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はじめての猫のいる暮らし

なかなか梅雨明けしない東京ですね。
こんなに涼しい7月って過去にあったかなと思うくらい快適な夏です。

個人的なことですが、7月に猫を飼いました。
ご縁があって、保護猫2匹を譲渡していただきました。

今回譲渡を受けるにあたって、
保護猫について知ったことがありましたので、
ご紹介させていただきます。

まず、環境省の「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/project/status.html)
によると、現在、日本全国で保護される犬猫の数は約1,845万頭と推計されています。(平成29年 一般社団法人ペットフード協会調べ)
また、1年間(平成29年度)に自治体の保健所や動物愛護センター等に引き取られる犬や猫の数は、年間約10万600頭。

そこから1年間に引き取られる犬は約3.85万頭(38%)、猫はおよそ6.21万頭(62%)です。

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自治体に引き取られた犬や猫は、自治体や愛護団体等(ボランティア)によって、飼い主へ返還されたり、里親を探したりしています。この取り組みにより、年間およそ5.76万頭の犬と猫が返還・譲渡されていて、その割合は年々、増加してきています。

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しかし、自治体や愛護団体の予算、人員、体制、収容力に限界があり、引き取られた犬や猫の約43%(約4.32万頭)が殺処分されているのが現状です(この中には、治癒の見込みがない病気や攻撃性がある等、譲渡することが適切でない動物の殺処分や引き取られた後の自然死や病死も含まれます)。

東京都では、小池都知事が動物殺処分ゼロを掲げ実現したそうです。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/04/05/03.html
ただし、犬猫の殺処分について
(1)攻撃性があったり、治療が難しい病気があったりするなどで譲渡不適(2)譲渡適性はあるが、適切な譲渡先が見つからないなど
(3)病死や老衰を含む「収容中死亡」
の3つに区分していて、この中で譲渡適性ありのみが対象なので、それ以外は殺処分されているということです。

年間約10万頭も保護されているのに、日本のペットショップでは犬猫が売られています。一方、動物愛護先進国であるイギリスやドイツのペットショップでは、犬や猫の生体販売を行なうには様々な条件や法令をクリアする必要があり、事実上の運営が非常に難しくなっています。これらの国では、ペットを求める時には、ブリーダーを探す、保護動物を引き取る、知人に譲ってもらう、のいずれかが一般的な入手経路です。なお、動物の殺処分が存在しないことで有名なドイツには、いくつものペットの保護施設があり、最悪の場合でもここで一生を送ることができるそうです。

動物には権利のない日本です。言い換えると、お金さえ出せば飼えるということ。特に、昨今のコロナウイルスによって在宅時間が増えたことにより、ペットショップの売り上げが伸びているそうです。その反面、安易に飼う人が放棄する事例も増えています。(https://news.yahoo.co.jp/articles/f2f03f9584dcd77af5e66a4f34f39e2f7b7f0220)

犬や猫がビジネスに利用されているのです。ペットショップは中間マージンを取って利益を得ています。確かに、ペットショップにいる犬猫は血統もしっかりしていて、ブランドの品種がいたりして整った顔の子が多いのも確かです。確かにかわいいんです。でも、その裏には、保護されて飼い主が見つからない子達がたくさんいることを今一度考えてみて欲しいです。


まじめな話になってしまいましたが、我が子を紹介します。
むぎ♀(左)とぽんず♂(右)です。
むぎが短毛で、ぽんずが長毛です。

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実家で犬を飼っていたのでずっと犬派だったのですが、実際に猫を飼ってみると、犬よりも飼いやすいという印象です。

なんといっても散歩が必要ないですし、トイレは教えなくても基本的にはトイレでします。もちろん粗相することもありますが、タオルの上とか、クッションの上とか柔らかい物が多いです。

