【ユニクル活動記】①東京大学経済学部大木ゼミとユニクル導入効果の共同研究開始
ユニクル株式会社と東京大学経済学部大木ゼミの倉田さんと、2年半かけてユニクル社が提供するサービスを通じた、個人と組織への好影響の学術的な裏付けを探る研究がスタートしました。
研究の背景
2021年の創業以来、ユニクル社では*ユニバーサルスキルセットをベースに独自のサービスを生み出して来ました。
「スキル棚卸コンサル」 ヒーロインタビュー&ユニクルカード
「成長見える化システム」 ユニクルⅡ
「自律越境研修」 ユニクルクエスト
そして、サービス提供後のアンケートから、次のような効果がありそうという事がこれまでに見えてきています。
個人の自己肯定感の向上
個人の学習意欲の向上
組織内コミュニーケーションの向上
個人から組織へのエンゲージメントの向上
組織効力感の向上
こういった効果を学術的にも解明して行きたいと考えていた時に、代表の高野が所属する人事系勉強会の繋がりから、東京大学経済学部大木准教授とそのゼミ生である倉田さんと本研究を行う事になりました。
倉田さん自身も、組織が強くなっていくプロセスを研究したいと考えており、ユニクルと思惑が一致しました。
*ユニバーサルスキルセット:
ユニクル社の人事専門家チームで2年間かけて独自に定義した「全ての会社・事業部・職種で使える汎用的なスキル分類・スキル習熟度の指標」になります。細かく正確な分類ではなく、一般的に覚えやすい粒度での分類を目指しました。
研究で目指す事
これまで「個人のやる気が上がれば、結果的に組織の成果も上がる」という事は半ば常識的に捉えられて来ましたが、その相関関係を経済学的に解明した研究は多くはありません。
そこで、今回の研究では、
ヒーロインタビューの何の要素が自己効力感を高める事に効いているのか
ユニクルカードの何の要素がコミュニケーション活性化に効いているのか
ユニクルⅡでWOW(同僚を褒めあう)システムの何が、エンゲージメント向上に効いているのか
ユニクルクエストの何の要素が熱狂的学び体験を生み出しているのか
ユニクルのサービストータルで自己効力感が高まった人が、どう動くから組織に好影響を生み出しているか
といった項目から、重要なものを選んで研究を進めていきます。
研究結果から、本当に組織を強くするために重要な要素が明らかになり、それがユニクル社だけでなく、多くの会社のサービスの提供価値の向上に繋がる事を期待しています。
聞き手:高野