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Azukaritai の仕事ー#01「SuperGoodMeetings のQAエンジニアリング」

縁の下の力持ちという言葉がぴったりの Azukaritai。
プロダクト継続保守開発、QAエンジニアリング、SRE、Azukaritai のサイトを見ると、聞きなれないエンジニア用語が並んでいます。
実際にどんな仕事をしているのかー Otasuketai がインタビューさせていただきました!

今回は、株式会社コパイロツトが運営する SupeGoodMeetings というクラウドサービスの QA エンジニアリングについて担当の村穂さんに伺いました。

村穂さん:Azukaritai チームのQAエンジニア。テストの設計から実施、mablによる E2E テストの自動化によってプロダクトの品質を保障する動きをしています。

SuperGoodMeetings はどんなサービスですか?

 SuperGoodMeetings(以下SGMs)は、ミーティングを活用してプロジェクト推進をサポートするサービスです。
ユニバの Z1 チームと、プロジェクト推進のノウハウや実績を多く持つ株式会社コパイロツトさんと一緒に「どうすれば誰もがミーティングを中心にプロジェクトを推進できるようになるか」を議論しながら開発を進めています。


SuperGoodMeetings のQAエンジニアリングではどのようなことを行っていますか?

 SGMs は「スクラム」という手法で開発を進めていて、2週間に1回という早いサイクルで機能をリリースをしています。
Z1 は持ち前の実装力やデザイン力を活かし、新規機能の実装や機能改善などをメインに行います。Azukaritai は QA のノウハウを活かし、Z1 が実装した機能のテストを行ったり、バグの修正優先度をプロダクト価値の観点から選定する動きなどを行っています。効率の良さの兼ね合いから、ユーザーからの問い合わせ対応なども行っています。

Azukaritaiならではのユニークな動きはありますか?

 テスト後、見つかったバグを報告するだけではなく「どういう優先順位でバグ修正するとプロダクトにとって一番いいか」を考えるところまでやるとのは QA のノウハウを広く持っている Azukaritai ならではな気がします。
アジャイル開発の QA 活動は、ウォーターフォールと同じようなやり方マインドで取り組むと上手くいきません。アジャイル開発の QA 活動で重要なのは開発チームを巻き込んだ品質向上活動、自動化、計画的な作業スコープの調整です。そういったノウハウを持っているからこそできる動きを SGMs で取り組めていると思います。

 カスタマーサクセス(以後 CS )の相談を受け、ユーザーからの問い合わせに直接対応するようになったのも Azukaritai ならではと言えるかもしれません。
それまではユーザーからの声を CS が受け取り、CS が分からなければ QAに問い合わせするという連携がとられていました。でも、仕様を把握できている QA が直接ユーザーの声を聞けた方が早く回答できるしユーザのニーズや使用状況を知ることができて QA 活動の参考にもなるよねという話になり、現在はその体制が取られています。
サービスの成長に伴走することが Azukaritai のコンセプトの1つなので、サービスの成長に応じて肥大化するような業務をより良くする動きに積極的に取り組むのは Azukaritai らしいかなと思います。

今はどんな課題に取り組んでいますか?

 Azukaritai はサービスの成長に合わせて提供するサービスを柔軟に変えます。そうなったときに重要なのは、「どの業務にどれだけの工数をかけるのがサービスにとってベストなのか」といったトレードオフの考え方だと思います。しかし、このトレードオフを高い納得感を作りつつ実行するというのがまだ難しいと感じていて、そこが今の課題だと思います。自分は QA を専門に行っている手前、まずはテスト活動でこのトレードオフの納得作りを成功させたいと思っています。

これまでに解決した課題はありますか?

 E2Eテストの自動化ツールを駆使しして、肥大化するプロダクトのテストをこれまで通り網羅的にテストできるようにするのは上手くいったと感じています。余談ですが、アジャイル開発の QA 活動のノウハウを持っているだけでなく、実行できる技術力も備わっている状態になってきたのは SGMs で色々なトライをさせてもらっているのが大きいと思います。

お客様とのコミュニケーションはどのように取られていますか?

 SGMs の理想の状態を考えながらクライアントとやり取りすることを意識しています。クライアントと同じ目線になって、対等に議論できるようにならなければ、と思っています。

ありがとうございました!

今回はAzukaritaiの仕事内容の一部をご紹介させていただきました。
「作る」ところに焦点が当たりがちですが、その裏で支えている方々がいるからこそ、私たちが快適にサービスを利用することができるんだなぁと感じたインタビューでした。


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