合には、高い音が聞こえにくくなっている方が多いので、補聴器から入ってくる高い音が特に響きます
特に食器の音や、レジ袋の音、水の音などが気になるようです
(暗闇から急に明るい所に行くと眩しすぎるイメージ)

しかしその音が聞こえないと、言葉の大事な部分(子音)が脳に届かないので、聞こえの改善にはつながりません

ですので、我慢出来る音量を確認しながら徐々に音を上げていきます

最初はうるさく感じた音も脳は段々と慣れていき、うるさく感じなくなっていきます

補聴器の効果を測定しながら脳のトレーニングを重ねていく作業が重要になります

若い方や、補聴器メーカーによっては、3か月もかからずに慣れる場合もあります

反対に高齢、難聴期間が長い方、うるさいメーカーは逆に時間がかかる場合もあります

高齢の方は装用自体が難しい場合もありますが・・

補聴器の音量と脳のトレーニング


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?