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闘病ブログについて思うこと
私はアメーバーブログで「グリオーマのゆうちゃんブログ」というブログを更新しています。
その中で今回気づいた点を記事に致しました。
私は先日のMRIの検診で自分のガンの再発、悪性化が判明しました。
それを受けて再発の記事をブログに投稿したところ
アメーバートピックスに選ばれ、アクセス数が爆発的に増え、一時的に闘病ブログランキングの25位になりました。
それを期に闘病ブログランキング上位者の方のブログを拝見いたしました。
「ガンが判明した」「ガンが再発した」「悪性化が判明した」という方が上位にランクインされていました。
はては「闘病中だった配偶者が亡くなった後の心境」という記事が人気だということがわかりました。
何を伝えたいかというと闘病ブログで人気記事にランクインしていたのは「病気は重ければ重いほどバズる(話題になる)」「本人が死んでいれば尚人気記事にランクインする」という点です。
私の再発の記事はアメーバ運営側で「大丈夫だと思っていた絶望の再発‼」という煽り文句を付けられてトップページで紹介されていました。
つまりブログの運営側はわかりやすい文章で病気を解説していたり、闘病の記録を事細かに描写している前向きなブロガーではなく、「重度の完治できない病気で辛い思いを書き続け、最後には苦しみながら死にゆく様を取り上げたい」ということです。
それらのブログのアクセス数やいいね数、コメント数が伸びていることは事実です。
私のブログにも「○○という病気で闘病中の者です。再発しても更新がんばってください」というメッセージを多く頂きました。
人は無意識の内に自分より悲惨な立場の人間を見つけ、それを応援することによって救われているのかもしれません。
それを否定するつもりはありませんが、24時間テレビを幼い頃から嘘くさい偽善番組としか捉えられなかった私にとってブログも同じようなものだと思ってしまった出来事でした。
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