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道草を食って帰ろうVol.01【芋粥】

この記事は日本仏教徒協会の会報誌『シャリーラ通信』に掲載されているコラムのバックナンバーです。

薬膳のはなし

朝晩も涼しくなってやっと秋の訪れですね。

古代中国の陰陽五行哲学の考え方によると季節の変わり目は要注意のタイミング!暑苦しい湿気から一変。

秋は空気がクリアになっていきますが、それにともない乾燥と冷えの邪気が徐々に体に入ってきます。胃腸のトラブルも起こりやすく下痢や便秘になります。
 こんな時におすすめの薬膳食材が「さつまいも」であります。(邪気っていうのは中医学の用語で「病気を引き起こすもの」という意味です。)

さつまいもは脾胃や大腸、肺、腎などの経絡に薬効が届くと考えられていて、夏バテで疲れた胃腸を安らげてくれます。(カボチャも似たような働きがありますよ♪)やせ型の便秘タイプの方には特におすすめですし、食欲低下や消化不良の方にも適します。サツマイモは「補虚」の食材という分類がされており、虚弱を補うのが得意な食べ物なんです。

おすすめの食べ方はズバリ「お粥」です。

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薬膳の定番の調理方法はお粥かスープなんですよね。芋はお米と一緒にやわらかく炊いていただきましょう。気血を補って「秋のやる気」のベースになりますよ!お試しあれ~




文章: パン長=柏原 修(日本仏教徒協会会友・パンダ整体院院長)

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昭和52年生まれで2児の父親です。
北京中医薬大学提携校・東洋醫学療術専門学院 元師範講師
中医整体師・推拿整体師・レイキティーチャー
シータヒーリング基礎DNAプラクティショナー
占い師(ルーン石、タロット、オラクルカード、マヤ暦など)
【誕生日】12月21日。
同じ誕生日の人は
フランク・ザッパ(天才的音楽家)
本木雅弘(超絶男前)
幾原邦彦(セーラームーンの監督)
【性格】オタクです。知的好奇心のかたまり。
【好きな食べ物】茄子のてんぷら・納豆・たまご
【好きな味噌汁の具】玉子とわかめ




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