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痛み無くして読めない作家ヤマシタトモコ

おはようございます。こんばんわ。うにです。

ワイン片手に洒落込んでこのnoteを書いていますので、誤字脱字脱線お許しくださいませ。

つまみはもちろんチョコレートって言いたいですけど残念スルメです。
どうしても勝てないイカへの欲求、チョコレートもいいですが塩味が欲しいお年頃なのです。

今日はただ私が愛してやまないヤマシタトモコ先生への愛を爆破させてやろうかじゃないかと意気込んでおります。

漫画でも度々紹介しているヤマシタトモコ先生「違国日記」「さんかく窓の外側は夜」「ひばりの朝」などなど数々の作品を出している漫画家さんです。

先生はジャンルの幅広くてBLやGL?など男女問わずストーリーを生み出すわけですが一貫して人生においてハッとさせられる内容が多く、人生のバイブルと言っても過言ではない、いやもはや教科書に掲載すべきなのでは?と本気で思っています。

子供でも大人でも年齢を問わず読んで欲しい作品。

人を好きになって、どうしようもなく無様で醜く、それでも止めれない気持ち

日常に潜む気味の悪い何かに侵食されていく感覚

周りとうまく馴染めなく、ぽつんっといる時に感じる優越感と孤独

言葉の価値観と重みが人それぞれ違うことの重要さ

大人の脆さと子供の危うさ

などなど止まらなくなるくらい、受け取るものが多すぎる。

人生何周目ですか?って思う。今世が一周目の私には、心から先生のいる時代に生まれて良かったなと感じる。

読みながら吐血して、輸血されていく感覚に近い新感覚の自傷行為という名の治療?

きっと古くからそこにある膿を傷を開いて取り出している。

表面からでは見えない内側の膿は大人になるにつれて、知らないフリをしてしまう。それが大人になることだと思ってた。
膿はきっと子供の時にできた傷がきっかけで、当時は治しかたがわからなくて、無理くり絆創膏をはっつけるしかなくて、傷に入った小さい小石に気づかない。

小石はきっと目には見なくて、でも確実にそこにあって時間がたつにつれて存在が大きくなって膿んでいく。でも表面の皮は日に日に分厚くなって誰も中の膿に気づかない。大人の世界では見えないものは無いものだから、だから誰にも言えずに1人で痛みに耐える。

そんな膿と小石を取り除こうとしてくれる。痛みは伴うし、痕も残るかもしれないだけどきっとその傷が少し愛おしく感じるような話。

めちゃくちゃ痛いけどね←

拗らせてると感じている大人
みんな読んでくれ。

きっと読んだらあなたと似た登場人物があなたに優しく寄り添ってくれるから。

あっ、本は電子化、本屋さんだと嬉しいです。
印税スパチャガチ勢なので無料で読むのは悲しいぜ。せめて古本屋!
お金の力万歳。好きなものにお金かけれる時に本当に社畜してて良かったって思える←

ワインがなくなったのでここで締めます。いつか細かい作品の紹介勝手にしたいな。


HER
薔薇の瞳は爆弾
ジュテーム、カフェ・ノワール
HER


痛くないって思い込んで頑張って蓋したものを

「痛かったね」

って言われるのちょっと恥ずかしくて情けなくて、でも嬉しくて安心できる。


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