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ロボット同士が連携する世界の実現に向けて。物流ロボット企業2社と国際運輸企業DHLの垣根を越えた取り組み

UNICAST Robotics

新型コロナの影響を受け、オンラインショッピングの利用頻度が増えた方も多いのではないでしょうか。経済産業省によると、国内でも2020年の物販系EC市場は2019年と比較し、市場規模伸長率21.17%を記録しています。

この市場拡大の影響もあり、物流業界では自動化への取り組みが世界的に進んでいます。今回ご紹介するのは、Geek+社、OSARO社、そしてDHL社3社の企業の垣根を越えた物流完全自動化への取り組みです。

10月18日、Geek+社は自社の倉庫業用自走ロボットとOSARO社のAI搭載アームロボットとの連携を発表しました。このロボットは、大手運輸企業DHLのアジア太平洋イノベーションセンターで展示されています。このソリューションにより、完全自動化された物流プロセスが将来可能になるといいます。

株式会社ユニキャストは、人とロボットによる未来の共創を目指すソフトウェア開発会社です。このマガジンでは、海外の情報を中心に様々な社会課題の解決のために開発されたロボットを紹介しています。

倉庫業用自走ロボットとAIロボットアーム

Geek+社は倉庫業を支援するさまざまな自走ロボットを提供しています。

支援の幅は広く、倉庫の入出庫作業を行うロボットから、品物の移動や仕分けを行うロボット、またピッキングを行うロボットまで網羅。Geek+社公式サイトによると、すでに200社以上がGeek+社のロボットを導入し、世界シェア首位を獲得しているとのことです。

▲Geek+社のロボット「Roboshuttle」(Youtubeチャンネルより)

OSARO社は産業用オートメーションのためのAIやソフトウェアを開発。OSARO社公式サイトによると、同社のピッキングロボットは高度な機械学習やAIを搭載し、より高い生産性や柔軟性を可能にしているといいます。

▲OSARO社のロボットアームの稼働の様子(Youtubeチャンネルより)

完全自動化された物流プロセス実現へ2社が連携

▲RoboshuttleとOSARO社のロボットアームの協業の様子

今回、このそれぞれ高度な技術を持つ二社が連携を発表しました。利用の流れとしては、注文が入るとGeek+社のロボット「Roboshuttle」が注文商品の入ったコンテナボックスを見つけます。そして、そのボックスごとRoboshuttleが取得し、OSARO社のロボットアームが設置されているピッキングステーションまで運びます。ピッキングステーションではOSARO社のロボットアームが必要な商品を取り出し、梱包まで行うことができます。

マイクロソフトやソフトバンクも加入する一般社団法人オープンガバメント・コンソーシアムは、今後ロボットが社会課題を解決していくためにロボット同士やロボットとIoTシステムが連携していく必要があると言います。

例えば、オフィスを訪問した際、受付ロボットでチェックインをした後、今度は誘導ロボットが目的地まで連れていってくれたら迷うことはありません。また、もしこれらのロボットが会議室管理システムと連携していれば、リアルタイムで空いている会議室に案内できますし、空調システムと連携していれば、到着前に冷暖房の電源をつけることもできます。運搬ロボットに適切なタイミングでお飲み物を提供させることもできるかもしれません。

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▲ユニキャストが提供する受付ロボットサービス

しかし、現状ではロボット単体での技術開発のみが注力されており、連携の部分はまだ未発達であることを同団体は課題として指摘しています。今回、Geek+社とOSARO社という異なる企業間のロボットが連携したのは、ロボットが社会課題解決に役立つ第一歩と言えるのではないでしょうか。もしかしたらロボット同士が身近で連携している世界も遠くはないかもしれません。

株式会社ユニキャストは、人とロボットによる未来の共創を目指すソフトウェア開発会社です。当社では、新規ロボット・ITシステムソフトウェアの開発や最新ロボットの導入支援を行っております! ご関心がございましたら、こちらのページからお気軽にご相談ください。

出典:
経済産業省: 産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)
Geek+:Geek+ and DHL showcase the future of Robotics Automation in DHL’s Asia Pacific Innovation Center
Geek+社公式サイト
OSARO社公式サイト
一般社団法人オープンガバメント・コンソーシアム:「人とロボットの共生」実現に向けた実証実験報告書

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