初めまして淋昌道雄です

初めまして。淋昌道雄(りんしょうみちお)と申します。児童心理治療施設という施設で、心理士をしています。

今年で臨床心理士取得から10年目です。新人の頃のがむしゃらな時期は抜け出しましたが、かといって名人のように深い人間理解と技量を身につけている訳でもない。ただ、ほんの少し後ろを振り返ったり、あるいは自分の行く道を確かめる程度のゆとりはもてるようになった、どこにでも居るような中堅心理士といったところでしょうか。

その時期に差し掛かると、改めて「心理療法ってどんな事が起こってるんだろう?」とか「そもそも、こころってなんなんだろう?」のような、素朴ですが根本的な問に直面するようなケースが増えてきて、どこかで言葉にしたり、備忘録を作る必要性があるように感じました。

臨床家たるもの、その問いを臨床と論文で論ずるべし!という見方もありますし、返す言葉もありません。が、論文も小さな発見や気づきの積み重ねで書き上げるものでしょうから、このnote も言わばプレ論文として、日々感じたことの記録として残していきたいと思います。

また、私の理解は臨床や体験を通じ、本や論文を読んで自分なりに咀嚼した部分が大きな割合を占めているので、例えば精神分析のトピックを語るとき、間違いや誤解もたくさんあるんじゃないかと思います。そんな時は、ぜひ、こういう解釈がありますよ、こんな論文がありますよ、と教えてください。よろしくお願いします。



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