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【新卒社会人向け】引越しマニュアル

私は、京都の大学で1人暮らしをしていたのですが、就職を機に東京へ引っ越すことになりました。

その際、考えるべきことがかなり多かったので、これから新卒社会人として引っ越しをすることになる皆様のため、そして自分用の備忘録として、引っ越しの時にするべきことを、まとめてみます。

引越し日時の決定

まず始めに、引越しの日時を決定しましょう。

というのも、「引越し業者の見積もり・値段交渉」の際に、「日時」と「荷物」の入力が必要になってくるからです。

つまり、これが決まらない限り、次のステップに進むことができません。


具体的には、「旧居で荷物・家具を持っていってもらう日」または「新居で荷物・家具を受け取る日」のどちらかを決めましょう。

何を持っていくかの決定

次に、新居に持っていく家具を決めましょう。

これも、見積もりの段階で必要になってくる情報なので、必ず確定させましょう。

というのも、この段階で、業者が引越し当日に持ってくるトラックのサイズが決まるのです。

小さめの家具なら、後で追加で持っていってもらうことも可能ですが、見積もり時に伝えてなかった複数の大きい家具を、やっぱり後から持っていきたい!となると、最悪の場合、トラックに積められません。

どの家具を持っていくかは、必ず確定させましょう。


逆に、ダンボールの数については、割と適当で大丈夫です。

一人暮らしの場合、大10個と小10個で足りると思いますし、値段の変動もそれほど無いと思います。

また、ダンボールは引越し契約時に送ってくれる業者がほとんどなので、わざわざ自分で手に入れる必要は無いです。

引越し業者の見積もり

日時・持っていくものを決めたら、引越し業者を決めましょう。

決め方ですが、基本的には一括見積りサービスを使うのが良いでしょう。

ググれば色々出てくると思いますが、おすすめは【引越し侍】と【SUUMO引越し】です。

両者のメリット・デメリットですが、


・【引越し侍】のメリット:数多くの一括見積もりサービスの中で、1番多くの業者と比較することができます

・【引越し侍】のデメリット:電話番号を入力する必要があるため、営業の電話がたくさんかかってくる


・【SUUMO引越し】のメリット:電話番号不要。メールアドレスのみで見積もりができるため、鬱陶しい営業の電話がかかってこない

・【SUUMO引越し】のデメリット:【引越し侍】ほど多くの業者と比較できない


このようになっております。

電話がかかってくるのを覚悟の上で、とにかく多くの業者と比較して最安値を見つけたいなら【引越し侍】が良いでしょう。

一方で、見積もりの段階で電話がかかってくるのは絶対イヤ!という方は、【SUUMO引越し】が良いと思います。

個人的には、どうせ詳しい見積もりをする段階や契約締結時には、電話でのやり取りがメインになってくるので、【引越し侍】を使うのが一番だと思います。


ところで、一括見積りサービス以外にも、不動産仲介業者や大学生協の紹介によって割引してくれる業者がいる、という人もいるかもしれません。

しかし、安易に紹介された業者に飛びつくのはおすすめしません。

後から説明しますが、割引されたとして提示された金額よりも、割引されていないはずの他の業者の提示した金額の方が安い、ということはよくあるからです。

ただし、不動産仲介業者や大学生協からの紹介があるということは、それだけ信頼できる業者だと言えるので、引越し時の対応が良い可能性が高いです。

そのため、紹介された業者に対して、他社では○○円だったので、安く出来ないか?と値段交渉を持ちかけるのが、一番上手いやり方だと思います(この点についても後に詳しく述べます)。

