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本のご紹介 天使の愛

1992年、講談社から発売された
アートワーク 横尾忠則 メッセージ 中森樹庵 によるビジュアルブック。
「天使の愛」
現在は新世紀版となっている。

 まえがきにあたる文章を鎌田東二、あとがきを横尾忠則が綴っておりいずれも興味深く、後者では制作過程や出版に至るまでの経緯にもふれられている。
 天使のアートとメッセージを伝えるべく、さまざまな存在のサポートにより、宇宙の意志によって誕生した書籍である。

 小生、精神世界の旅人であった頃があり、20世紀以降の導師と目されるような人々の著作や所謂ニューエイジ周辺の書籍を、まあ呆れられることもあるのではという程度には読んでいたかもしれない。
 そのような書籍のなかにはごくまれに、コーディングがなされた本というものがあり、言わばイデアや純粋思考領域とでも形容され呼ばれるような場所やアストラル界とでも申せばいいんでしょうかね、そこと「紐づけ」されているような本があるのです。
 上の世界からは光を発しているように見えるらしいのですが、この本はとても大きな意味をもち計画されたものであるらしく、この以前からずっと天使存在達は横尾さんの魂の成長を見守って来、そして数年間におよぶ形にあらわすための期間を経て出版に至ったとのことです。

 辿り散策したそんな分野周辺の道のなかで、誰かの道行きの目印にでもなれと岐路に置き忘れ、明日の糧にでもなれと売り払い、そんな風にして、もう所持していぬ本がほとんどすべてになりましたが、今もこの本は手元にあります。

 シンプル、平易なメッセージのなかに込められた深い意味、天使とのやりとりのなかで制作し、美について幅広く知る天上界の人達から認められ賛辞をも受けたであろうコラージュ作品、心をおちつけてこの本に向かう時、言霊に宿る光の波動、限りなく広大で細やかで暖かい宇宙の愛ー英知は読む人の魂に届くはずです。


 おすすめします。


 

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