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触媒的な話

自分は、TOKIOがすごい好きで、今回の件は非常にがっかりしている。というか悲しい。悲しすぎて、関連のニュースをなるべく見ないようにしている。その事案自身については、私刑ではない対応がされることを望むばかりです。
#相変わらず 、責任者が出てこない会見にはイライラはあるが。

そこで、気になったのは、「酒は悪くない、悪いのは飲んだ人だ」という論調があった。

たしかにその通りだと思う。酒はあくまでも触媒や開始剤であって、人がいなければ、なんの害もない。包丁だって車だってそうだ。

その一方で、ストロング系と言われる高いアルコール度数のアルコール類がこれだけ出ている環境は、健全なんだろうかと思う面がある。

多くの酒メーカーがそのようなアルコール類を出す一方で、ビジョンとして、「社会を元気にする」や「感動」などを掲げている。

アルコール依存と貧困の関係の調査もある中で、本当にアルコール度数の高い飲料がそのビジョンにあっているんだろうか。
また、アルコールの有害性がすこし注目されつつあるご時世に、国際競争力のある飲料を作るという事になるんだろうか。
#各メーカーも当然無関心ではなくて 、例えばキリンは、アルコール問題への取り組みを記載している。
http://www.kirin.co.jp/csv/arp/arp/vision.html

非常に気になるところだ。調べて見よう。

アルコール依存は、自分に向きあうだけじゃ治らない。ちゃんとしたサポートが必要だと思う。仮に今回の件が、それによるものであれば、個人の責任問題だけに帰結させずに、その後、サポートなどについても議論が進むことを望む。

でも、この状況じゃ無理だろうな。

ひとまず悲しい。

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