それで最初分かんなかったのが、トイレの種類です。生後約2ヶ月で引き取ったので、最初はトイレに流せる紙砂にしました。今はマツキヨで飼ってたりします。これは安い物でいいです。ここから、実際に使っている物とか、検討したものを紹介しますので、参考にしていただければ嬉しいです。

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そのあと、システムトイレに変更。
システムトイレにも種類があって、1つは2層構造になっていて、上段に砂をしいて、下段にトイレシートを敷くものです。おしっこが下に落ちるので、都度都度の掃除が必要ありません。うんちは毎回取り除きます。
一方、可愛いデザインのトイレもあって欲しかったのですが、2層構造になっていないので最終的に却下しました。

うちで使っているのは花王ニャンともトイレ。特にドーム型なので、あまり目に付きたくない方にオススメです。安いし広いしでむぎぽんずも気に入っております。
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あとは、見た目を気にしないなら、デオトイレ快適ワイドもおすすめ。
これはめちゃくちゃ広いので、多頭飼いにむいています。
ちなみに、猫のトイレは頭数+1と言われています。
https://amzn.to/3gatYxb

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見た目にこだわるのであれば、宇宙船もかっこいいですね。ただ、2層構造ではないので注意してください。

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BYGOトイレも2層ではないのですが、見た目がおしゃれでいいです。

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アイリスオーヤマのトイレは、上から入るタイプなので砂が飛び散らないのがいいですね。ただ、こちらも1層なのでご注意を。

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続いて砂について整理。
紙砂はトイレに流せることがメリットなので楽です。
しかし、おしっこもうんちもどちらも処理をしないといけないので、毎回の処理に煩わしさはあります。
その煩わしさを避けたいのであればペレットがおすすめ。
ペレットはおしっこを吸収すると崩れて粉になり、その粉が下に落ちる仕組みです。したがって、2層構造のシステムトイレでの使用が前提となります。しかも、木製ペレットの場合 、木の匂いでおしっこやうんちの臭いを押さえ込んでくれるので重宝しています。おしっこはたまにかき混ぜて粉を下に落とせばOKです。
大容量のペレットだとお米の袋できます。
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小分けタイプもあるので、お好みでどうぞ。
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それで、このペレットを使った時のデメリットは、
うんちをトイレに流しにくいことです。
最初は、割り箸(通称:うんこ箸)を使ってペレットを取ってからトイレに流していましたが、毎回うんちと対峙するのはキツかったので、燃えるゴミで捨てることにしました。しかし、普通の袋に入れて捨てたら臭いがすごくて、ゴミ箱自体が臭くなってしまいました。

そこで、こちらの防臭袋がおすすめです。
まじで臭わないです。
うちは2匹いて、1回毎に捨てるとすぐなくなってしまうので、クリップで止めて何回か使ってから捨ててます。
まだおむつを使用しているお子さんがいる方にもいいですね。
犬の散歩に使ってもいいです。帰宅したらそのまま捨てれるので。
この程度の用途であればSSサイズで十分です。

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シートは正直安くていいと思います。システムトイレでペレット使いであれば木の粉が落ちるだけなので。王道はニャンともトイレのシートですが、少し高めなので、アイリスオーヤマなど安価な物で良いと思います。

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最後に餌のお話を少しします。
奥さんの実家ではこれまでロイヤルカナンを食べさせていましたが、ここ最近サイエンスダイエットに変えたところ、毛並みがかなり良くなりました。脂っぽさがなくなった感じです。ロイヤルカナンも良い餌なんですけどね、、、
うちはサイエンスダイエット キトン チキン味を食べさせていますが、毛並みがめっちゃ良いです。
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もし、避妊去勢手術や体調不良で元気がなくなったら、こちらのA/D缶を食べさせてみてください。少々高いですが、回復食なので高栄養価です。おいしくでバクバク食べます。むぎぽんずも避妊去勢手術の後食べさせました。

専門家ではありませんが、実際に使っているものとか、検討した物を紹介させていただきました。今飼われている方も、これから飼う方も、ペットライフを楽しんでいきましょう。

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