値段交渉

見積もり一括サービスを使うと、最安値が算出されると思います。

しかし、安易にその最安値の業者に飛びつくべきではありません。

何故なら、その値段を他社に提示することで、より安い金額を提示してもらえる可能性があるからです。

とは言え、大量の業者に金額交渉するのは疲れてしまいますよね。

そこで、以下のような手順で値段交渉するのが、一番効率が良いと思います。

1.一括見積りサービスで算出された最安値の業者に連絡し、金額を確定させる

2.1の業者以外に、3~4社選ぶ。「引越し業者の見積もり」の最後の方で話したように、紹介割引がある業者から選んでも良いし、一括見積りサービスにおいて2番目、3番目に安い業者にしても良い。とにかく、3~4社を選ぶ。

3.2で選んだ業者のうちの1つに、見積りの依頼をする。見積もり金額を伝えられた時に、「他社では○○円だった(1の最安値)」と伝える。

4.3を繰り返す。

このようにすれば、効率良く値段交渉ができ、一括見積りサービスで提示された最安値よりも安い金額が出る可能性も高いです。


ここで、値段交渉において注意したいことを挙げます。

それは、他社に対するネガキャンに惑わされないことです。

各引越し業者の営業は、あの手この手で、言葉巧みに、全力で自分たちのところで引越しさせようとしてきます。

実際、私が見積もりを依頼したある大手引越し業者の営業は、その時点で最安値を出していた業者に対して

・「小さいところですね」

・「電話だけでの見積もりだと、正確な見積もりができてない」

・「中小業者のトラックの容量はギリギリだから、荷物を積みきれず追加料金を取られる」

・「大手の方が実績があり安心」

・「洗濯機を取り付けてくれない」

などと言って、値段交渉に取り合ってくれませんでした。

しかし、それぞれの言動に関してですが、

・「小さいところですね。大手の方が実績があって安心ですよ」←確かに知名度はやや低いかもしれないが、ググれば実績はいくらでも出てくる。それに、どんな業者でも良い口コミ、悪い口コミ両方ある。

・「電話だけでの見積もりだと、正確な見積もりができてない」←家具のサイズをしっかり伝えているので、自分が大きな家具を運ぶことを隠蔽しようとしない限り、見積もりは正確だと言える。そもそも、直接訪問で見積もりをしてもらったところで、営業が見誤ってギリギリのトラックにしてしまう可能性は十分ある。

・「中小業者のトラックの容量はギリギリだから、荷物を積みきれず追加料金を取られる」←実際に問い合わせたところ、そんなことは無かった。

・「洗濯機を取り付けてくれない」←取り付けてくれる。

このように、ツッコミどころがたくさんありました。

その上、最終的な最安値を提示してきたのは、結局、このネガキャンしてきた業者と同じくらい、知名度もあって規模も大きい業者でした。

大事なのは、営業の言葉を鵜呑みにせず、自分でちゃんと調べることです。

無料でダンボールを貰えるのか?洗濯機は取り付けてもらえるのか?など、自分が気になる点は、業者にちゃんと問い合わせるべきでしょう。

引越しに向けた準備

注意点としては、

・ダンボールは、ある程度分類して詰め込む。引越し先の同じ部屋で使うことになるものを、一緒のダンボールにまとめる。(例:本は全て同一のダンボールに)

・重いものを詰める場合(例:本)は小さいダンボールに。軽いものを詰める場合(例:洋服)は大きいダンボールに。

・食器は、業者から貰える梱包用紙や新聞紙で包みつつ、隙間が空かないように、余った梱包用紙をダンボールの中に詰め込む。

・冷蔵庫は前日にコンセントを抜き、温まってきたら水滴を拭き取る。それを見越して、冷蔵庫の中身をちゃんと空にしていく。

くらいでしょうか。

ここらへんは、業者の方がちゃんと説明してくれると思いますし、適当にググればいくらでも注意点が出てくると思うので、割愛します。

引越し当日

業者に全てを任せてください。

一応、契約通りの内容が履行されているかどうか、ちゃんと監視すべきでしょう(例:壁に傷をつけないよう保護してくれているか、洗濯機をちゃんと取り付けてくれているか)。


以上です。

皆様が快適な引越しライフをお送りできることを願っております。

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