光合成細菌。
じつは、光合成細菌にトライしたのは、これが初めてではない。
最初に光合成細菌を教えてくれたのは、薬剤師から農業に転職した、パパ友だった。
こーごーせーさいきん???
その時は、なんじゃそりゃ?という感じだったけど、その人は「その辺の池や水たまりの水をペットボトルに入れて置いておくと、赤い澱のようなものができるので、それを集めて増やすと光合成細菌になる」と教えてくれた。
その後、雑誌『現代農業』の光合成細菌特集を読んで、どうやらかなりすごいものらしいということがわかり始めた。
要するに、この培養に成功すれば、肥料買わなくてもいいってことですよね?
とは言え、水たまりから培養する根性はなく、とりあえず通販で適当に光合成細菌とエビオス錠を買い求め、培養を始めてみた。しかし、そのボトルはみるみる透明になっていき、多分光合成細菌の死骸であろう残渣だけがボトルの中に残って終わってしまった。本来は、光に当てたら、どんどん色が濃くなっていくはずなのに…
この経験は、ちょっとしたトラウマ体験となり、その後しばらく光合成細菌からは遠ざかっていた。
けれど、最近YouTubeを見ていて、また出会ってしまったのだ。光合成細菌に…
動画に出てくる農家の方々は、2リットルのペットボトルを使っていとも楽々と光合成細菌を増やしまくっている。それに感化され、今回は動画でお勧めされていた、桜めだかさんの光合成細菌を買ってみることにした。
エビオス錠にもトラウマがあるので、ちょっとお金を出して培養液も買うことにした。『ふやしてPSB』という、かわいい(?)名前がついている。
500ミリリットルのペットボトルにワンプッシュなので、アホほどたくさん培養できる。2リットルのペットボトルはほとんど買わないので、500のペットボトルで増やしたら、あっという間に増えてしまった。窓辺に置くと、1日でかなり色が濃くなり、数日すれば、血液のような赤黒い色になる。
あー、楽しい。
ここのところ、毎日苗たちに培養した光合成細菌を与えているが、かなり調子が良さそうだ。レモンやローズマリーも、ぐいぐい新しい葉を伸ばし始めている。
ミミズ堆肥と合わせてブチ込んだところ、去年葉っぱを大量に落としてしまったレモンが芽吹いてくれたのが、めちゃくちゃ嬉しい。
光合成細菌にお昼寝の場所をとられてしまったワンコは不満そうだが…。あと、ドブみたいな臭いがする。薄めて使うので、私は耐えられるが、鼻が敏感な息子は走り去っていく。。
今年はこの光合成細菌の効果も時々レポートしたいと思う。
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