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「得体の知れない作戦会議」vol.3

こんにちは。「得体の知れない作戦会議」vol.3のご案内です。

なお、SNSやWebを用いて参加者を募集するのは、このvol.3で最後となります。以後はこれまでの作戦会議に参加されている方々と議論をより深めつつ、その進捗から「この人が参加したら面白そう」といった方をご紹介いただきながら、展開していけたらと思っています。なので、「興味あったけど、これまで参加できていなかった!」という方がいたらぜひ今回ご参加ください。

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vol.1では古来から続く民俗芸能に外部から関わった継承の事例(滋賀県朽木古屋集落)を、vol.2ではその経験を活かし、土地に伝わる民謡/作業唄を改めて日常の表現とする(ひいては継承していく)ために踊りを足す、いわば民俗芸能+アートを用いた創作芸能の事例(福岡県八女市笠原地区)を話題提供としてお話しました。その後の対話では、現代に新たな民俗芸能/祈りが生まれる可能性はかなり低いのでは? そうした土着の表現を育んでいく土壌はすでに多くの土地で失われてしまったのでは? といった意見が交わされました。

もちろん、すべての祈りの行為が現代では失われたかというとそんなことはなく、都市部での古くからの祭りにはいまも多くの人が訪れますし、パワースポットツアーと呼ばれるような寺社仏閣めぐりも人気です。要は民俗芸能とはまだ言えない新しい土着の表現を生み出したり、育てたりすることは土地に望めなくなってきている、そうした力を地域が育む社会性が失われてきている、みたいなことかなと考えたりします。

それを踏まえると、この《得体の知れない箱で都市を過ごす》というプロジェクトの場合、これまでの作戦会議で紹介した2事例と異なり、具体的な民俗芸能を対象としていないので、民俗芸能×アートということかなと思ったりします。もちろん、民俗芸能にもアートにもいろんな種類があり、なにをどう掛け合わせたり、どちらかの比率を増したり、いろいろとやり方はあるわけですが、すみだの日常に民俗芸能を見出しながら、どうアートで表出させていくか、みたいなアイディアを出しておきます。なので、vol.3ではそれを土台にみなさんで議論したり、そこから新しいアイディアを生み出したりできたらと思います。

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日時:2024年9月21日(土)14:00〜16:00
集合場所:float(東京都墨田区文花2‐6‐3
https://maps.app.goo.gl/3XjZ91XxGhShrBNi7
料金:無料
定員:15名(定員に達し次第、募集を〆切ります。)
申し込みフォーム:https://forms.gle/j3jjPHLoKT3ECSfX9

主催:武田力、「隅田川 森羅万象 墨に夢」 実行委員会
共催:墨田区
協賛:東武鉄道株式会社

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また、今後のスケジュールとしては、
「得体の知れない箱を動かしてみる」11/4(月・祝)13時より @floatから出発
「得体の知れない箱で都市を過ごす」12/7(土)13時より @floatから出発

となります。こちらは作戦会議に参加されていなくても、どなたでもご参加いただけます。詳細はまた追ってこのnoteにてお伝えします。

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