得体の知れない箱で都市を過ごす

民俗芸能や祭りだけでなく、日々の暮らしの中にも存在する「祈り」。今を生きるわたしたちに…

得体の知れない箱で都市を過ごす

民俗芸能や祭りだけでなく、日々の暮らしの中にも存在する「祈り」。今を生きるわたしたちにとっての祈りとはなにか? 都市にも関わらず多種多様な祈りが日常に受け継がれている東京の墨田区で、約2m四方の箱をみんなで動かすことで、現代における祈りの意味や価値を考えるアート作品を発表します。

最近の記事

「得体の知れない作戦会議」vol.3

こんにちは。「得体の知れない作戦会議」vol.3のご案内です。 なお、SNSやWebを用いて参加者を募集するのは、このvol.3で最後となります。以後はこれまでの作戦会議に参加されている方々と議論をより深めつつ、その進捗から「この人が参加したら面白そう」といった方をご紹介いただきながら、展開していけたらと思っています。なので、「興味あったけど、これまで参加できていなかった!」という方がいたらぜひ今回ご参加ください。 *** vol.1では古来から続く民俗芸能に外部から関わ

    • 「得体の知れない箱で都市を過ごす」の作戦会議vol.2

      リリースに時間がかかってしまいましたが、「得体の知れない作戦会議Vol.2」を、9/7(土)にやります。今回はまず「なにが祈りとなり得るのか?」をみなさんと対話し、ある程度の認識を共有したあと、墨田の街を歩いて「祈り」の在処を探せたらと思っています。なので、お散歩しながらのリサーチですね。歩きやすい靴でどうぞ! 日時:2024年9月7日(土)14:00〜16:00 集合場所:float(東京都墨田区文花2‐6‐3 https://maps.app.goo.gl/3XjZ91

      • 「得体の知れない箱で都市を過ごす」の作戦会議vol.1

        広義にわたる祈りについて、考えたり、なにかをやってみたり、興味あったりする人、ひとまず作戦会議に来てみてください。 日時:2024年8月17日(土)14:00〜15:30 場所:float(東京都墨田区文花2‐6‐3 https://maps.app.goo.gl/3XjZ91XxGhShrBNi7) 料金:無料 定員:15名 申し込みフォーム:https://forms.gle/kGuxpa5yjm8onVZ46 《得体の知れない箱で都市を過ごす》の主催者である武田のプ

        • 「得体の知れない箱で都市を過ごす」というプロジェクトのざっくりとした説明

          祈りは、わたしたち人間が古来から続けてきた根源的な営みである。踊ってみたり、歌ってみたり、描いてみたり。他者からはなかなか見て取れない個人による祈りのかたちもあるけれども、誰かと共有できる、人から人へと受け渡されてきた祈りのかたちもある。たとえば神道や仏教といった宗教や、各地の民俗芸能、祭りだって祈りである。でも、科学の進展に伴い、次々と生み出される新しい商品に価格を付けて誰かに売り、それら商品に囲まれた生活を理想とする昨今の価値観の下、祈りは力を失いつつある。なぜなら、祈り

        「得体の知れない作戦会議」vol.3